TEAM KIMUTATSU
チームキムタツ

山原 明 先生

奈良県 /

東大寺学園中学校・高等学校

山原 明 先生

ユメタン

How ‘Yume-Tan’ Changed the Way I Teach English
―『ユメタン』が僕の英語授業を変えた!

For the past seven years, I have seen, as an English teacher, students play cricket, and sometimes play cricket in English. They can reach their intended destination of communication despite their low English ability. Every time I lead them on the cricket tours abroad – Vanuatu, Sri Lanka, Indonesia and so on, I totally agree with the view that English education in Japan should shift to “a practical science” from “a pure (or basic) science”. By which I mean that detailed analyses of English sentences during classes are of little use in this global age, when English is a tool to talk and relate to others with, and should enable high school students to overcome the language barrier in the face of difficulties in communicating with non-Japanese speaking people. In light of this, my twenty years’ teaching experience suggests the need for practical English education in place of traditional education.
A few years ago, in a bookshop, I came across a series of books for building vocabulary, named ‘Yume-Tan’. The uniqueness of these books is that the accompanying CDs give Japanese phrases but students have to say English words or short sentences related to them. Learning to give a quick response to Japanese in English is sure to impact junior or senior high school students in Japan. Our duty as teachers of English is not to spend the majority of a class giving them clear and detailed commentary on English grammar (what I called “a pure science” ) but to make them speak English for as long a time in class as possible.

英語を使って活動をさせる、つまり生徒が英語を口にすることで英語の授業に動きがでます。英語でスポーツ交流などをしてみるのもいいでしょう。確実に生徒たちは、コミュニケーション能力を伸ばしていきます。
実学が流行り、虚学が翳ることには反対です。虚学から学問が始まるのですから。英語を使って虚学をするような生徒を育てるのが理想でしょう。ですから、英語を対象とした虚学をする必要はありません。それは、言語学者の仕事です。私たちは、中高の教員なのですから。
『ユメタン』に出会ってから、授業が変わりました。生徒が楽しみにしてくれる授業。みんなで声を出す授業。CDから流れる日本語を素早く英語にさせる。隣の生徒と、グループ別に、われわれ教員と、競争させる。一人の生徒に教壇でやらせてみる・・・いろいろな使い方が考えられます。もちろん、ユメタンフレーズを使えば、エッセーコンテストにも応募させられます。教員がユメを捨てず、熱い授業を続けていきたいですね。

Posted on: 2013年7月17日(水) 17:19  |    

福島 卓也 先生

鳥取県 /

鳥取県立鳥取東高等学校

福島 卓也 先生

2012年11月。「女性にも教育を」と訴えていたパキスタンの15歳の女子が武装集団の銃撃を受けました。一命を取り留めた4か月後。砕けた頭蓋骨の穴はチタン板で覆われ,耳には聴力回復器具が埋め込まれ…でも彼女は逞しく生き続けています。彼女の名はマララ・ユスフザイ。「神に授かった新たな命は,人助けに捧げたい」と,マララさんは今後の夢をこう語ったそうです。こんなマララさんの境遇と生きざまに鳥取県のある高校生Aさんは「学ぶ意味」を見出しました。「マララさんにとって勉強とは生きることであり,存在の証明ではないかと思う」とは彼女の解釈。夢と目標を持ち,志高く毅然と生きる姿は,国境も世代も超えて人を啓発する力を持ちうるんですね。

「夢タン」「夢ジュク」「夢リス」「夢勉」…木村達哉先生が執筆・監修される教材・本の多くは,「夢」で始まるタイトルを冠しています。この軸は常に一貫。こだわりですらありましょう。しかしそれは木村先生にだけ限ったものではありません。木村先生をハブとして全国に広がる「チームキムタツ」メンバーも「生徒の夢をかなえるために!」という一念で「もっと生徒に力のつく指導を!」と日々奮闘しています。

今後,変化するのが当たり前の時代になります。ゆえに変化への対応力がよく取りざたされています。しかし,そうはいっても学びには不易というものがあります。人生は選択の連続だからこそ,その選択の軸になるものも必要です。その不易・軸をなすものに,自分の目標に向かって粘り強く努力する,思い通りにいかない状況にあっても頑張りつづけられる…そんな力があります。これはいみじくもマララさんが示してくれている通り。

