野田さんが主将じゃなくて首相になるんですね。コイズミ後から続いてきた1年
1首相っていうシステムを打破してほしいと願っています。
自民党もアカンし、民主党もアカン。
こうなると我々はもうどうしようもなくなって・・・みんなの党とかあるか。でもさす
がにマイノリティーすぎるなぁ。とりあえず野田さん、頑張りなはれ。
トップってのはあまり下の顔色ばかり気にしていてはダメです。
信念を持っていないと組織全体が迷惑するし、本人の状態もどんどん悪くなって
いくものです。
でもその信念がひとりよがりの思い込みではダメなので、人の意見にも耳を傾
けようとする姿勢は忘れてはいけません。
そのバランスこそ重要なのですねぇ。
教員も同じでして。例えば「あの先生は教え方がなっとらん!」という苦情が来
たとします。信念のない先生はビビってしまって「そうか、じゃあ教え方変えよう。」
ってことになります。そうするとますます生徒の力は伸びません。
そんな苦情にプロがビビっていてはいけません。ビビるのは自分がプロだという
意識を持っていない証拠です。プロはビビりませんし、変えません。
だからと言って「なっとらん!」の声があまりに高まってきている場合だと、「あ
れ? そうか、もしかしたら自分が間違ってるのかもしれぬな」と考えねばなり
ません。そういったフレキシビリティーは持っていないとダメです。
そのバランスが大事なのです。
コイズミ後の日本国のトップはどうもバランスが悪くて、トップが悪いから国の状
態がまずいのか、国の状態がまずいからトップが揺れるのか、そのへんは僕に
はわからないけど、野田さんにはどっしり構えて船を操っていただきたいな。
それと今やらねばならないことの第一は、東北の人たちの生活を救うことです
ね。いろいろと打ち上げたい花火もあるとは思いますが、是非東北の方々が
「忘れられた人々」にならないよう、対応を練っていただければと思います。
国民の側は政治家を批判してばかりではなく、自分たちにできる努力は惜しま
ずに、生きる力を伸ばしていかねばなりません。
政治家が悪いから・・・と言うのは簡単ですが、そういう政治のもとでもしっかりと
生きて自分の人生の夢を叶えている人たちもたくさんいらっしゃることを念頭に
置いて、では自分はどうなのかということを振り返りながら、努力していかねば
なりません。
政治家は政治家で現時点でのベストを目指して努力してもらいたいし、我々は
我々で自己実現のために努力していかねばならぬ、ということですね。
要するに、そういうことなんやな、これが。