KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2018年9月

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英文法の勉強について

Posted on: 2018年9月30日(日) 19:13

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昨日は東京で文英堂が主催の英文法指導セミナーでした。

英文法、悪者になった時代もあったんですけどね。外国語を
勉強するとなると文法は外せません。

英語が苦手な人、英語が話せない人に限って文法が不勉強で
正しい文を作ることができません。

「文法なんて要らない」と言っている人を見てください。

そういう人に限って英文法が得意ですから。

要するにね、意識しなくても使える程度に英文法ができないと
英語をスムーズに話すことができないんですよ。

ここはmustかな、shouldかななんて考えねばならない程度の
文法力しかなければ英語は話せません。

僕の知り合いでも英語が話せる人は、そういう部分の知識が
ものすごくあって、いちいち考えなくても使えるんです。

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穴埋めだけをやっていても四択だけをやっていても英文法を
正しく使えるようにはなりません。

四択系問題集は『NextStage』なども含めていろいろあります。

あれは知識確認用です。何周もやるものではありません。

知識を確認したら、書くための英文法の勉強をすべきです。
なにせ書かないと英作文での文法ミスを減らせないからです。

学校の先生の指導にしたがって、英文法の勉強を一通りしたら
今度は英文法ベースの英作文の勉強をして、いっぱい書きます。
それをすることで英文法の知識が脳に刷り込まれます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
『英語反復トレーニング』BOOK②は好評だそうですが
英文法の問題が終わったら英作文をしっかりやってください。

 


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英語の民間試験についての続報

Posted on: 2018年9月29日(土) 11:07

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英語の民間試験に関するニュースです。NHKで報道されたとおり
東京大学が総長の名前で正式に発表しました。

基本方針としてはこうです。

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次の1~3のうちいずれか1つの書類の提出を求めることとします。

1.大学入試センターによって「大学入試英語成績提供システム」
の参加要件を満たすと確認された民間の英語試験の成績(ただし、
CEFRの対照表でA2レベル以上に相当するもの)。

2.CEFRのA2レベル以上に相当する英語力があると認められる
ことが明記されている調査書等、高等学校による証明書類。

3.何らかの理由で上記1、2のいずれも提出できない者は、その
事情を明記した理由書。

上記1~3のいずれかの提出がなければ出願は受理できませんが、
受理された後は合否判定の資料としては用いません。
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これ以外に書かれていることをピックアップします。

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●「読む」「聞く」「書く」「話す」のすべてを含む認定試験の
活用は当然ひとつの選択肢として考えられるでしょう。ただし
WGの答申でも指摘されているように、公平・公正という観点
からも実施の観点からも、この施策にはなお多くの課題が未解決
のまま残されており、残念ながら受験生が安心して受けられる
体制が整っているとは言えません。

●これまでの大学入試センター試験の経緯やTOEFLの海外での
トラブル等を考えれば、英語認定試験においても実施段階で
さまざまな問題が生じることは十分予測されますが、そうした
場合に大学入試全体を統括すべき文部科学省や大学入試センター
がどのような責任体制をとり、受験生の保護という観点から
どのような対応策をとるのかは、今もって明確にされていない
状況です。

●当然のことながら、個々の受験生の英語力についていちばん
正確に把握しているのは、高等学校の現場で日常的に指導に
あたっている先生方でしょう。従ってその判断は、緊張を
強いられる特殊状況で実施される限られた回数のテスト結果よりも
一般的には信頼度は高いと考えられます。

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わかりやすく言えば、英検でいえば2級以上を取得しておくか、
あるいは調査書に「本生徒はその程度の英語力がある」と
書かれているかのどちらかだということです。

したがって英検やGTECなどを受検しなくてもいいということ。
我々教員が大学に送る調査書に「この生徒は大丈夫ですよ」と
書かれてあれば、それを信じますということですね。

さらに言えば、そういった認定試験の証明書か調査書があれば
東大入試の出願はできますが、合否とは全く関係ないですよと
いうことで、要するに東大の二次試験で決めますということです。

とても論理的な判断だと思われます。

対策をして取得した英検2級はドーピングをしてメダルを獲得
するようなものですので、あまり意味はありません。

東大の判断を見て、他大学がどうするのかに注目しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今の高1は2021年2月25日に国公立大学を受験します。
もうすぐですね。皆さん、自分を鍛えておきましょう。