ゆえに私達指導者は教えすぎることを回避せねばなりません。生徒が自分で考え,生徒が成長するのを辛抱強く待たねばなりません。あれやこれやとたくさんの手荷物を持たせて旅立たせるのではなく,獲物の取り方を習得させて旅立たさねば生徒の自立は促せません。学習する生徒も,自己実現を他者に依存する体質を払拭せねばなりません。自分で取りに行き,自分でやったことしか本物にはならないからです。

本校でも採用実績のある「夢タン」「夢リス」は,このことを生徒のみならず私達指導者にも教えてくれる良質の教材だと確信しています。温かさに満ちた生徒目線を忘れることなく編集され,それでいて徹底的に繰り返さないとものにはならないという学びの厳しさを容赦なくぶつけてきてくれます。「夢タン」が私達に夢を語りかけ,「夢リス」が毅然とした学習の仕方を指南してくれます。躍動感とライブ感を感じる教材ほどやりがいのあるものはありません。だからでしょう,使い込むほどに「夢タン」「夢リス」にはまっていく生徒が増殖していくのは…。

「チームキムタツ」の一員としての私の夢は,女性への教育が保障されるようになったパキスタンでマララさんとAさんが英語で人生と今後を語り合う姿に触れることです。Aさんが「夢~」シリーズに学んでいれば,もっと嬉しいですね。そうして「英語が使える」から「英語が使えたよ!」という声が卒業生達から聞かれるとき,私達の夢は叶い,そしてそれと同時にまた私達が次の夢に向かっていく原動力が生まれます。

全国の先生方そして高校生の皆さん,私達の恵まれた教育環境に感謝しながらまた今日も頑張りましょう!

Posted on: 2013年7月11日(木) 23:15  |    

丸山 晃 先生

鹿児島県 /

ラ・サール中学校・高等学校

丸山 晃 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン0(中学修了~高校基礎レベル) / 夢をかなえる英単語 ユメタン1(センター試験レベル)

中学1年生から受け持った生徒たちも、現在高校1年生です。彼らが中学2年生になるときに『ユメタン0』を配布して以来、私の授業はほぼ一貫してユメタンの音読から始まってきました。元気よく単語を読むことで授業の幕が開くと、休み時間モードがスッと授業モードに切り替わります。中2の4月から1年半かけて、『ユメタン0』は7周しました。文法のオリジナルプリントにユメタンの単語を大量に組みこんだり、口頭英作文の素材にしたりしながら、生徒たちの単語力はユメタンとともに培われてきたと言っていいです。常に授業で「単語学習」に触れてきたことで、生徒たちも単語力の重要さは十分わかってくれているように思います。ユメタンで「一度に100単語」というペースに慣れているせいか、高校に入ってから教科書を2パートずつ進んでも、新出単語が「多すぎる」と感じることはまずありません。

中3の2学期から『ユメタン1』に入り、現在2周目が終わりました (高校から入学した生徒は1周目)。もちろん、1周や2周しただけでほとんど完璧に1000語を覚えてしまう生徒はそうそういないのですが、1冊の単語帳を繰り返し用いて単語に触れ続けることで、生徒たちの単語力は着実に向上しているように思います。CDが充実しているのも、「ユメタン」を採用する際の重要なポイントです。日頃のさまざまな活動にユメタンの単語を絡ませながら、単語力に自信のある生徒を育てていきたいと思っています。

Posted on: 2013年7月11日(木) 23:00  |    

伊藤 智 先生

愛知県 / 高1

愛知県立一宮高等学校

伊藤 智 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン1(センター試験レベル) / 夢をかなえる英単語 ユメタン2(国公立大2次・難関私立大レベル)

この3月に卒業した生徒たちは、私の中では「『ユメタン』1期生」とも言える生徒たちでした。高2の9月から『ユメタン①』を2周し、高3の1学期から『ユメタン②』を1周した後、夏休み半ばからは再び『ユメタン①』を1周しました。センター試験後は『ユメタン②』に戻りました。

