KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2012年6月

kimutatsu

ナイスゲーム!

Posted on: 2012年6月30日(土) 20:10

 

 

 

 

 

 

 
総体は0-2で負けました。負けはしましたが、とてもいい試合でしたし、選手ら
の気合いは十分でとてもいい雰囲気になりました。

負けは負けですが、でも最後の試合としては良かったと、僕は思う。

彼らと一緒にもう野球をすることはないけど、1勝できなかった反省を後輩たちに
受け継いで、来年はもっと強いチームを作ります。

保護者の皆さんは応援ありがとうございました。

在校生の光山、宮崎、内田もありがとう。

なんだかんだ言うて悔しいけど、この悔しさを忘れずに新チームを作ろう。

選手のみんな、あまりいい監督ではなかったかもしれないが、2年と3ヶ月の間
一緒に野球ができてよかったな。

野球は誰かが犠牲になって成り立つスポーツです。犠牲バントや犠飛など。

自分が犠牲になってもみんなが幸せになることを体感できるスポーツです。

野球を通じて培ったスピリッツを、また次のステージでも生かしてもらえればいい
なと願っています。監督として。

これで終わりといってもまだ卒業するわけやないので、英語のことなど質問などが
あればいつでも来てください。でもそれはそれとして、今までありがとう。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今日は選手たちの成長を目の当たりにし、負けたけど嬉しかったです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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総体

Posted on: 2012年6月29日(金) 21:28

 

 

 

 

 

 

 
いよいよ明日は総体。いま6月29日の21時過ぎですから、12時間後に試合
が始まります。最後の大会なので楽しんでもらおうと思っています。

この1年間、僕にどやしつけられてきた選手たちなので、精神的には多少強く
なってるんやないかと思っています。

相手は公立の中学校なので、文字通り負けたら終わりです。

こちらは負けても硬式野球部に移るだけで、あまり引退という感じはないかもし
れません。だから向こうのほうが堅くなる可能性が高いんですよね。

勝てるとしたら立ち上がりが鍵になると思っています。

こちらが焦らずにじっくりと攻められるかどうかにかかってると思っています。

木村さんが来てから灘は強くなったと言うてもらえますが、こちらは野球部が自
由に使えるグラウンドがあります。公立中学校は他のクラブと共に練習している
ので、多くの学校では内野の練習ぐらいしかできないそうです。

環境的にはもっと強くなってもいいんですけどね。勉強にかけるほどの必死さが
ないからなぁ。まぁ監督が悪いと僕は思っています。

総体ってのは特別な想いを持って臨みます。

最後ですので、選手たちには楽しんでもらいます。

僕は怒らず怒鳴らずけなさず騒がず(笑)ずっと笑顔で試合を見守ります。

高2の光山と宮崎が応援に来てくれるらしいので、彼らを自宅近くでピックアップ
して、一緒に試合会場に車で向かいます。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
僕は勝っても負けても第3試合の審判が入ってる。暑いやろなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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第二次東京ロングセミナー 受付中

Posted on: 2012年6月29日(金) 9:33

 

 

 

 

 

 
毎年お盆あけに東京で英語教師塾とロングセミナーを行っているのですけれども
今年はもう凄くって、受付開始からどちらも申し込みが止まらない状態でした。

英語教師塾は現時点で90名。

ロングセミナーのほうは全部で150名以上の申し込みがありまして、定員の100
名をオーバーしてしまったので、受付開始から5日で締め切られました。

ミスチルのライブやないんやからね。

こういうセミナーって一般の方々向けではなく、学校の先生、予備校の講師の方々、
将来教員になろうと考えている大学生などが対象となります。

なので対象人数は多いといえば多いけど、一般向けよりは少ないのでミスチルほど
派手には動きません(当たり前)。

受付を開始して、しばらくは申し込みがあるのですが、少し経つとストップします。

そしてセミナー当日の1週間前ぐらいからドッと申し込みが増えます。

ところが今回は受付開始直後からこの「ドッと」が止まりませんでした。

結果的に5日間で139名が申し込まれたそうです。会費1万円ですから、決して
安いセミナーではありません。要するにお金よりヤル気が勝ったということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

