KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2010年6月

kimutatsu

前向きな人に逢えば前向きになれるね

Posted on: 2010年6月29日(火) 22:33

 

 

 

 

 

 

 

 

  
25日を最後に更新がないということで、東京の高山さんをはじめ、お身体は
大丈夫でしょうかという優しいメールを頂戴しております。

ありがとうございます。大丈夫です。

25日は大阪の追手門学院高等学校で講演をさせていただきました。多くの
生徒たちが講演後も残ってくれて、いろいろと話をしました。

話というか大質問大会というか。

生徒たち、頑張ってほしいな。志望大学を業者の数字や記号に決めてもら
うことなかれ。自分で人生の方向性ぐらいは決めるべきだ。

翌日26日は和泉先生と東谷先生を中心とした、チームキムタツ徳島支部の
先生方が、英語の授業法のセミナーをやるというので行ってきました。

とても前向きな先生方の会で、30名ほどの先生方がお集まりになっておら
れました。1時間ほど単語の指導法について講演をさせていただきました。

手弁当さげて参加するセミナーは大好きです。

徳島は大雨洪水警報が出ていました。鳴門大橋では、前もろくに見えない
状態でしたが、愛車をぶっ飛ばして2時間ほどで着きました。

皆さん、喜んでくださって、こちらもいい気分で帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(アルク矢部君が作ってくれた携帯待ちうけ画像)

それから月曜日に執行先生(佐賀西)が僕の授業見学にいらっしゃるという
ので、それなら日曜日から来たらいいよと申し上げ、結局拙宅にお泊りに。

キミもきたら?と声をかけたら、いつもの西山先生(東山)も拙宅に。

わたしもいいでしょうか?と、アルクの木下さんも拙宅に。

というわけで、日曜日は4人でワイワイと夜中まで盛り上がっておりました。
執行先生とは妙に話が合って、昨夏から驚異的ペースで飲んでるな。

月曜日は執行さんと木下さんと一緒に学校に出勤。

そしてそのまま1日まるまる授業および部活動見学をされて、昨晩は梅田
のビアガーデンで反省会を行い、最終で佐賀、京都、東京にお帰りなさった。

前向きな人たちに逢うと、自分まで前向きになれるね。

もともとウザイほど前向きな私やけど、より前向こうという気になるわ。

西南の田中十督先生にしても西山先生にしても、東京の石崎先生にしても
あるいは年齢が近い執行さんや先日のアルクのセミナーでご一緒させてい
ただいた前田さん、先輩の水口先生や石黒先生など、熱心な先生方が周り
にいらっしゃると、どんどんインスパイアされるのがわかる。

金曜日からお逢いした全ての皆さん、木内先生、岩本先生、追手門学院高の
先生方、生徒たち諸君、和泉先生、東谷先生、徳島の先生方、また西山先生、
前田先生、そして執行先生、木下さん、ありがとうございました。

私も皆さんに負けずに頑張るよ。もっともっと前進していきましょう!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

パナソニックやユニクロに思う

Posted on: 2010年6月25日(金) 11:36

 

 

 

 

 

 

 

 

  
この本、僕好きなんです。単に東大合格や外大合格だけなら必要ないかもしれ
ませんけど、でも好きなんです。受験英語の問題集としては先駆け的問題集。

大人向けならあったんです。雑音付きリスニング本が。

鳥飼久美子さんが仰るとおり、綺麗な音源で英語が聞けても、それはある意味
作られた環境の中でのリスニング能力なんですよね。

ロンドンに行って最初にヒースロー空港に降り立ったときに、雑踏の中で英語を
聞いている僕がいました。

聞ける・・・うれし。

英語が聞けなくて苦労した僕ですが、こんなにざわざわした中でも英語が聞き
とれる。人の話が聞けるってこういう嬉しさがあるんやなぁって思いました。

この前、十督先生と話していて、この本は時代的に出版するのが早すぎたのか
もしれませんよと仰った。もしかしたらそうかもしれん。

でもさ、いやしくも東大なり一橋大なり、早稲田や慶應なりといったトップの大学
に進む学生が「英語は読めるけど聞けないし喋れない」っていうのってどうよ?

