KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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御礼状

Posted on: 2014年4月18日(金) 11:40

nagasakihigashi
(長崎東高等学校にて)

ユメタン、ユメブン、ユメサク、ユメジュク、夢リス、そして
旺文社の速読4冊、啓林館リス・・・の採用をしてくださった
先生方に、毎日「お礼状を書く時間」を捻出してる。
(数研出版の『5Stege 英文法完成』も採用校や先生のお名前
を教えていただければ嬉しい。)

たまに採用した会社から印刷されたお礼状が届くことがあるが、
著者が直筆で書いたお礼状は頂いたことがない。

著者としては直接学校に出向いていってお礼を申し上げたほう
がいいに決まってるし、ちゃんと使い方を説明したほうが生徒
たちの力がアップするのは言うまでもない。

が、全部の学校を訪問するのは時間的に不可能だ。

だからせめてお礼状を書こうと思って、直筆で書いてる。

毎日最低でも5通ずつ書くことにして3年ほどが過ぎた。

必ず手書きで書いてるので、だいたい1通に10分程度かかる。

したがってお礼状を書く時間は1日1時間。

が、どう頑張っても5通×365日=1825通しか書けない。

採用してくださった全員に書きたいけど時間的に無理やなぁ。

あの人にはお礼状が届いたのに私には来ない!ってことになる
のは嫌やなぁと思って。でも・・・どうしようもない。

仮に毎日10通書いたとしても3650人の先生方にしか書けない。

全員には書けないけど、せめて心をこめて書こう。

というわけで、突然届きます。返事は多くの先生方がください
ますが、お気遣いないようお願いします。

ご採用くださった先生のお名前がわからない場合には、英語科
担当者様という形で届きます。

全員には書けませんが、皆さんに心から感謝しております。

ありがとうございます。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
中谷彰宏さんからお礼状が届いて感激したのは何年前か。
それ以来、自分も本を出したらお礼状を書こうと決めていました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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勉強

Posted on: 2014年4月16日(水) 11:28

shibahara3

NHKラジオでリスニング講座をされてる柴原先生とは親しく
させていただいていて、とってもいい勉強をさせていただい
ているのです。

仙台と福島県いわき市で一緒にチャリティーセミナーを行う
などしてきました。

柴原先生のフェイスブックを読み、まさに前から思っていた
ことと同じなのであまりに嬉しくて、自分もオフィシャルの
フェイスブックのほうに、英語教育に対する思いを書きました。

このHPのトップページから読めます。フェイスブックをされ
ていない方でも読めますので、よかったらお読みください。

テストのためだけに英語の勉強をしている人が多いように思う
のですが、それでは長続きしないと思うんですよ。

まずは英語をどうして勉強したいのかという想いや夢がある。

それを叶えるために英語を勉強するのではないかと思います。

TOEICを受けるぞ!とかTOEFLを受けるぞ!とか宣言しては
点数を競いあったり自慢したりするのは愚の骨頂です。

英語を極めたらこういうことをやろうと決めて勉強することが
何より大事なのではないでしょうか。

英語を勉強してもそれを使うことがないのであれば意味がない。
英語を勉強して、こういうことをやってやろうとワクワクしな
がらリスニングやスピーキングのトレーニングをすることこそ
英語の勉強の土台なのではないでしょうかね。