(宮崎でセミナーをやったときの様子です)

で、アルク矢部っちから連絡があり、こうなると逆に「今はまだ予定が立たなくて、
申し込もうかどうか迷っていて、直前になって申し込もうとしていた」という先生方
に申し訳ないということでした。

矢部君から電話があってね。

矢部:先生、これ、追加講演ってお願いできませんかね。
木村:でも9月にも東京でやるやん?
矢部:いや、ロングバージョンのを2回やってもらえませんか。
木村:そんなん人あつまる?
矢部:わかりませんが、お盆なので参加できないって人もおられるし。
    お盆明けなら行けるのにっていう先生方もおられまして。
木村:俺はええけど・・・
矢部:来年はもっと広いところでやりますので。
木村:でもいつやるん?
矢部:広島のセミナーが終わってからどうでしょう。23日とか。
木村:23日な・・・23日ってあんた・・・そやな・・・うんまぁ・・・
矢部:ありがとうございます!

一応言うとくとですね。

8月15日  飛騨高山経由で東京入り
8月16日  英語教師塾
8月17日  ロングセミナー(最終の新幹線で帰る)
8月18日  朝から野球の試合(まる1日)
8月19日  午前中は野球。昼から広島でセミナー
8月20日  行方不明開始
8月25日頃 行方不明終了

去年もそうやったのですが、広島セミナーが終わったあとはしばらく行方不明にな
ることにしています。年に一度のリフレッシュなのです。

海外旅行なんて行きません。行けません。それより日本のいろんなところを旅して
いろんな人と会って、いろんな酒を飲んで、うろうろするだけです。

23日な。

矢部:お願いしますよ。
木村:そやな。人、集まったらええねんけどな。

そして追加公演ならぬ追加講演が決まりましてですね。行方不明にはその後に
なろうと思っていますが、とにかく追加講演が決まりました。

というわけで、お申し込みはこちらです

さすがにこっちは少人数でできるんやないかと思っていたら、とんでもなかった。
すでに50名の先生方がお申し込みになられているそうです。

 

 

 

 

 

 

 
先日ある先生から「たくさんいらっしゃったほうがやり甲斐もあるし、身入りもいい
でしょ?」と笑いながら言われたのですが、おい、勘違いも甚だしいで。

やり甲斐は確かにある。

だが何人集まろうと僕はカネなんてほとんど頂いてない。

3000円のセミナーでも1万円のセミナーでも、僕自身はほとんど頂かんのよ。

第一な、セミナーなんてカネのためにやっとるんじゃない。

日本の英語教育が訳読式から脱すればいいなと思ってやっとるだけなのです。
自分が生きてるうちに、多くの日本人が英語を話せるようになればと思ってやっ
とるんだ。というか、今となってはそれが僕の大きな夢なのです。

なので追加講演のほうも多くの先生方に来て頂き、このセミナーへの参加をきっ
かけに英語指導が変わりましたと言ってもらえるように頑張ろうと思う。

というわけで、再度貼り付けておきますが、こちらからお申し込みください

多くの先生方のご参加をお待ちしております。その後は一緒に行方不明に(笑)
なるのもいいじゃない?

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
山岸先生、素敵なメールをありがとう。生徒たちのユメタン表紙への
Happy Birthdayのメッセージは心にぐっときますね。
 
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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総体が近づいてきた

Posted on: 2012年6月27日(水) 23:58

 

 

 

 

 

 
総体が近づいてきました。土曜日第一試合、場所は桜の宮中学校です。間違え
たらまずいので、今日は下見に行ってきました。

高2の光山と宮崎が応援に来てくれるらしいので、前川先生と彼らを甲子園口で
ピックアップして、一緒に車で試合会場まで行こうと思っています。

あまり勝率の高いチームではなかったけど、ここにきて少し上向きになっているの
で、本番でも力を発揮してくれればいいなと願っています。

これで野球をやめてしまう生徒もいます。

このメンバーで野球をするのはこれが最後なので、悔いのないように頑張ってもら
いたい。勝っても負けても。

僕のほうはスタメンをどうしようか考えています。

いつも決定するのは前夜なので、それまではじっくり考えてみようと思っています。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
伊藤エミさんがお亡くなりになりましたね。モスラの歌が懐かしいなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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非リーダーシップ