いや、僕も聞けなかったし喋れなかったから自戒の念を込めて言うんやけど。

単語であれば最低でも『ユメタン②』まではやっとかないと、ちゃんとした英語は
聞けないし話せないと思う。大学に入ってからでもいいからやってほしい。

リスニングも「センターが取れればいいや」と思ってる人はそれでもええんやけど、
でも二次試験でリスニングがあるなら、それは極めてほしいなぁ。

せっかくリスニングを勉強する機会を与えてもらってるんやから、その幸せを噛
みしめて勉強してもらいたい。

『東大英語リスニングSUPER』まで行ってほしい!

 

  

 

 

 
 

 

 

 

奇しくも最近、パナソニックが新規採用1390人のうち80%にあたる1100人
を外国人枠とすることを発表しました。

『ユニクロ』でおなじみのファーストリテイリングは半数を外国人枠とすると。さら
に社内の公用語を英語とするそうです。

教え子の坂本Qちゃんが働いている楽天ではすでに英語が公用語になってる。

英語なんてできて当たり前やん、というメッセージなのでしょう。

こういう会社は増えてくるはずなのに、大学入試は相変わらずリーディング中心
で、しかもハード面の問題からリスニングはセンターのみという大学も多い。

だからそれに合わせて授業が行われる。「使える英語」と言いながら、文法など
では相変わらず講義形式の授業が50分続けられたりもしています。

高3の読解の授業では教員が50分解説し続けたりします。

英語は使わないと能力が上がらないのに、高校ではあまり使わないで、とかく
評論や小説を読むことに時間の多くを割くことになる。

大学入試が「それでいい」と言ってくれているので、こちらもそれに甘えてる。

だけど使えないんです。東大に入っても英語が使えない生徒がたくさんいる。
世界中で日本だけじゃないでしょうか。トップの大学に入った生徒の英語力が
たいしたことないっていうのは。もちろんできる生徒はできるんですけどね。

なので東大生であっても、大学に入ってから、あるいは卒業してから、英語力を
鍛えなおさねばならないという人が多いんです。

内田先生がブログで「ユニクロのように英語を公用語とすると、英語の能力が、
すなわちその人の能力として判断されかねない」と警鐘を鳴らしておられます。

僕もそのとおりだと思う。

だけれども、英語の教員として念頭に置いておかねばならないのは、生徒たち
はともかくとして、教員たちまで「大学に入れるための英語」に終始していては、
時代の流れに笑われる結果になってしまうんじゃないでしょうか、ということ。

内田先生のような心配をしている方々に、「いや、自分の教え子は絶対に大学
に合格した時点ですでに英語を自由に使えるようになっている」と胸を張りたい。

読めるだけの英語、英作文は部分点狙い、リスニングはそこそこ、スピーキング
なんてトンデモナイ・・・

僕は今までこんな教え子をいっぱい作ってきたツマラナイ英語教員でした。

それを猛省し、今教えている生徒たちには、仮に悪魔と言われようと鬼と言わ
れようと鬼畜と言われようと、単語は『ユメタン』③まで、リスニングは『東大英語
リスニングSUPER』まで課して、リーディングは東大レベルなら軽く読めるし、ラ
イティングやスピーキングといった発信力もかなりのレベルまで付けさせてやる。

そう心に決めています。

進学校だからできるわけじゃない。

大事なのは教える側の意識じゃないかなと思っています。どういう生徒たちを育
てるのかという意識が大事なのではないでしょうかね。

そしてそのための緻密な計画。さらにはストラテジー。

そのためには僕自身の英語力もブラッシュアップさせないとあかんので、今日も
ヒアリングマラソンや『ENGLISH JOURNAL』を暗唱し続けております。

僕に鍛えられた生徒たちが大学入学後に、英語をツールとして世界を舞台に活
躍してくれたらいいなと願っています。

だから単語を覚えるのも熟語を覚えるのも全てCDの音声を使わないといかん
のです。全て聞いたり喋ったりする部分につなげんといかんのです。

僕の生徒たちは大変だとは思うけど、がんばれよ!という気持ちを込めて日々
授業をしているのです。

 

 


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北海道&大阪のセミナー

Posted on: 2010年6月25日(金) 0:19

 

 

 

 

 

 

  
7月28日からしばらく札幌にいて、北海道の先生方対象にセミナーを行います。

・・・と書こうと思ったら!ナント!東京や神奈川、京都、博多からも先生方がいら
っしゃるとのこと。

いやいや、札幌やで!?

