帝塚山中・高の西山です。従来の私は、文法を教えるにしても
、長文を教えるにしても解説一辺倒でした。それでは、英語力
アップにはつながらないことに数年前に気付きました。
今は「反復」と「定着」をキーワードに、そして「使える英語」をテ
ーマに英語を教えています。
現在、中学3年生の男子を担当しています。中学英文法の総復
習にと、採用したのが「ユメブンゼロ」でした。文法問題を解くだけ
に終わらない、つまり「使える英語」というテーマにぴったりの教材。
例文の音読&暗唱に始まり、文法問題、ディクテーション、英作文
へと続くそのタフさが、英語の反復と定着にもってこいなのです。実際、
ユメブンを何周も繰り返している生徒たちからは、「しんどいけど、英語
を忘れなくなりました!」「英会話の授業で外国人の先生と会話ができ
るようになりました!」といった声が寄せられています。
また、「ユメタンゼロ」は4周目に入り、生徒たちには、毎週50個のフレーズ
の反復を課しています。最初はタフすぎて、悲鳴を上げていた彼らも、今や
CDを使ったクイックレスポンスを意識し、着実に単語だけでなくフレーズ
や英文を覚えています。その結果、単語力のみならず、文法力、そして
リスニング力が着実に伸びています。
このように。英語力全般を伸ばし、「使える英語」を身につけるためには、
「英語を使う」場面を積極的に増やす必要があります。私自身に留学経験
はありません。しかし、習った英語をその日に復習し、積極的に使うことで
英語ができるようになりました。
その成功体験をまず授業という場で実践していきたい。授業や家庭学習で
英語を反復する場面を増やすことで、英語が少しずつできるようになるから
です。
英語が身に付けば、世界が広がります。生徒たちにはグローバルに活躍
する人材へと育って欲しいと願っています。堂々と英語で外国人と渡り合
い、そして日本を世界に発信できる人材へと育って欲しいと願っています。
もちろん、私自身も英語学習者として、「使える英語」を身につけるため、
英語に触れる時間を増やし、努力を続けます。
日本全国の英語教師にみなさん、そして英語学習者のみなさん、共に日々、
頑張っていきましょう!よろしくお願いいたします!