Posted on: 2012年6月27日(水) 0:53

 

 

 

 

 

 

 
何年か前、どうして我々が自民党はもうあかんなと思ったかというと、リーダーが
リーダーとしての体を為していない空気を読み取って、組織として何もできないな
ということを実感したからではないかと思うんです。

コイズミ以降、首相が1年ごとに交代したのも、野党云々より安倍氏なり福田氏な
りといったリーダーの下に「〇〇派」という派閥があり、そのリーダー達の統一がま
ったく取れていなくて、自民党が一枚岩になっていない不安定さに「こりゃあきまへ
んな」という空気を感じ取ったからです。

テレビを見ていて、自民党の政治家が同じ自民党の首相を批判するのを見、こんな
ことは民間の企業では絶対にありえないなという思いで、辟易としたからです。

1艘の船に船頭がたくさんいて、船がちゃんと前に進むわけがありません。

今回の民主党のどたばた劇を見ていると、数年前の自民党とまったく同じです。

野田首相以外のリーダーはリーダーであってはならないはずなのに、何人かが
リーダーであろうとして、結果的に全体としては失敗しています。

当の本人たちにはわからんのだろうけど。

同じ党のリーダーを、リーダーじゃない人たちが公然と批判しています。

そこには不安定さしか生まれません。批判しながら鼻の穴を膨らましているその
人こそ、不安定さを引き起こしている本人なのです。

僕は組織というのは、仮に仲が悪くても、つまり一枚岩でないとしても、あること
に関して決定したことは全体で守ることが肝要であり、全員で「一枚岩感」を演出
することこそ、組織が着実に成長するために必要だと感じています。

もちろんその前にしっかりと議論することが大事なのですが。

その点では多くの「会議」が単なる連絡会議になっていて、議論の場になってい
ないケースが多いのはどうかと思っています。日本の組織ってなんだかんだ言う
てトップダウンが多いのです。

我々はもっと議論すべきです。

上がエライのではない。上だって「どうしたらええねやろ」と思ってる。
会議の場でしっかりと議論する雰囲気を作り出すのは、上の人間の仕事です。

そして決まったことが守れないのであればその組織を去る美意識を持つべきだと
思っています。

小沢グループとか鳩山グループとか、「派閥」がグループという名前に変わっただ
けで、要するに自民党時代でいえば小沢派であり鳩山派ですよね。

消費税を上げることに関しての是非はさておくとして、組織の秩序を乱すのであれ
ば、その組織を去ったほうがいいのではないでしょうか。

野田さんは党を割らないと言ったけど、こんなにも造反する議員がいるのであれば
もう民主党を一度解体すべく解散し、総選挙をしたほうがいいと思いますね。

あまりコロコロと首相が代わるのはもうたくさんだと思っていますが、野田首相もな
んらかの覚悟と信念を持ってこの法案に臨んだのでしょうから、ぶっ潰してしまって
あとは次の方に委ねてもいいのかもしれません。

リーダーがたくさんいるとロクなことはありません。

全員がリーダーシップの持ち主では困ります。この場面は自分はリーダーではな
いなと思ったら、今度は非リーダーシップを発揮できないとダメです。

担当じゃない人が口出ししたり、前任者が「アドバイス」という名目で横やりを入れ
たりするから話がややこしくなってしまうのです。

リーダーシップは大事ですが、非リーダーシップだってかなり重要な特性なのです。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
かく言う僕もひと言多いので、発言すべきでないところは貝に
ならねばならぬと意識するようにしています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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ウォーキング

Posted on: 2012年6月26日(火) 21:43

 

 

 

 

 

 

 
 
  