どんだけ熱心なん!?

すでに定員の100名を軽く突破してしまい、「なんとかならんか」の声にお応えし
て、定員を130名に増やした・・・とアルクの矢部君から連絡を貰いました。

凄いな、そりゃ。

喜んでくださる方々がいらっしゃるのであれば、ということで楽しんでまいります。
残席は本当にわずかになりましたが、よければこちらからお申し込み下さい。

私、セミナーは30日なのに札幌には28日から31日まで滞在します。

ある学校さんを訪問して、授業見学などさせていただくことになっています。

そうすればセミナーでアウトプットするだけでなく、自分のインプットにもなるので、
ひいてはそれが灘校生たちにも還元されるというわけです。

というわけで、7月28日から31日までの北海道滞在をかなり楽しみにしている
木村なのです。参加される先生方、よろしくお願いいたします。

ところで・・・

31日まで札幌にいるのに、翌日、つまり8月1日に大阪でセミナーをですね(笑)
一般の方々向けに行うということになりました。

大丈夫なのか、俺?

ガンバレ、俺!

しかし一般向けのセミナーは先日やったばかりやけど、ホンマに人は集まるのか?
しかも場所は同じ大阪。前回はキタ。今回はミナミやけど。

というわけで、こちらの真ん中らへんに書いてあるとおり、一般の方々向けに【英
語の勉強法プラス漫談】なセミナーを行います。

日曜日の昼間ではありますが、いつも僕が授業で行っている音読を中心とした指
導をご紹介しつつ笑って頂きますので、よろしくお願いいたします。

なお前回、梅田で行ったものとは切り口を変えて行おうと思っています。単語と文
法だけでなく、読解の復習方法もご紹介しますので、よろしくお願いしますね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

ベネッセのブログで

Posted on: 2010年6月24日(木) 19:59

 

 

 

 

 

 

  

 

  
ベネッセのサイトで「√T√K合格戦略ブログ」っていうのがあるんですけど、
そこの取材を受けました。

ので、良ければご覧ください。

僕より前に森先生たちも取材を受けてるんやなぁ。森さん、学校移っても元気
そう。久々にあの豪快な森先生とお会いしたいな。

というわけで、興味のある方はこちらをご覧下さい。

東大・京大に入るための・・・というブログですが、僕はあまり東大に特化せず
に喋ったつもりです。うまく編集していただいてる。浅田さん、ありがとう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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絶対に死ぬからこそ

Posted on: 2010年6月23日(水) 20:34

 

 

 

 

 

 

  
『ユメジュク』を徳島県の学校さんが採用してくださったと聞いて喜んでお
ります。ありがとうございます。

本来であればご連絡をして御礼を申し上げるところなのでしょうが、私が
突然学校に電話したりして、担当の先生につないでいただくというのも、
相手の先生が驚かれるでしょうから、ブログでお礼を申し上げます。

『ユメジュク』はどちらかと言えば、熟語もそうなんだけど、それぞれの文
法項目にある慣用表現をたくさん入れました。

なのでそれの復習がてら使ってもらった上で、文例を全て覚えてもらえれ
ば英作文力の驚異的な源となります。

ちなみに最初は『ユメジュク』を作る予定ではなかったのですが、たくさん
の先生方や生徒諸君から「作ってほしい」という声があり実現しました。

『頑張ってるから悩むねん』もそうでしたが、読者の皆さんからの声がその
まま本になったわけで、その点でも作れてよかったと思っています。

最近思うのですが・・・

人間の営みには様々なfactがありますが、truthは1つしかないのかなと。

「結局、俺たちは死ぬ」というtruthこそが揺らぎない確かなる真理なので
すね。だとすれば、やはりこだわって生きたいなと思っています。

僕はかなりの平和主義者なので、やはり他の人と仲良くやっていきたい。
それにひとりでは生きていけないのに、他者の悪口は言いたくない。

死ぬときに「他の人の悪口を言わなかった俺はエライ」と思いたい。

で、真理が「俺たちは必ず死ぬ」しかないのであれば、自分の信念という
んでしょうか、他の人がどう言おうともこうでありたいという気持ちだけは、
強く持ちながら生きていきたいなと思っています。