英語Ⅱやライティング、リーディングに関係なく、どの担当者もどの授業でも、冒頭の時間は『ユメタン』の音読で始まりました。本編を使ったり、各ユニット末のリストを使ったりしました。「速攻読み」と称して、1番(各ユニット最初の単語)から、または100番(各ユニット最後の単語)から最高速度で読ませたりもしました。とにかく日替わりで様々なパターンで読ませました。単語だけでなくフレーズも読ませましたし、「練習用紙」を配布して単語を書かせたりもしました。生徒たちは概ねよく取り組んでいました。もちろんCDを使いました。彼らの声によると、授業中に10分~15分の学習時間を割いたことやフレーズまで学習したことが効果的だったそうです。

当初は1週間で100語という数に不安はありましたが、案外やれるものでした。次第にこれくらいでないとたるく感じたのを覚えています。

小テストは週に1回実施し、20点満点中18点以上を合格としました。不合格者には追試を課すことで学習へのモチベーションを維持しました。

また、3年生の授業の予習をする時にはマニアックなほど単語を『ユメタン』でチェックしました。ていねいに1つ1つの単語を『ユメタン』で調べ、授業の際に「これは『ユメタン①』の○○番」「これは『ユメタン ゼロ』に載ってる」などとコメントをして、単語学習の重要性を間接的に説きました。これも生徒たちのモチベーションを上げるのに役立ったようです。チェックを続けて分かったことですが、国公立大学の二次試験の問題でも、鍵となる単語の多くは『ユメタン①』に載っているものだということでした。改めて「『ユメタン』恐るべし!!」を感じました。

現在担当している1年生はこの7月に『ユメタン①』を全員購入し、夏休みから学習を始めます。早く学習を始め、反復を増やして定着の度合いを上げるのが狙いです。でも、CDをフルに活用し、リスニング力やスピーキング力も同時につけるような学習をするように指導するのは変わりません。生徒たちが『ユメタン』を使って「使える英語」の土台をつくり、SSHの行事等でも海外へ飛び出していく、そんな光景を夢見るのが英語教師としての今の私の夢の1つです。いつも生徒たちが『ユメタン』を購入する姿を見るたびに、感慨深くそんなことを感じています。

Posted on: 2013年7月11日(木) 22:59  |    

大藪 良一 先生

福岡県 / 高2

久留米大学附設高等学校・中学校

大藪 良一 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン0(中学修了~高校基礎レベル) / 夢をかなえる英単語 ユメタン1(センター試験レベル) / 灘高キムタツのセンター試験英語リスニング合格の法則(実践編) / 灘高キムタツの東大英語リスニング / キムタツの東大英語リスニングBASIC / キムタツの東大英語リスニングSUPER

木村先生のブログをご覧の皆さん、はじめまして。チームキムタツでお世話になっている、久留米大学附設高等学校・中学校の大藪良一といいます。木村先生のご厚意により、このコーナーで私のとってのチームキムタツを少し書かせていただきます。

木村先生に始めてお会いしたのは、かれこれ5年くらい前のことですが、その出会いは衝撃的なものでした。今までに無い自分を発見できた衝撃的な夜でした。割と多数の先生がその夜のことをご存じなので、ここではその話は割愛させていただきますが、福岡、大阪、東京、鹿児島とあらゆるところで木村先生やチームの仲間にはお世話になっています。そこで木村先生やチームのみんなと会うたびにたくさんの元気をもらっています。

我々教員は日頃から授業の進め方、生徒・保護者との人間関係、学校のシステム、同僚との人間関係など様々なことで悩んでいる人が多いと思います。私も授業のことで色々と悩み、そして失敗を怖れて自信を持って生徒達と向き合えないことがありました。

そんなとき大阪で木村先生、帝塚山高校の西山先生と食事をする機会がありました。お二人の先生から英語教育だけでなく色々な話を聞かせてもらい、とても楽しい時間が過ぎていきました。あっという間に時間が過ぎ会計をしようと思ったその時、木村先生の手帖の表紙に書いてある大きな文字に気がつきました。そこには「失敗しよう!」と書いてありました。驚きました。失敗をしないように日々何とか取り繕っていた私には衝撃的な言葉でした。何より、木村先生のように様々な経験をした先生が、失敗を怖れずまだ何か新しいことをやろうとしていることに感銘を受けました。