まずはやりたいことがあり→そのためには英語が必要だから→
その必要に応じた英語の勉強法があって→英語を勉強する。

フェイスブックに書きましたが、灘校で英語を教えるだけなら
もう僕は英語を勉強する必要はありません。現状でお釣りが来る。

福島や沖縄の子どもたちの声を、日本だけでなく海外のメディア
に届けたいし、その触媒となるために英語を勉強してるのです。

今の自分の英語力ではネゴシエーションなんてレベルではない。

中国語の勉強をする必要が出てくればそれを勉強するはずです。
韓国語も同じです。それ以外の言語もそうです。

テストを否定はしないけど、そのためだけに勉強をするのでは
せっかく培った英語力が泣きます。

その英語力を使って何をするのですか。単に就職のためのツール
なのですか。であれば否定はしませんが、もしそうならそれは勉
強ではありません。

英語力を高めて、さあ何をしましょうか。そう考え、ワクワクし
ながら勉強をし、その勉強を他の人たちの役に立つように活かす
ことこそ勉強をする目的なのです。

入試のために勉強をし、下線部訳や四択問題ばかりが上手くなっ
た子ども達を輩出し続ける日本という国の英語教育はどこに向か
うんでしょう。社会に出れば「やり直し英語」が待ってる日本人
の英語教育は絶対に根底から考え直すべきだと思っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
最近は都道府県の教育委員会から講演や模擬授業の依頼が
増えてきて嬉しいのですが、普段は授業がありますので
なかなかお受けできず、申し訳なく思っています。
今年は水曜日ならばお受けできるのです。ご考慮ください。
いつもありがとうございます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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夏は・・・

Posted on: 2014年4月16日(水) 0:51

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春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍のおほく飛びち
がひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて
行くもをかし。雨など降るもをかし。

秋は夕暮れ・・・冬はつとめて・・・

『枕草子』です。高校時代はこんなもん、暗唱してなにに
なるねん!と思ってたが、教養ってのはそういうもんやな。

今でも上の一節は空で言える。古文の先生に感謝してる。

ただ、個人的に言えば・・・

夏は広島。とりわけ8/6もしくは8/15あたりに訪れるがよし。
川のほとりにて祈りを捧げるもをかし。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今後の予定を立てています。夏は東京、広島、そして
最後に沖縄。広島でも沖縄でも祈りを捧げます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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大阪でセミナーやります

Posted on: 2014年4月15日(火) 22:51

yumesaku05

大阪でセミナーを行います。場所は追手門学院大手前中・高の
追手門学院大阪城スクエアというところです。

昨年の夏にここで大阪私学協会に依頼されてグローバル人材を
どう育てるかという講演を行ったのですが・・・

目の前にドーーーーーンと大阪城が見えて、すっげえ綺麗です。

今回のセミナーは英語の総合力を鍛える方法というタイトルが
付いているのですが、英単語や英文法、リスニングの指導から
英作文や英語を話す力にどう落とし込んでいくのかということ
について、授業を直接お見せしながら説明します。

日は4月29日(祝)です。

12時半から17時というロングセミナーですが、参加される先生
や大学生、予備校の先生方はどうぞ宜しくお願いします。

申し込みはこちらからです。
↓ ↓ ↓
http://ndsnet.com/alc-event/20140429

今回は『ユメサク』の共著者である、東大寺学園の西山先生も
一緒に行います。西山先生も楽しみにされています。

実際、生徒たちが授業中に4技能を使うといってもある程度の
力が備わってないと、形だけの授業になってしまいます。

英語を使った、英語を聞いた、音読した・・・

こういった体験をしながら英語力を身に付けていくのですけれ
ども、「英語がわかった」という体験を重ねないと家庭学習に
はなかなか結び付かないのではないでしょうか。

できる感覚を身に付けてはじめて「よし、自分でも勉強しよう」
という気持ちになるのではないかと僕は思っています。

そういった部分も含めて、セミナーでお話をさせていただこう
と思っていますので、参加される皆さんは宜しくお願いします。

 

今日もブログにおいで頂きまして、ありがとうございました。
月の横の金星が美しいなと思っていたら、火星でした・・・
英語しかできないって、本当に悲しいことです。
そんな僕はいま日本史、特に戦争近辺のことを勉強しています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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手紙

Posted on: 2014年4月15日(火) 18:03

letters

北海道登別明日中等教育学校でユメブンクラブが結成されて
生徒たちが英文法の勉強を主体的に行ってるらしい。

と、伊藤先生からご連絡を頂いた。

そこでさっそく生徒たちに手紙を書いたのです。

主体的に勉強してる姿勢は素晴らしいと思ったので。だいた
い教員に強制されないと勉強しない生徒が多すぎるので。

あなたたちは素晴らしい!と書いて送った。

そうするとひとりひとりから手書きの手紙が届いたのです。

これは嬉しい。

取りまとめてくださった伊藤先生、ありがとうございます!
また宝物が1つ増えました。感謝感謝です。

生徒たちに英単語と英文法の定着させることが英語学習の
一丁目一番地であり、と同時に今後もそういった主体的な
学びの姿勢を大切にして生きるようお伝えください。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
指示待ち人間になってはいけませんよね。
学びは常に主体的に。教員はサポート役なのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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連勝

