KIMUTATSU BLOG
チームキムタツメンバーの教材活用事例

高木 俊輔 先生

神奈川県 / 高2

鎌倉学園中学校・高等学校

高木 俊輔 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン1(センター試験レベル)

学生当時、英語が苦手だった私が一番感じていたのは「単語の壁」でした。暗記グッズを使ってみたり、ひたすら書いてみたり、様々な方法を試してみたもののなかなか覚えられず、一度覚えたはずの単語にまた出会ったときにも忘れてしまって意味が分からないときなどには悔しさのあまり「気合いが足らんのだ!」と自分で自分のアタマを叩いたりしていたのですが、今考えれば気合いの問題などではなく、単語の学び方を根本的に間違っていたのだと思います。

自分の学習者としての反省を活かして、担当している高2の生徒たちは毎回授業の最初の5分間にユメタン①を使ってトレーニングをしています。時には音声の速度を速めてみたり、音楽をかけたり、ペアワークを挟んだりしながら、今はユメタン①も4周目に入り、単語に触れる回数を少しでも多くすることを目標にしています。高1のときにユメタン0を導入した当初は音声を使わずに学習しようとする生徒が散見されましたが、使い始めて1年3ヶ月が経った今では効果を実感し、ほとんどの生徒がiPodなどを使ってクイックレスポンスをするようになりました。音声を使用し、何度も反復を繰り返した生徒の語彙の定着率の高さには驚かされるものがあり、私自身が学習者として体験した「単語の壁」を感じている生徒がとても少なくなったように思います。また半年前、1年前に学んだ単語が口をついて出てくる感覚が生徒の自信につながり、それが英語学習への更なる動機づけになっているという良い循環ができているようです。使い込んでボロボロになったユメタン①と、地道に頑張っている生徒たちの成績の伸びを見ると、継続することの効果を実感させられます。

生徒に授業の復習を課しているノートのコメント欄には、「初めて読む英文に知らない単語がありませんでした!」「最初は大変だったけれど単語が身に付いて分かるようになったら英語が楽しくなってきました。」「英語が苦手だったんですが、この間駅で外国から来た旅行者が困っていたので勇気を出して話しかけたらばっちり通じましたよ!」など、嬉しいコメントが寄せられるようになりました。これからも不断の努力を大切に、鎌倉から世界に飛び出していけるよう、生徒たちと一緒に伸びていきたいと思っています。

日本全国の英語学習者のみなさん!一緒に頑張っていきましょう!

Posted on: 2013年7月11日(木) 20:40  |    

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