KIMUTATSU BLOG
チームキムタツメンバーの教材活用事例

伊藤 智 先生

愛知県 / 高1

愛知県立一宮高等学校

伊藤 智 先生

夢をかなえる英単語 ユメタン1(センター試験レベル) / 夢をかなえる英単語 ユメタン2(国公立大2次・難関私立大レベル)

この3月に卒業した生徒たちは、私の中では「『ユメタン』1期生」とも言える生徒たちでした。高2の9月から『ユメタン①』を2周し、高3の1学期から『ユメタン②』を1周した後、夏休み半ばからは再び『ユメタン①』を1周しました。センター試験後は『ユメタン②』に戻りました。

英語Ⅱやライティング、リーディングに関係なく、どの担当者もどの授業でも、冒頭の時間は『ユメタン』の音読で始まりました。本編を使ったり、各ユニット末のリストを使ったりしました。「速攻読み」と称して、1番(各ユニット最初の単語)から、または100番(各ユニット最後の単語)から最高速度で読ませたりもしました。とにかく日替わりで様々なパターンで読ませました。単語だけでなくフレーズも読ませましたし、「練習用紙」を配布して単語を書かせたりもしました。生徒たちは概ねよく取り組んでいました。もちろんCDを使いました。彼らの声によると、授業中に10分~15分の学習時間を割いたことやフレーズまで学習したことが効果的だったそうです。

当初は1週間で100語という数に不安はありましたが、案外やれるものでした。次第にこれくらいでないとたるく感じたのを覚えています。

小テストは週に1回実施し、20点満点中18点以上を合格としました。不合格者には追試を課すことで学習へのモチベーションを維持しました。

また、3年生の授業の予習をする時にはマニアックなほど単語を『ユメタン』でチェックしました。ていねいに1つ1つの単語を『ユメタン』で調べ、授業の際に「これは『ユメタン①』の○○番」「これは『ユメタン ゼロ』に載ってる」などとコメントをして、単語学習の重要性を間接的に説きました。これも生徒たちのモチベーションを上げるのに役立ったようです。チェックを続けて分かったことですが、国公立大学の二次試験の問題でも、鍵となる単語の多くは『ユメタン①』に載っているものだということでした。改めて「『ユメタン』恐るべし!!」を感じました。

現在担当している1年生はこの7月に『ユメタン①』を全員購入し、夏休みから学習を始めます。早く学習を始め、反復を増やして定着の度合いを上げるのが狙いです。でも、CDをフルに活用し、リスニング力やスピーキング力も同時につけるような学習をするように指導するのは変わりません。生徒たちが『ユメタン』を使って「使える英語」の土台をつくり、SSHの行事等でも海外へ飛び出していく、そんな光景を夢見るのが英語教師としての今の私の夢の1つです。いつも生徒たちが『ユメタン』を購入する姿を見るたびに、感慨深くそんなことを感じています。

Posted on: 2013年7月11日(木) 22:59  |    

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