 


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琉球新報さんで連載を始めます

Posted on: 2018年9月28日(金) 22:39

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沖縄には毎月行っているんですよと言うと、ダイビングですか
と聞かれます。でも長いこと海には入っておりません。

もう沖縄で教育支援を行うようになって何年経つんでしょう。

来月は那覇高校さんと北中城高校さん、そして教育関係者対象
に講演会を行います。琉球新報社さん主催で。

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交通費もいただきませんので、文字どおりボランティアです。

自分がやりたいからやっているだけです。

おそらくこれはライフワークになるんだろうなと思っています。

さて、沖縄には沖縄タイムスと琉球新報という2つの地方紙があり
まして、朝日や読売といった全国紙より読まれていると思います。

実はその琉球新報でコラムを書かせていただくことになりました。

今日の朝刊で僕の紹介が掲載されています。

8月3日に沖縄県私学教育振興会が主宰するセミナーがありまして、
僕も登壇させていただきました。

そこに琉球新報社の記者さんが取材に来られたのです。

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だいたいいつも来られるのですが、10分もすればお帰りになり
ます。まぁ英語に特化した内容ですしね。教員には面白くても
一般受けはしませんから。

ところが今回の僕のコンテンツが、どうやって学校の進学実績を
上げるのか、何故上げたほうがいいのかというものでした。

それを聞いておられた記者さんが「教育の本質について、地方自
治について、非常に興味深かった」と仰って、結局最後まで居て
聞いていてくださったのです。

その後、その記者さんから連絡がありました。

記者:ほとんどお金は払えないのですが。
木村:いや、沖縄のために是非やらせてください!

10月から3月まで、コラムを連載していただけませんか。勉強の
意義や面白さについて書いていただきたいということだったので
言うまでもなく快諾しました。

大好きな沖縄の新聞でコラムを書かせていただける名誉を感じな
がら、子どもたちだけでなく大人の人たちにも頷いていただける
コラムを書こうと思っております。

教員としての目線、沖縄フリークとしての目線、そして阪神淡路
大震災を経験した地域の人間として書いていきます。

教育問題だけでなく、基地問題にも一石を投じるようなコラムを
書いていこうと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
たくさんのウチナーンチュの友達からラインをもらって
今日はとてもいい日になりました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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台風来すぎ

Posted on: 2018年9月28日(金) 8:50

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台風が近づいていまして、日曜日はまたしても近畿地方を直撃
するそうです。大きい被害がなければいいのですが。

それとさすがにこれ以上、授業がなくなるのはどうかと思う。

月曜日には警報が遺らねばいいがと思っています。

また、日曜日は京都で文英堂セミナーが行われるのですけれども
延期になったと連絡がありました。

満席を頂戴していましたが、しょうがありません。

ただ、中止ではなくて延期ですので、代替日が決まりましたら
ご連絡がいくと思われますのでお待ちください。

台風、もろもろお気をつけください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
特にこれまでの豪雨や台風で被害のあった岡山や広島、
あるいは泉南の方々が心配です。お気をつけください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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『英語反復トレーニング BOOK①』について

Posted on: 2018年9月27日(木) 12:54

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『英語反復トレーニング BOOK①』が文英堂の大橋さんから
送られてきました。中学英語の問題集です。

書名のとおり、何度も単語を変えて同じ文法項目が出てきます。

ただ、そうは言ってもそれぞれの文法項目の確認も大切です。

この本は前半のDay 1~7はそれぞれの文法項目別の確認問題が
掲載されています。時制とか不定詞とか、各Dayごとに1項目の
確認をしてもらいます。それが1週間。

後半のDay 8~14は前半で確認した各項目がバラバラに出題され
ます。どの文法項目も必ず複数回出てくるようになっています。

中学校の検定教科書をベースにして作りましたので、単語レベル
はかなり低くなっています。難しい単語は出てきません。
確実に検定教科書レベルの語彙と文法をおさらいしませんか?と
いう本になっています。

10月1日発刊ということです。残念ながら学校専売品なのです。
一般の方が買うことはできません。書店さんには並びません。

よかったらお使いください。宜しくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
週末の僕のセミナーに参加される先生方には
配布されるはずですので、お持ち帰りください。