幸いにして、僕の周囲にはたくさんの人がいらっしゃいます。

特にこの2年の間に思い切り増えたチームキムタツの方々。700名もの
先生方に支えていただいて、なんとかここまで来ました。

これからはできるだけ僕のほうが先生方や生徒たちの力になるべく、動
いていければいいなぁと思っております。

週末は徳島県で和泉先生と東谷先生がセミナーをされるとのこと。

なので愛車をぶっ飛ばして徳島のセミナーに参加してこようと思います。
きっとまた新しい人に逢えます。

絶対にいつかは死ぬからこそ、自分の哲学である「人を大事にする」を
極めてみようかなと思っています。そして自分を高めてみよう。

そして死ぬまで「疲れず、愚痴や悪口陰口を言わず生きる」を徹底しようと
思います。そういう人生を送ってみようと思っています。

今日はいい気分。ありがとうございます。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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英語の先生、応援セミナー in TOKYO

Posted on: 2010年6月21日(月) 22:12

   

 

 

 

 

 

  
土曜日の関学戦では猛打爆発でして、12-0で勝ちました。決して関学さんが
弱かったわけではないのですが、このチームになって初めてじゃないか?という
ぐらい打ちました。打ちまくりました。

最後の練習試合で力が出せたのは良かった。

背番号が与えられなかった選手たちも何人か出場しました。

「おい、○○、代打や!」と言うと意外な顔をしていましたが、最後まで全員で
野球をするんやという気持ちが強いので、背番号のない選手も使いましたし、
中には中2で出場した選手もいました。

いい形で総体に臨めそうです。

 

 

 

 

  

 

関学との練習試合が終わるとすぐに東京に向かいました。アルクさんの英語の
先生応援セミナーに参加するためです。

今回は140名の先生方が参加されていました。

講師は慶應義塾大学の田中茂範先生、日大高校の水口俊介先生、福島県立
磐城高校の前田浩之先生、足立学園高校の加藤仁恵先生と僕でした。

詳細はこちらに書いてありますのでお読み下さい。

今回のテーマは語彙・文法はどう教えるかという、多くの先生方が関心をお持ち
になっていると思われるものでした。そのせいか大盛況でした。

終わってから多くの先生方が「チームキムタツに加入したい」と申し出てくださり
メールアドレスと携帯の番号をお預かりしました。

これでチームキムタツは700名の大所帯となりました。

政治的な意図のない純粋な会ですので、これからますます英語教育を支えて
いく中心を担う熱い先生方が増えればいいなと願っております。

 

 

 

 

 

  
帰ったらたくさんの先生方からメールを頂戴していました。一部ご紹介致します
けれども、どのメールからも愛が溢れております。

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○○高校の○○と申します。初めて木村先生のセミナーに参加
させていただきましたが、感激しました。授業の方法は言うまで
もなく、こんなにも熱く、リラックスして笑いながら講演を聴いたの
は初めてでした。単語の指導法、文法の指導法など、持ち時間
を全く気になさらずに(笑)そしてそれさえもお笑いのネタにお使
いになりながら、何を包み隠すこともなくお教えくださっておられる
キムタツ先生の姿勢に感動を覚えながら、教師とはかくありきの
思いを強くしながら帰りました。これからはご紹介されていた博多
の先生なみにストーカーさせてください(笑)。
本当にありがとうございました。今日からは愚痴と悪口を言わずに
生きていこうと心に決めました。いつか先生のようなエネルギーと
オーラ溢れる教員になります

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あきらかに褒め過ぎです(笑)。でも嬉しいですね。初めて参加されて、それが
英語の教え方のみならずご自身の生きる姿勢にまで影響を及ぼすことができ
たのであれば、恐縮ですけれども、だけど嬉しく思います。

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○○という塾で英語を教えております。何より驚いたのは、アルク
のセミナーなのにベネッセの方が来られていたり数研出版の方が
来られていたりしたことで、業者の垣根を越えてやっておられるのは
素晴らしいことだと思いました。
どの先生方の発表も素晴らしかったのと、何よりも強烈な反省会・・・
木村先生の豪快な飲みっぷりに、腹を抱えて笑いました。
今後も参加します。ありがとうございました!