そんなチームキムタツで、英語の教授法はもちろん、木村先生の話やチームのみんなとの話の中で学級経営や担任としての心得など様々なことを学ぶことが出来ました。また教員同士、共通の悩みなどを打ち明けて本音で話すことができる仲間がいることは心を強くしてくれています。先生方も積極的にイベントに参加して、そして食事会などで交流を深めることをお薦めします。

木村先生にはこのコーナーで私の使っている教材やその使い方を書くように言われていたのですが、チームキムタツで起こった(起こした?)出来事を思い出しているうちに、苦しかった時期を何とか乗り切ったことを書きたくなってしまい教材については全く触れずじまいでした。それについては木村先生にもう一度チャンスを与えてもらいたいなぁ~と思っています。木村先生、また書かせてください。

そして、チームのみんなや新たにチームに加わった先生方とお話しできる機会を楽しみにしています。

Posted on: 2013年7月11日(木) 22:04  |    

濵﨑 春奈 先生

福岡県 / 高2

追手門学院大手門中学校高等学校

濵﨑 春奈 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン1(センター試験レベル) / キムタツのセンター試験英語合格の法則 語彙・語法・文法・発音

現在2年生は、ユメタン①を使って毎日100問のテストをしています。昨年までは50個ずつだったので、最初は「ぜったい無理!」「100個は覚えられない!」というネガティブな発言が飛び交っていました。しかし、「大丈夫!ユメタンを信じて毎日頑張ろう!」と言い続けた結果、今では100個の単語を6分程度で書きあげるほどになりました。

単語が身に付いた生徒たちは、エッセイコンテストで優秀な成績をおさめたり、英検に次々と合格したりしています。ユメタン②までマスターした3年生の中には、英検準1級の1次試験に合格した生徒もいます。「面接試験でもしっかり話せました!」と報告に来てくれたので、結果を楽しみにしているところです。

また、生徒たちが「ピンクのしましま」という愛称で呼んでいる「センター試験英語合格の法則[語彙・語法・文法・発音編]」は、忘れかけていたことをさっと復習できるとあって、いつも持ち歩いて読み返しているようです。「先生、これはものすごくいいですよ!」と、生徒が他教科の先生にお勧めしているほどです。

伸びる生徒に共通していることは、主体的に、多少タフでも楽しみながら英語学習に取り組んでいるということです。夢を叶えようと毎日頑張る彼らに刺激を受けながら、私も一緒にトレーニングを楽しんでいます。

Posted on: 2013年7月11日(木) 21:48  |    

西山 哲郎 先生

奈良県 / 中3

東大寺学園

西山 哲郎 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン0(中学修了~高校基礎レベル)

帝塚山中・高の西山です。従来の私は、文法を教えるにしても
、長文を教えるにしても解説一辺倒でした。それでは、英語力
アップにはつながらないことに数年前に気付きました。

今は「反復」と「定着」をキーワードに、そして「使える英語」をテ
ーマに英語を教えています。

現在、中学3年生の男子を担当しています。中学英文法の総復
習にと、採用したのが「ユメブンゼロ」でした。文法問題を解くだけ
に終わらない、つまり「使える英語」というテーマにぴったりの教材。

例文の音読&暗唱に始まり、文法問題、ディクテーション、英作文
へと続くそのタフさが、英語の反復と定着にもってこいなのです。実際、
ユメブンを何周も繰り返している生徒たちからは、「しんどいけど、英語
を忘れなくなりました!」「英会話の授業で外国人の先生と会話ができ
るようになりました!」といった声が寄せられています。

また、「ユメタンゼロ」は4周目に入り、生徒たちには、毎週50個のフレーズ
の反復を課しています。最初はタフすぎて、悲鳴を上げていた彼らも、今や
CDを使ったクイックレスポンスを意識し、着実に単語だけでなくフレーズ
や英文を覚えています。その結果、単語力のみならず、文法力、そして
リスニング力が着実に伸びています。

このように。英語力全般を伸ばし、「使える英語」を身につけるためには、
「英語を使う」場面を積極的に増やす必要があります。私自身に留学経験
はありません。しかし、習った英語をその日に復習し、積極的に使うことで
英語ができるようになりました。

その成功体験をまず授業という場で実践していきたい。授業や家庭学習で
英語を反復する場面を増やすことで、英語が少しずつできるようになるから
です。

英語が身に付けば、世界が広がります。生徒たちにはグローバルに活躍
する人材へと育って欲しいと願っています。堂々と英語で外国人と渡り合
い、そして日本を世界に発信できる人材へと育って欲しいと願っています。

もちろん、私自身も英語学習者として、「使える英語」を身につけるため、
英語に触れる時間を増やし、努力を続けます。

日本全国の英語教師にみなさん、そして英語学習者のみなさん、共に日々、
頑張っていきましょう!よろしくお願いいたします!