 


kimutatsu

東大、民間英語試験を利用せず

Posted on: 2018年9月26日(水) 0:35

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NHKのニュースで流れましたが、東京大学は3年後の大学入試に
導入する英語の民間試験について、最初の年は合否判定には
活用しない方針を決めたということです。

複数の民間試験による成績を公正・公平に比較するのには無理
があるということと、検定料の負担が重いことが理由とのこと。

まぁ、安倍首相の経済最優先の影響なんですけどね。

他の国公立大学がどのような形を取るのかが見ものです。

東大に追随する大学が多いのではないかと思われます。

ソースはこちらです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
また台風が来ていますね。これ以上授業が抜けるのは
ちょっとよろしくないなぁ。

 


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月見団子とお墓参りと

Posted on: 2018年9月25日(火) 8:27

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昨日は中秋の名月でしたね。と言っても甲子園近辺から見える
月は笠がかかっていて、あまり美しくなかったのが残念です。

月見団子を買ってきましてね。母が好きだったものですから。

供えて僕もいただきました。美味しかった。

父の借金で6000万もの大金を支払わねばならなくなったことを
『人生の授業』で書きました。多くの人たちから大変だった
でしょう?と言われます。

そりゃ毎日のように取り立てが来るのですから大変でした。

でも今から思えば、あれがあったから今の自分があると断言でき
ますし、父がカネで失敗したのもいい勉強になりました。

カネなんていくらあっても一瞬でなくなるんだなということをも
学びました。カネは大事だけど、もっと大切なこと、つまり
努力し続けることや、笑顔でい続けること、腹を立てないこと、
感謝しながら暮らすこと、言葉に敏感になること、それらに基づき
他人の意見を気にしないで自分の人生を生きること・・・を
学びました。毎日、酒を飲みながらカネがないと言っていた両親
に対して反感を持ったこともありましたが、それも今は昔。

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ところで皆さんはお墓参りに行きましたか。

僕は一昨日に行ってきました。体育祭が終わったあとに。

年齢を重ねると自分が生かされることに気づくようになります。

僕がいるのは脈々と続くご先祖様のおかげですし、生まれてから
有形無形の支援をくださった周囲の方々のおかげです。

お墓参りに行って手を合わせるというのはつまり、ご先祖様だけ
ではなくて、そういった方々に対しても素直にありがとうと
思えるような気持ちになることじゃないかと僕は思っています。

大晦日やお正月、お彼岸などにお墓参りをするのですが、何だか
最近はどうも自分の調子が良くないなと思うとき、お墓参りに
でかけてみてもいいかもしれません。僕はそうしています。

お墓のまわりを掃除し、ろうそくとお線香に火を点けて手を合わせ
ながら、自分は思い上がっていないか、時間に甘えていないか、
誰かを深く傷つけていないか、自分らしく生きているかということ
に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
そういえば今月30日は父の命日でした。
当日は京都でセミナーを行いますので、金曜にお墓参りに
行ってこようと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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紀伊國屋書店新宿本店さんにて

Posted on: 2018年9月24日(月) 21:31

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日本で本の売り上げが一番高い紀伊國屋書店新宿本店さんの様子
です。『ユメタン』を買うと僕のサインカードが付いてくると
いう企画を始めて下さいました。

これで紀伊國屋書店梅田本店さん、ジュンク堂書店三宮店さんに
ついで3店目です。書店の担当者さん、ありがとうございます。

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こんなものが喜んでもらえるのかどうか、正直あまり自信が
ありませんが、しかし書店さんがそういう企画をして下さる
というのは本当にありがたい話です。

本を書いてもなかなか棚に置いて頂けませんからね。

本を書きたいという人は多いと思うのです。そしてだれでも
本は書けるのです。が、書いても書店さんに置いて頂ける
とは限りません。なにせ棚の数は限られていますからね。

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僕の分身たちはどの書店さんに行ってもよくしていただいて
いるので、本当に感謝しています。

またそのうち1軒ずつご挨拶してまわる日が来ると思います
けれども、その折にはよろしくお願いいたします。

感謝を忘れずに、これからも本を書いていこうと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
連休はゆっくりしましたか?明日からまた切り替えて
頑張りましょうね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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体力