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いや、私も腹を抱えて笑いながら大阪に帰りました。これからもよろしくお願い
いたします。ありがとう。ありがとう。

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木村先生にお会いするのも,セミナーに参加するのも初めて
でしたが,木村先生の教育技術と話術,そして思っていた以
上のエネルギーに完全に圧倒されました。
そして,長らく求めていて得られなかったものにようやく出会えた
と感じました。

セミナーとか研究会は,コミュニカティブな英語に偏っていたり,
「学問」のにおいが強すぎたりして,自分の求めているものと
合うものがなく,これまで全く参加する気になれませんでした。

しかし,このセミナーは違った。
そして,チームキムタツも違った。

普通の英語の先生が,
日々悩んでいることを相談できる空気が流れている。
ごく普通の先生がアドバイスを求めることができて,さらには,
ここに参加すれば成長できそうだと思わせてくれる雰囲気がある。

ようやく身近なところに「刺激」を見つけることができました。
この「刺激」をずっと求めていたのです。

そして,昨日のセミナーと懇親会に参加してみて,
ここには自分が求めているものがあると確信しました。

そして,それだけでなく,
ここには想像を絶するパワーとエネルギーと元気がありました。
ここに行けば元気をもらえる。
ここに行けば,明日からの授業をもっといいものにしようという
パワーをもらえる。
そういう拠り所があるというのは,本当に心強いものです。
思い切ってセミナーと懇親会に参加してみて,本当によかったと
思っています。

定着を目指した授業もまだ始めたばかり。
試行錯誤の毎日です。
まだ,満足のいく授業ができていないし,
生徒の力がついているという実感もありません。
でも何としても生徒に力をつけたい。

これからメーリングリスト上で,あるいは木村先生に直接,
質問を投げかけることになると思います。
よろしくお願いします。

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こちらこそよろしくお願いいたします。これ以外にもたくさんの方々からメールを
頂戴しているのですが、僕も元気を頂戴しております。ありがとうございました。

参加された先生方が、発表された先生方の実践を自分や自分の生徒たち向け
にアレンジして、上手く使っていただけることを祈念しています。

先生方、そしてアルクの皆さん、ありがとうございました。そして今後とも末永く
よろしくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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応援をするということ

Posted on: 2010年6月19日(土) 9:52

 

 

 

 

 

 

  
今日は関学と練習試合です。総体前の最後の練習試合なので気合が入ります。
背番号がもらえた選手もそうでない選手も全力で試合をしてほしいと思います。

背番号がもらえないと辛いものですが、だからと言ってスネてしまうのはアスリー
トではありませんよね。もらえなかったのであれば全力でサポートすべきです。

以前、東京に住んでおられる高山さんからこういうメールを頂きました。

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いつもブログからお力をいただいております。ありがとうございます。
今日の野球部のお話に感銘を受けました。
私は陸上部だったのですが、一年の時大学を卒業したばかりの新任の先生が
顧問としてやってきて、私が卒業するころは大所帯の部活にしてしまいました。

熱血の先生で私はその部に入ってとても運が良かったと今でも思っているので
すが、その顧問と木村先生が重なりまして、今日3年生だけで30人と読んで灘
に入るだけでも凄いのに野球部に入った子たちの運勢は強いと思いながら読ん
でいました。

(中略)

ベンチ入りできなかった話から思いだしたことがありまして僭越ながら書かせて
ください。

20年前にニューヨークマラソンに参加したのですがその時配られたパンフレット
に書いてあった事です。ニューヨークシティーマラソンには参加者の定員は2万5
千人。(スタート直後のスタッテン橋の許容範囲)

そのうち1万5千人が国内の参加者で1万人が外国からの参加者。

一番ニューヨークマラソンを走りたいと思っている人はニューヨーク市民らしく応募
数が多いので抽選があるそうです。(東京マラソンもそうですね)