学校から歩いて帰りました。12キロほどの道のりをウォーキングして帰りました。
夕方やったのであまり汗もかかず、足は少し痛かったけど快適でした。

夕方の風が心地良かった。

12キロを2時間かけて帰るのは贅沢ですね。

車などで帰るよりずっと贅沢な時間の使い方です。「贅沢」ってのは時間の使い
方に対して使う言葉です。

かなり速足ですが、タウンウオッチングを楽しみながら帰りました。

帰ってから1時間ほど風呂に入り、読書を楽しみました。

軽く夕食を食べたら、そこから英語の勉強と執筆を楽しみます。眠くなったら寝る
ことにしていますが、最近はよく寝ます。26時には寝るようにしています。

今日は『ユメタン②』のユニット8のテストでしたが、かなり出来がよかった。その
あとに神戸大学の入試をみんなで解いたけど、みなかなり出来てた。

気分の良い一日となりました。

12キロのウォーキングを楽しんだので、今から仕事をします。心地良い疲れです。
ちなみに体重はこの15年で一番軽い58.7キロになりました。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
なんか涼しい日々が続きますが、風邪などお召しにならぬよう
お気をつけください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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モチベーションを維持する方法

Posted on: 2012年6月25日(月) 23:19

 

 

 

 

 

 
いまモチベーションについてのコラムを書いています。よく受験生から「どうすれば
モチベーションが上がりますか」と聞かれることがあります。

あるいは社会人の方からも「モチベーションを維持する方法は何でしょう」と尋ねら
れて困ることがあります。

それは必死になることですとしか言えません。

モチベーションが維持できない理由は3つ。

1.必要性がないのに何かにチャレンジしようとしている。
2.目的がないのに何かにチャレンジしようとしている。
3.チャレンジし始めたはいいけど、計画性がない。

この3つのいずれかやと思うんです。

例えば勉強して大学に入ってやろうと思っている人がいたとします。将来は立派
な人物になって日本を支えてやる!という作文を書いていたりする。

あるいは「将来は医者になって、この世から病気をなくしてやる!」なんて大層な
決意文を書いていたりする生徒がいたとしましょうや。

この人が鼻くそをほじりながら漫画を読んで「なかなかヤル気出ませんわ」と言う
てたとしたらどう思いますか。

要するに「どうせ自分が日本を支えるなんてできるわけないわな」と思ってるので
す。自分がやる必要なんて感じてない。

あるいはそれほど医者になろうなんて思ってない。目的意識がないわけです。

あるいは、ではそのためにはどういうことをしなければならないのかを掘り下げず、
適当に龍馬モノなどの本を読んでいたりする。計画性がないのです。

逆に考えてみればですね。

1.必要性のあるものにチャレンジする。
2.目的意識を持たざるを得なくする。
3.綿密なる計画を立て、それを周囲に公表する。

というようなプロセスを経ることで、モチベーションを維持せざるを得なくなります。

必死さが足りないのには理由があります。ならば必死さを生み出すための工夫
をすればいいのではないかと思っています。

 
 

 

 

 

 

 
 
僕は必死さ、気合い、気迫、そういったものこそ何かを成し遂げる上で最も重要だ
と考えています。スキルはその次です。

自分の授業をなんとかしないと教員なんて続けていけないなと思っている先生と、
なんとかしたいなと思っているレベルの先生とでは絶対に差が生まれます。

そのうえでスキルを知ることで、前者の先生はかなり伸びます。真剣さが違う。

自分で自分を高めるためには、そうせざるを得ないように自分を持っていくことです。
そうせざるを得ないように、工夫するのです。

そうでないと人間甘えてしまいますからね。

例えば。

僕は来年の3月までにあと3冊は本を出します。絶対に。

まだ1冊分しかできてないけど(滝汗)頑張ればなんとかなると思う。

もしできなかったら?

できなかったら僕の生徒たち全員に『東大英語リスニング』をプレゼントしてやろ。
出費は50万ちょっとか。家計的には相当痛いな(汗)。

でも自分のお尻を叩く材料になるし、仮にできなくても僕の生徒たちの英語力は
上がるし、一石二鳥や。

さぁ、必死にやろ。これで後戻りできなくなった。頑張ろ。

明日、生徒たちから「ごっつぁんでぇす」と声をかけられそう。いや、頑張るってば。

要するにこういう感じでモチベーションを上げざるを得ない状況を作れば、モチベー
ションなんて一発で上がります。

あとはそれに向けて綿密な計画を練ればいい。それに従って仕事なり勉強なりを
するだけです。

宣言もできないヘタレでは何ごとも成し遂げられんですからね。宣言をした上で、
計画を立てればいいのです。あとは狼になるだけです。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今日は放課後にノックを打ったからか腰が(泣)。
無理したらあきませんねぇ。カイロの福井先生にお願いしよう。