Posted on: 2013年7月11日(木) 21:13  |    

高木 俊輔 先生

神奈川県 / 高2

鎌倉学園中学校・高等学校

高木 俊輔 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン1(センター試験レベル)

学生当時、英語が苦手だった私が一番感じていたのは「単語の壁」でした。暗記グッズを使ってみたり、ひたすら書いてみたり、様々な方法を試してみたもののなかなか覚えられず、一度覚えたはずの単語にまた出会ったときにも忘れてしまって意味が分からないときなどには悔しさのあまり「気合いが足らんのだ!」と自分で自分のアタマを叩いたりしていたのですが、今考えれば気合いの問題などではなく、単語の学び方を根本的に間違っていたのだと思います。

自分の学習者としての反省を活かして、担当している高2の生徒たちは毎回授業の最初の5分間にユメタン①を使ってトレーニングをしています。時には音声の速度を速めてみたり、音楽をかけたり、ペアワークを挟んだりしながら、今はユメタン①も4周目に入り、単語に触れる回数を少しでも多くすることを目標にしています。高1のときにユメタン0を導入した当初は音声を使わずに学習しようとする生徒が散見されましたが、使い始めて1年3ヶ月が経った今では効果を実感し、ほとんどの生徒がiPodなどを使ってクイックレスポンスをするようになりました。音声を使用し、何度も反復を繰り返した生徒の語彙の定着率の高さには驚かされるものがあり、私自身が学習者として体験した「単語の壁」を感じている生徒がとても少なくなったように思います。また半年前、1年前に学んだ単語が口をついて出てくる感覚が生徒の自信につながり、それが英語学習への更なる動機づけになっているという良い循環ができているようです。使い込んでボロボロになったユメタン①と、地道に頑張っている生徒たちの成績の伸びを見ると、継続することの効果を実感させられます。

生徒に授業の復習を課しているノートのコメント欄には、「初めて読む英文に知らない単語がありませんでした!」「最初は大変だったけれど単語が身に付いて分かるようになったら英語が楽しくなってきました。」「英語が苦手だったんですが、この間駅で外国から来た旅行者が困っていたので勇気を出して話しかけたらばっちり通じましたよ!」など、嬉しいコメントが寄せられるようになりました。これからも不断の努力を大切に、鎌倉から世界に飛び出していけるよう、生徒たちと一緒に伸びていきたいと思っています。

日本全国の英語学習者のみなさん!一緒に頑張っていきましょう!

Posted on: 2013年7月11日(木) 20:40  |    

加藤 仁恵 先生

東京都 / 高3

渋谷学園幕張中学校高等学校

加藤 仁恵 先生

夢をかなえる英熟語 ユメジュク

こんにちは、足立学園中高の加藤仁恵です。現在、高校3年生を担当しております。教師歴26年目になりますが、常に心がけているのは「教える側が楽しくなければ生徒が楽しいはずがない」「どんなに体調や気分が悪くても、生徒の前ではそれを見せず、常に100%を目指して授業をする」ということです。授業は、1コマの中で、音読英単語を使って単語の発音練習、ユメジュクを使って例文のシャドーイングまたはオーバーラッピング、夢リスを使って聞き取りおよびディクテーションと、50分のうちの半分近くを使って英文を聞かせ、声出しをさせています。これは、高3といっても基礎力が不足している生徒が少なからずいるため、単語・熟語・英文をとにかく口にし、目に焼き付けることで記憶にとどめ、定着させることを目指してのものです。高3にもなる男子が、そんなに声を出すのか、と疑問に思われるかもしれませんが、これが私自身も驚くぐらい大きな声を出すのです。私も彼らに負けないぐらいの声を出して、一緒に音読練習をしています。ユメジュクの例文などは特に、思わずくすっと笑ってしまうようなものもあり、楽しんでやっています。実際に昨年度もこの方法を1年間続けたところ、上位層・中位層の伸びはもちろん、下位層の底上げが実現し、受験の際に彼らにとっての大きな自信となりました。毎日、授業内だけでも大量の英語に触れることで、長文をじっくり読むことやリスニングの問題を一定時間聞き続けることに抵抗が少なくなったことが理由だと考えています。また今年度は、1単元が終わったところで、もっとも理解させたい内容や構文が含まれているパラグラフの全部または一部を全員に暗唱させ、テストをしています。これは紙ベースでの「〇点以上が合格」とは違い、誰もが満点でなければ、つまり完璧に言えなければ合格はもらえませんので、準備はきついけれども達成感も大きく、合格をもらった生徒はほんとうにうれしそうにしています。できないくやしさと、それを克服してできた喜びを味わっている生徒の顔を見るのは、教師としてもうれしいものです。こういった活動を通して「自分の力で乗り越える」ことを学んでほしいとも思っています。