Posted on: 2014年4月14日(月) 0:06

base2

合宿から戻ってきて最初の練習試合を行いました。相手は神戸
市立葺合中学校。今までの練習試合では1勝1敗の相手です。

まぁ合宿でいろいろとやってきたので、練習試合とは言うても
選手たちは勝ちたかったんちゃうかなと思うのです。

2試合やって、1試合目が5-2、2試合目が10-2で勝ち、
今まであまり点が取れなかった打線やったのですが、なんとか
投手にくらいついてファールを打ちながら粘れました。

ディレードスチールなども決まり、練習でやってきたことが出
せたのではないかと思っています。

base3

練習でやっていないことは試合では出せませんわな。その逆に
いくら練習でやっていても試合では失敗したりしますわ。

「これだけ練習したんやから」や「絶対に失敗するわけない」
といった気持ちになれるまでトレーニングすることが基本です。

結局、英語の勉強も同じですわ。

総体まで練習試合や灘甲南定期戦や東灘区総体など、たくさん
の試合ができるので、日頃の練習でやったことを思い切って
トライすることが大事だと思っています。

今回の2連勝は意義のある勝利でした。

これからも練習をしっかりやって、本番に臨みたいと思います。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
禁酒の生活が続いています。だいぶ体調が戻ってきました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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さらに改善すべし

Posted on: 2014年4月11日(金) 21:41

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今年はどの学年にも所属せず、高2と高3を持つ。灘は中1で
担任を持つと6年間持ち上がりやけど、英語はネイティブ以外
に7人いるので、各学年1人ずつとして1人余る。

そこで6年持ち上がった人は1年間ヘルプとして、高2と高3
の1単位とか2単位とかを受け持つ。

今年の僕はその年なのです。

高2も高3も野球部員プラス一部の生徒しか知らないので、少
し緊張感はあるが、まぁ精一杯やろう。

来年の4月からはまた新中1を受け持つことになるんやろうな。

その時にはまた66回生で「ここはあまり上手くいかなかったな」
と思うところを改善して臨もうと思う。

そのためにも、この1年はここまでの6年間の振り返りと反省を
して、それをメモりながら改善点を書き出す作業が必須となる。

全員に合う英語教育はできないかもしれないけど、すくなくとも
真面目な生徒たちが「木村についていったのに英語が上がらなか
った」ということにならないよう、しっかりと考えて来年の4月
に入学してくる生徒たちに臨もうと思う。

何歳になっても教員は勉強ですね。

それはきっと小学校も中学校も高校も大学も塾も予備校もなにも
かも、先生と呼ばれる職種に就いてる人には全て当てはまること
になるんやろう。

卒業した生徒たちにも率直に自分の英語の授業について意見を尋
ねながら、さらに改善していこうと思っている。

 

今日もブログを覗いて下さってありがとうございました。
独善的になったら人間ダメですね。ほんまそう思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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追手門学院大手前中学校・高等学校にて

Posted on: 2014年4月11日(金) 9:44

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しばらく春合宿の写真が続きます。本文の内容とは関係ないが、
生徒たちと保護者の方々が喜ぶのでアップします。

先般、大阪の追手門学院大手前中学校・高等学校での教員研修
の講師に 招かれて行ってきた。

『ユメタン』を中学生全員にご採用頂いたんやけど、どのように
単語指導をすれば定着しやすいのかを全員で勉強したうえで
使わないと、新しい本を採用しても失敗しては意味がないという
ことで「ならば直接、著者に聞こう」ということになったらしい。

こういうムーブメントは今まであまりなかったと思う。

直接、著者を呼んで使い方を聞こう!