走りたいのに抽選漏れてしまうニューヨーク市民があまりにも多いので、「一人で
も多くの完走者を作るために応援をすること」をニューヨーク市民の使命にしたそう
です。そしてその時点で世界で最も完走者のでるマラソン大会はニューヨークだっ
たそうです。

私はこのパンフレットを帰りの飛行機の中で読んだのですがものすごく納得できた
のです。とにかく応援がすごかったのです。

1マイルごとに公式にミュージシャンが音楽を演奏してくれてランナーが立ち止ま
って踊り出してしまうほどでそれ以外に非公式のミュージシャンも演奏をしてくれ
ていて走っている間音楽が絶えないのです。

下を向いていれば「顔を上げろ!きれいな脚だ!きれいな髪だ!結婚してくれ!」

…なんでもありという感じで応援してくれるのです。「あと12キロ、あと12キロ」と
一人ごとを言いながら走っていたら、私の前に黒人の青年が現れて後ろ走りをし
ながら私に向かって「独り言なんて言ってないで、言いたいことがあったら俺がき
いてやるから俺に言え!」(英語で書けなくてすみません)なんて言ってきました。

ゴールはセントラルパークで公園内に入ると和太鼓の音が聞こえてきました。
ゴールすると1輪の赤いバラが手渡されました。

荷物を受け取りホテルに向かって歩いているとすれ違う人が「やったな!おめでと
う!」と声をかけてくれるのです。それは、翌日も翌翌日も続きました。なぜならば
筋肉痛で脚を引きづっていたのでランナーだと一目でわかったようです。

今でもよく完走できたなと思うのですが、あの応援のマジックにかかったのだなと
思います。

ベンチに入れなかった3年生にエールを送りたいです。キムタツ先生、選手にマジ
ックをかけてください。

*************************

高山さん、ありがとうございました。本当に感謝しております。応援ってのはこうで
ないとあきませんね。僕もマジックをかけるべく頑張りますが、何よりも控えにまわ
った選手たちが、背番号をつけた選手たちにマジックをかけてくれることを願って
おります。彼ら選手たちこそが主役なのです。

背番号をもらった選手たちも。

背番号をもらえなかった選手たちも。

7月4日の総体に向けて、全員でやるべきことをやっていこうと思っています。

  

(追記)受験生の応援をする保護者の皆さんにも今日の記事が役に立つことを
     祈っております。

(追記)試合が終われば、夜の新幹線で東京に向かいます。明日はセミナー。
     110名の先生方が待ってくださっています。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

嬉しいメール三昧

Posted on: 2010年6月18日(金) 9:03

 

 

 

 

 

 

  
『ユメタン』を使って毎週テストをやっているのですが、相変わらず絶好調でして
他校さんはどうかなと気になっていたら、昨日メールを頂戴しました。

チームキムタツのMLです。東山中・高の西山先生から。

***********************

おはようございます。いつもお世話になり、ありがとうございます。
本日はユメタンゼロの近況報告をさせてください。

本年度は高校1年生を担当しておりまして、4クラス中、2クラスがスポーツ
クラスです。ほとんどの生徒が運動部に加入しており、全国大会に出場する
部も多く、強化指定を受けているクラブの生徒たちは、帰宅時間が9時や10
時になる生徒もいるようです。

英語に対する苦手意識も相当なものですので、ユメタンゼロに関しましては
足立学園の加藤先生メソッドに倣い、「楽々コース」を導入しました。

しかし、楽々コースとはいえ、中学時代に英単語をきちんと覚えてこなかった
生徒たちですので、当初は不合格者続出で、困り果てました。

そこで、「授業内で英語力をつけさせる!」という原点に立ち返り、特進クラス
よりもユメタンにかける時間を増やし、授業中に自信をつけさせました。
すると、前回の小テストあたりから効果が表れ始め、今日の小テストでは何と
合格者が全体の9割まできました。毎回一桁点数だったラグビー部の生徒は
採点中ずっと私の横に立ち、合格を確認すると飛び上がって喜び、握手を求め
てきました。