今後も、接していく生徒の、目の前ではなく先の幸せを常に考えながら、英語はもちろん、あらゆる知識や教養を身に着けて将来の日本や世界に貢献できる大人に成長できるよう、指導を惜しまない教師でありたいと考えています。

Posted on: 2013年7月11日(木) 20:17  |    

梶原 靖英 先生

福岡県 / 高2

福岡市立福岡西陵高等学校

梶原 靖英 先生

ユメタン

2011.12.23の「一人勉強会in福岡」での木村先生のセミナーは、私の英語指導法を根本から変える契機になると同時に、私の人生を変えた。ユメタンが生まれる前の話や、今の木村先生がなされた数々の努力、そして包み隠さないリアルな生の姿を惜しげなく晒されたセミナーで、本物の教師とは、木村先生のことをいうのではないかと常々思うようになった。

私は塾・私立高校を経て、本校で8年目である。その間ずっといかに生徒にわかりやすく英語を教えるかを追求してきた。しかし、いつも疑問に思っていたことは、なぜこれだけ時間をかけているにもかかわらず、「生徒たちの英語力は伸びないのだろう」であった。通算10数年教えてきてその実感が全くなかったのだ。先のセミナーを機に、ユメタンの指導法を聴き、それを実行に移したかった。しかし、すぐにはユメタンの採用ができずに、その期を待っていた。泣く泣く、昨年度担任した1年生では、英単語集「Value1400」をキムタツ理論に当てはめて、1週間に70語。週3回の授業で、「①単語発音確認 (宿題でCDを聞いて)②英語⇒日本語のクイックレスポンス (宿題でCD聴きながら発音綴りの練習をさせたのち)③日本語⇒英単語 そして小テスト」という流れを1年間行った。授業は、「Almost All English」で授業を行い、文法説明を最小限にとどめ、読み→暗唱までの活動を行わせた。その結果、生徒たちはどうなったか?本校でまずあがったことがないと言われていた英語の偏差値が一気に上昇した。ベネッセの担当が驚くほど。進研模試やGTECの対策を講じることなく、どれも一気に上昇していた。入学段階で英語が過去5年間で1番悪い学年という汚名を返上することができた。現在は2年生となり、過去5年間で一番良くなっている。

驚くのはこれだけでない。私もこの一年間、生徒たちとともに発音し、暗唱し、手で文を書いたおかげで、15年間どんなにやっても上がらなかったTOEICのスコアが一気に100上昇した!今では自らが経験したことも含めて、キムタツ理論を生徒たちに自信をもって伝えている。木村先生の授業には、ふんだんに遊びの要素がある。遊びが学びにつながる、この無意識なシフトが生徒に多くの効果を与えているのだと思う。上記の現2年生はこの2学期からいよいよユメタンに移行する。Valueよりも遥かに家庭学習でのCDを使った発音練習がスムーズにできる等の利点があるので、最高の布陣になると期待している。木村先生のおかげで「奇跡」が起きた。これからもチームキムタツの一員として、受験勉強のための英語学習ではなく、社会で通用する英語を目指して、日々努力をしたい。目の前にいる生徒に最大限のことをしてやりたい。生徒の高校時代の一瞬一瞬が、再びもどることのないものだから。

Posted on: 2013年7月11日(木) 19:47  |    

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