 


kimutatsu

本を読みましょう

Posted on: 2012年6月25日(月) 0:03

 

 

 

 

 
 
 
山形の高橋先生からさくらんぼが送られてきて、さくらんぼ大好きな木村は大喜
びしながら食べていたのですが、そろそろなくなってきたなと思っていたら、ナント
それを見ていたかのように、松木先生から大量のさくらんぼが送られてきました。

高橋先生、松木先生、ありがとうございますm(_ _)m

それから神戸の新垣先生からお手紙を頂戴しました。
以前も書きましたが、手書きの葉書きや手紙ってのは頂くと嬉しいものですね。

そういえば新垣先生とはじめてお逢いしたときに、ブログで本の紹介を読むのが
楽しみなんですとおっしゃっていたなと思い出しました。

というわけで、最近読んだ本をざっとご紹介します。

といっても、こりゃいいなと思ったものだけ。
 

『花と流れ星』 道尾秀介
この人の小説は面白いなぁ。いま、僕の中では浅田次郎先生は筆頭としても
荻原先生と道尾先生は、「先生」と呼ぶにふさわしい作品を提供してくれる。
この本はコナン・ドイルを意識していて、推理小説好きにはたまらん作品です。

『オー・マイ・ガアッ!』 浅田次郎
この人は天才だといつも思うなぁ。とてもじゃないが、こういう本は書けないわ。
ラスベガスを舞台に繰り広げられる3人の人間たちのエンタテイメント大傑作。
この本は楽しい。もう何度目かの再読でした。

『霧笛荘夜話』 浅田次郎
要するにどうして浅田先生なのかというと、『オー・マイ・ガアッ!』のようなモノ
スゲェエンタテイメントを書く人が、こういうしっとりした小説も書けるって点です。
霧笛荘という港町のアパートを舞台にした短篇集です。

『あやし うらめし あな かなし』 浅田次郎
再読というか何度目なんだってぐらい読み尽くした本をまた読みました。怪談集
ではありますが、いわゆる恐い話ではなく、神秘的で幻妖な哀しい奇譚集。
文学の極意は怪談にありを見事に体現。

『時が滲む朝』 楊逸
芥川賞受賞作。日本語を母語としない中国の人が芥川賞を受賞したっていうの
で読んでみた。内容は中国の民主化を扱っているので、もしかしたら興味がわか
ないかもしれないけど、日本語の使い方は秀逸。

『千年樹』 荻原浩
短篇集なんです。舞台は同じ神社。時代を超えて、様々な人々がその神社の巨
木のまわりで人間模様を繰りひろげます。我々人間ってのは、いつの時代も哀し
く、そして一生懸命なんやなぁ。

『ハードボイルド・エッグ』 荻原浩
荻原先生の引き出しの多さと深さ、広さには敬服せざるを得ません。ユーモアが
いっぱい詰まったサラリーマン小説があるかと思えば、こういうコミカルな探偵物
があって、さらに可愛い幽霊や座敷わらしが登場するもののけ小説がある。
この小説は一種の推理小説ですが、笑うところが多くて楽しめます。お勧め。
 

他にもいっぱい読んだけど、とりあえずお勧めなのはこれぐらいかな。

また思いついたらお勧めの本を書きますね。いっぱい本を読んで感性と日本語
の力を鋭くしたいものです。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
内田樹先生との対談が決まった木村は、内田ワールドに嵌まります。
対談前に代表作を何冊か読んでおかないと失礼なので、しばらく内田
先生の本を読み漁ります。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

最後の練習試合

Posted on: 2012年6月24日(日) 22:46

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 
今日は宝塚市にある雲雀丘学園中との練習試合でした。総体前の最後の練習
試合。2試合やって1勝1敗でした。両試合ともとてもいい試合でした。

