KIMUTATSU BLOG
チームキムタツメンバーの教材活用事例

梶原 靖英 先生

福岡県 / 高2

福岡市立福岡西陵高等学校

梶原 靖英 先生

ユメタン

2011.12.23の「一人勉強会in福岡」での木村先生のセミナーは、私の英語指導法を根本から変える契機になると同時に、私の人生を変えた。ユメタンが生まれる前の話や、今の木村先生がなされた数々の努力、そして包み隠さないリアルな生の姿を惜しげなく晒されたセミナーで、本物の教師とは、木村先生のことをいうのではないかと常々思うようになった。

私は塾・私立高校を経て、本校で8年目である。その間ずっといかに生徒にわかりやすく英語を教えるかを追求してきた。しかし、いつも疑問に思っていたことは、なぜこれだけ時間をかけているにもかかわらず、「生徒たちの英語力は伸びないのだろう」であった。通算10数年教えてきてその実感が全くなかったのだ。先のセミナーを機に、ユメタンの指導法を聴き、それを実行に移したかった。しかし、すぐにはユメタンの採用ができずに、その期を待っていた。泣く泣く、昨年度担任した1年生では、英単語集「Value1400」をキムタツ理論に当てはめて、1週間に70語。週3回の授業で、「①単語発音確認 (宿題でCDを聞いて)②英語⇒日本語のクイックレスポンス (宿題でCD聴きながら発音綴りの練習をさせたのち)③日本語⇒英単語 そして小テスト」という流れを1年間行った。授業は、「Almost All English」で授業を行い、文法説明を最小限にとどめ、読み→暗唱までの活動を行わせた。その結果、生徒たちはどうなったか?本校でまずあがったことがないと言われていた英語の偏差値が一気に上昇した。ベネッセの担当が驚くほど。進研模試やGTECの対策を講じることなく、どれも一気に上昇していた。入学段階で英語が過去5年間で1番悪い学年という汚名を返上することができた。現在は2年生となり、過去5年間で一番良くなっている。

驚くのはこれだけでない。私もこの一年間、生徒たちとともに発音し、暗唱し、手で文を書いたおかげで、15年間どんなにやっても上がらなかったTOEICのスコアが一気に100上昇した!今では自らが経験したことも含めて、キムタツ理論を生徒たちに自信をもって伝えている。木村先生の授業には、ふんだんに遊びの要素がある。遊びが学びにつながる、この無意識なシフトが生徒に多くの効果を与えているのだと思う。上記の現2年生はこの2学期からいよいよユメタンに移行する。Valueよりも遥かに家庭学習でのCDを使った発音練習がスムーズにできる等の利点があるので、最高の布陣になると期待している。木村先生のおかげで「奇跡」が起きた。これからもチームキムタツの一員として、受験勉強のための英語学習ではなく、社会で通用する英語を目指して、日々努力をしたい。目の前にいる生徒に最大限のことをしてやりたい。生徒の高校時代の一瞬一瞬が、再びもどることのないものだから。

Posted on: 2013年7月11日(木) 19:47  |    

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