Posted on: 2018年9月23日(日) 8:04

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今日は体育祭。朝早くから保護者の人たちが席取りをするために
第1グラウンドに集まっておられます。

生徒たちは自分の出番がないときも、各組の他学年の生徒たちに
声援を送ってもらいたいものです。グラウンドでスマホなどを
いじっている人間であってほしくない。

学生時代って知力というか偏差値というか学力というか、そういう
ものに価値が置かれていて、東大に合格したというと評価が高く
なるように思います。というより学力以外の評価基準がないのが
一番の問題なんでしょうけどね。

でも僕の周囲で成功している人たちって、体力が半端ないのです。

東大を出ているのもいれば、高卒の人もいるんですけど、社会的に
成功して年収が数千万もあるような人って、学力云々よりも
疲れを知らない体力を持っています。

どうも40歳を過ぎると体力が落ちるなんて言いながら、東京日帰り
したかと思うと翌日は北海道に飛び、その翌日はシンガポールへと
いうような感じで仕事を行い、人生を謳歌しているのもいます。

それを考えると、やはり学生時代はしっかりと体を作っておくのも
将来成功するためのファクターだと思いますね。

いくら難関大に入っても体がひょろひょろではね。

さて、今日は体育祭。僕も教員席から声援を送ります。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今年の体育祭が第89回です。晴れてよかった。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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物書き

Posted on: 2018年9月22日(土) 13:12

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昨日、本を3冊出す話を書きましたが、いったいどれぐらの本
をこれまで書いてきたんやろうと暇に任せて数えてみました。

初めて本を出したのが、42歳。

現在は54歳ですので、ちょうどひとまわりですね。

12年で出した数が65冊です。

誰が作ってくれたのか知らないけど、Wikipediaにリストアップ
してあるのを数えただけやけど。

こちらにリストアップされてあります。

マーク・ピーターセン先生をはじめ、何人かの先生方と共著で
書いたものも含めて65冊です。

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30歳のときによく読んでいた中谷彰宏さんの本って、本の最後
に彼がこれまで出してきた本の一覧が載ってあるんです。

よくこんなに出せるなぁと思ったものです。

いつか僕も中谷彰宏さんみたいにたくさん本を出せるように
なったらいいなと思っていました。

それから24年が経ちまして、中谷さんほどではないけど、まぁ
それなりに出せるようになってきました。

目標としては100冊。あと35冊は書きたいなと思っています。

自分の人生ぐらいは自分で決めますが、子どもの頃から好きな
書物に関わった人生を形成したいと思って生きてきました。

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物書きというのは誰でもなれるんです。

資格試験があるわけではありませんので。

文章を書き始めたら、誰でも作家なのです。本が出せるかどう
かは別として、書き始めたら誰もが作家、物書きなのです。

でも周囲が「この人は物書き」と認めるかどうかはまた別の話。
教員は周囲が認めようと認めまいと教員なのです。なにせ毎日
学校で授業をしていますので、教員なのです。

でも作家は違います。自分の中では作家であっても周囲が認め
ない場合だってあります。

今は教員としての木村達哉のほうが強いのは承知しています。

が、そのうち作家としての木村達哉になれればいいなと思って
毎日しっかりと読書をしております。しっかりと読まなければ
書く力が涵養されないものですから。流し読みは駄目です。

先日、中谷彰宏さんにお礼のメールを送りました。

中谷さんの秘書の方から丁寧なお返事を頂戴しました。

とても嬉しかったです。これからも頑張るぞと思いました。

30歳のときに中谷さんに手紙を書いて、中谷さんからお返事を
頂戴し、自分も絶対に本を出してやると思ったときの気持ちが
蘇ってきました。

教員として努力するのは当たり前。勤め人ですからね。給料を
人さまからいただいているのですから勤勉に働きます。

でも物書きは自分のライフワークですので、自分の人生を思い
どおりに生きるためにしっかり自分を鍛え、そしてこれからも
人さまに喜んでいただける本を書き続けようと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
毎年5冊ずつのペースが守れれば、あと7年で100冊です。
その頃にはおそらく小説や絵本も出せていると思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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