英語科の先生方は専任も常勤講師も非常勤講師も外国人講師も
参加されていて、さらに驚いたことに他教科の先生方も参加されて
いた。体育の先生、数学の先生、社会の先生、理科の先生・・・

担任の先生方も一緒になって勉強し、生徒の面談やLHRの際に
お使いになるのだろう。

「お前、単語覚える際にはCD使ってクイックレスポンスやって
るか」とか「フレーズ使って瞬間英作文やってるか」とか
英語科だけでなく担任の先生方も一枚岩になって指導していれば
学校全体の英語力がどんどんアップするのは言うまでもなかろう。

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研修の講師にお招きくださった木内校長先生には感謝するとともに
参加された全ての先生方に敬意を表したい。

ありがとうございました。また呼んでください。こちらの授業や
部活動の時間と重ならなければいつでも行きます。

また他校でも同じような「著者に聞こう」の企画があるのであれば
いくらでも協力したい。

こういった草の根的な運動で日本人の「使える英語力」がアップ
するのはとても嬉しい。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
福島県の磐城高校さんに8月に行けそうです。

 


kimutatsu

どーせ無理を禁止しよう

Posted on: 2014年4月9日(水) 0:22

baseball

入学式が終わりました。校長先生の「君たちの机椅子にはノー
ベル賞受賞者の野依先生や現在の東大総長である濱田先生をは
じめ、世界中で活躍しているOBたちが座って勉強されたのだ」
という言葉に、教員席に座っていた僕まで背筋が伸びました。

今日入学した生徒たちも、その「世界で活躍するOB」にいつ
の日か加わることを願っています。

灘の生徒たちだけでなく、中学や高校に入学された全ての生徒
たちに対しても同じことを願っています。

自分の能力を「どーせ無理」なんて線引きしてはいけません。
あるいは指導者や親は子どもの力に線引きしてはいけません。

この子には無理という言葉が人の能力をどんなに奪ってきたか。
貴方には無理かもしれない。しかしこの子には可能性がある。

進学校に進んだ生徒だけに未来があるのではありません。

春はスタートの季節ですね。多くの人たちがいろんなことを始
められます。大事なことはゴールの設定です。

どういうゴールを目指すのか。それによって方法は異なります。
とりあえず頑張るのではなく、ゴールを設定し、それに向かって
計画的に何かを継続させることで、大概のことは達成できます。

その仕組みさえわかってしまえば、能力なんて二の次であること
がわかります。

自分の能力はどんどん伸びます。線引きせず、努力を楽しむこと。
それが最も重要なことなのです。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
劣等感があるといくら勉強しても伸びません。
伸びへんわけないやんと思って継続すると伸びます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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エッセイ

Posted on: 2014年4月7日(月) 12:58

kaneko

前のエントリーでご紹介した80歳の打席です。素晴らしいでしょう?
ちなみに左端で後手に見ているのが僕ですわ。結構寒かった。

ある先生から「ブログはブログの良さがあり、フェイスブックはフェイ
スブックの良さがありますが、個人的には先生のプライベート用の
フェイスブックのエッセイが大好きです」とメールを頂いた。

エッセイを書いてるつもりはなかった。

英語について書くわけでもなく、授業について書くわけでもなく。

でも気が付いたら英語について、あるいは授業について書いてる
ことも多く。

プライベート用のフェイスブックに関しては、人の悪口や愚痴の類は
絶対に書かないという個人のルールだけ守り、それ以外は自由に
思ったことをつらつらと書いてる。

今日は本を書くにあたっていつも思ってることを書いたし、その前は
合宿中に考えたこと、卒業した教え子たちについて考えたこと等等、
本当に思ったとおりに書いてる。

いつも「いいね」とコメントを下さる方々には感謝してるけど、少なく
とも、英語の勉強法などが書かれてるわけじゃないから、お役立ち
の度合いは哲ちゃんのfbより5000倍ぐらい低いと思う。

が、そうして「プライベート用のフェイスブックのエッセイが一番好き
」という読者もおられるようなので、これからも続けていこう。

そうか、エッセイか。でもエッセイであることを意識しないで書こう。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
なんか急に寒くなりましたね。風邪などお召しにならぬよう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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