「来週からは少しずつ名詞や副詞が難しくなるで!」と言うと、サッカー部の生
徒が「もう大丈夫ですよ!」と言ってくれました。

ああ、本当にユメタンを導入してよかった。

今では、日焼けして精悍な顔をした体格のいい運動部員たちが、休み時間か
ら黄色いユメタンを手にしてくれています。彼らの将来のために、また明日から
ユメタン片手に頑張ります。

あまりにも嬉しかったので、メールいたしました。長文お許しください。

************************

うーむ、頑張ってるなぁと思ったら、立て続けに嬉しいメールが。上記、加藤先生
と引き続いて西山先生からレスが。

 

 

 

 

 

 

 

 
こんばんは、足立学園の加藤です。

西山先生、頑張っておられるようですね。
苦しんで苦しんでようやく合格できたときの喜び、
私も何度も生徒たちと分かち合って来ました。

生徒たちが一度そういう思いをすると、あとは楽になると思いますよ。
いい思いは何度だってしたいですからね、誰だって。

ところで。
昨日の授業でのことですが、教科書の本文中にthink of A as Bが
出てきました。
「AをBと見なす」という意味を確認した後で、
「これと同じ意味で別の表現は?」と1人の生徒を指名しました。

彼がすぐ答えられず困惑していたところ、
別の生徒が「ユメタンに出てきたじゃん!『バナナをおやつと見なす』だろ!」。
他の生徒も「そう、そう」とうなずいていました。

私が「じゃあ『バナナをおやつと見なす』、みんなでせーの!」
 
「 ‘regard a banana as a snack’!!」

…ユメタン、恐るべし、です。

************************

木村先生、加藤先生

メッセージありがとうございました。実はこの話には続きがあります。

昨日の5時間目は空き時間でした。興奮して昨日の近況メールを送信しようと
していると、同僚から「西山先生、生徒たちが待ってますよ」と言われました。

・・・。すっかり時間割変更を見落としていました!

5分ほど遅れて、理系の特進クラスの前に行くと、全員がユメタンを開いて、
全員で声を出していました。

一瞬、何が起こっているのかよく分かりませんでした・・・。

窓ガラス越しに、目を凝らして見てみると、ひとりの生徒が日本語を読み上げ、
残りが英語を口に出し、僕のいない間にユメタンのUnit.7を1周半終わらせて
いました!自分たちで考えて、行動してくれていました。

時間割変更を見落としていた私は本当に情けないのですが、ユメタンとともに
成長している生徒たちに感動し、涙が出そうになりました。

というわけで、昨日はユメタンと生徒たちに感動体験を2つもさせてもらいました!

ユメタンは今や僕が自信を持って、周囲に紹介できる自慢の教材です!

木村先生、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

  
もちろん僕のメーリングリストは「木村の本を買おう!」という政治的な意図で作
ったのではありません。学校教育、英語教育を高めるために作ったのです。

今では650名を超える全国の学校の先生方が加入されています。

時としては勉強会の報告が為されたり、音読の方法について議論になることも
あります。相手をバカにしたり中傷したりする発言は一切ありません。

『ユメタン』をはじめとした問題集や教科書などの使用事例がこうして語られるこ
とも多々あります。『ユメタン』の場合、僕にとってはたまらない快感です。

普段はどうやって使っていただいているかわからないですから。

僕も頑張ろうという気持ちになりますね。本当に元気が出ます。

西山先生、加藤先生、ありがとうございました。それと東山高と足立学園高の
生徒諸君は引き続いて頑張っていってください。応援しております。

 

(追記)昨日「石黒先生のがあったな」と書いたら、筑陽学園の生徒たちがそれ
     を見つけて喜んでくれたそうです。では石黒さんの本を採用しよう。

(追記)長崎の荒木先生、高1の娘さんの「『ユメタン』凄い!覚えられる!」とい
     うお言葉もかなり嬉しかったです。よろしくお伝えください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

夏休みの宿題を考え中

Posted on: 2010年6月16日(水) 12:10

  

 

 

 

 

  

  

  

  
夏休みの宿題を考えてるんですよねぇ。どうしよかなぁ。うーむ・・・
意味もなくたくさん勉強させて、提出だけさせるようなのはダメやし。

かと言って少な過ぎるのもどうかと思うしなぁ。

チームキムタツ関東支部の先生方が勉強会を立ち上げたそうです。
こういう動きは素晴らしい。

第1回の議題は「夏休みの宿題をどう出すか、どうチェックをするか」と
いうことらしい。あー、僕も参加したいなぁ。7月2日か・・・大会前やな。

無理やし(;一_一)

どうなったのかまたチームキムタツのメーリングリストで報告があるや
ろうからそれを待つことにしよう。

それはそれとして夏休みの宿題をどうするか。

①『ユメタン』ゼロの残りのフレーズを全て暗唱、暗写してくる。
②『東大英語基礎力マスターVol.3』の残りを全て解いてくる。

この2つは決定的として、これだけではどうしようもない。

③長文読解の薄い学校採択品を渡して、5長文ぐらいを全て読んで
  音読して暗唱して暗写してくる。

500語ぐらいから成る長文を単に解くだけでは、それが高2後半ぐらい
ならいいけど、中3や高1なんかでは丸呑みしないと力つかんわ。

だから③のための問題集を探そう。確か石黒先生のがあったな。

④英文法をベースにした英作文の薄物を、全問解いて、解答例を全て
  音読して暗唱して暗写してくる。

ここまでやったら出し過ぎかなぁ。でも総体が終わって部活動も引退し
てしまうんやから、これぐらいはできるかなぁ。2学期からでもいいかな。

というわけで、考えます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

使える英語を身につける

Posted on: 2010年6月15日(火) 20:44

 

 

 

 

 

 

 
いろんな出版社さんから本を出して貰えませんかと、ありがたいお言葉を頂戴し
そのたびにありがたいことやなぁと思うのですが、すみません、体が1つしかなく
その上あまり筆が速くないので、また縁があればと申し上げております。

いつか本を出してみたいなと思っていた十数年前が嘘みたいですが、しかしだ
からと言って妥協せずに良いものを書いていきたいと思っております。

昨日、安河内さんから「ブログ見ました!」とメールを頂戴しました。

以前、安河内さんと飲んだときに「日本人ってどうして『あいつは実は英語がで
きない』とか、『俺のほうができる』とか、そういう低いレベルでしか考えられない
んでしょうねぇ」と仰いましてね。

アメリカ人の人たちが見たら不思議に思うんでしょうね。お前ら、ノンネイティブ
同士で何をツマランことを言うとるんだ?って。

英語を研究してる人たちはそれはそれでいいとは思うけど、我々は研究者では
ないので、「いかに使うか」を常に念頭に置いて勉強すべきですよ。

今日は『ユメジュク』が初めて徳島県の県立高校さんでご採用頂いたというニュ
ースをアルクの原田さんに教えていただきました。

『ユメジュク』だけじゃなく、言うまでもなく『ユメタン』もそうなんですが、大学入学
後に「覚えてない」とか「使えない」ということがないように考えて作りました。

大学に合格させるために英語を教えてるわけじゃない。

『ユメ勉』に書いたとおり、大学や社会に入ってからちゃんと使える英語力を身に
つけてやりたい。僕みたいに35過ぎてから必死のパッチでリスニングの勉強を
しなければならないような目に遭わせたくない。

今日も『ユメタン』のテストを行いましたが、不合格になった生徒たちでもかなり
英語力が付いてきたように思います。

さすがに中学の検定教科書3冊まるまる暗唱して、英文法の授業ではひたすら
文例を音読して暗唱して、英語Ⅰの教科書も暗唱し、そして『ユメタン』ゼロの文
例をも覚えていってる彼らが、力が付かないわけがない。

中3夏休み過ぎたら『ユメタン』①を覚えてもらいます。

高1夏休み過ぎたら『ユメタン』②を覚えてもらいます。

高2夏休み過ぎたら『ユメジュク』を覚えてもらいます。

単語や熟語だけじゃなく、文ごと丸覚えしてもらいます。

授業でやった長文は全て音読を重ねて、パラグラフ単位で暗唱してもらいます。

これでたぶん英作文に特化した授業はほとんど必要ないと思う。英語を聞いた
り話したりすることも、かなり自由にできるようになると思う。

大学に入った後に困らないように、しつこくに纏わりついていこうと思っています。

 

 


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