ファーボールやエラーが出て負ける試合は得るものがあまりありませんが、打た
れて負けると反省すべき点が見えてきます。

1試合目にはえらい打たれてしまって負けたのですが、配球を考えるように助言
したあとの2試合目はとてもよく考えてバッテリーが組み立て、勝ちました。

30日はいよいよ総体です。

いい試合ができるように頑張ってもらいます。桜の宮中学校で第1試合。

このメンバーで試合ができるのもあともう少し。最後まで悔いのないように練習
を頑張って総体に臨んでもらいたいなと願っています。

1日グラウンドにいて、さすがにちょっと疲れました。執筆を頑張ります。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
九州はえらい雨みたいですが、皆さん大丈夫でしょうか?

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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音読

Posted on: 2012年6月23日(土) 10:57

 

 

 

 

 

 

  
昨日は兵庫県立播磨南高等学校へ行ってまいりました。生徒たちの授業を見
学させて頂いたり、またこちらも話をさせて頂いたりしました。

生徒たちは熱心に音読し、暗唱していました。

英語が苦手という生徒が多かったのですが、目を輝かせて音読を頑張っていた
のが印象的でした。とてもいい経験になりました。

音読って10回や20回やったからといって、あるいは1つの文章を音読したから
といって、力が付くようなものではありません。

毎日積み重ねているうちに、気が付いたらやたらと英語が話せるようになってい
たり、英作文がとてもスムーズにできるようになっていたりするものです。

音読にはCDが欠かせません。単語を覚えるのと同じです。

したがって単語を覚え、音読をしているうちに、リスニング力があがってきます。

これは自分で経験しないとわからないのですが、皆さんもやってみてくださいね。
英語が得意になりたい人は。

 
 

 

 

 

 

 

 
模試でいい点数をとっても英語ができない人がいます。

偏差値70もあるのに英語ができないという人がいます。

「英語ができる」というのは、英語が自由に話せて聞けて読めて書ける人ですね。
そのために勉強するのです。

偏差値70取っても、多少は読めるけど英作文やリスニング、スピーキングはでき
ないという人がとても多い。それは「英語ができる人」とは言えません。

以前の僕がまさにそうでした。模試は解けるけど、英語は話せない。

要するに英語はまったくできないということになります。

なんとかして英語を上手に話せ、聞けて、読めて、英作ができる人間になりたい
なぁと思ってきました。4つの技能が全て一流であればいいなと。

音読を繰り返しているうちに、その4つの技能が同時に高まってきます。もちろん
やり方を間違えて我流で音読していてもダメです。

単語を覚えるところから、文法を勉強するところから、音声CDを何より大事にして、
音読する前に丹念にCDを聞いて、そしてそのモノマネをして音読するのです。

カラオケで曲を歌う前に、練習するのとだいたい同じです。

僕は『English Journal』を愛用していますが、自分のレベルに合ったものを使い、
音読→暗唱を楽しんでください。

何が合っているのかわからないという人にアドバイス。

リスニング教材を利用すればどうでしょうか。

例えば僕の『東大英語リスニングBASIC』はそれほど難しい文章が収録されて
いるわけではありません。単語とかも易しいです。

あるいはさらに英語ができないという人は『センター試験英語リスニング合格の
法則』の基礎編から始められてもいいと思います。

リスニング教材なので、絶対にCDが付いています。

スクリプトを見ながらCDを聞き、「ここは音がつながってるなぁ」とか「ここの音は
くっつけて発音するんやなぁ」とか、じっくり分析しましょう。

音と意味が取れたら、そのCDのモノマネをして何度も何度も音読するのです。

モノマネができるようになったら、次は音声CDを消し、自分で何度も音読します。

最終的には日本語を見たら英語が言えるところまで読み込みます。

最終的な目標を『東大英語リスニングSUPER』にされれば、なんと5冊も!暗唱
することになり、絶対に英語力がアップします。

『センター試験英語リスニング合格の法則基礎編』(全て会話問題)
『センター試験英語リスニング合格の法則実践編』(全てモノローグ)
『東大英語リスニングBASIC』
『東大英語リスニング』
『東大英語リスニングSUPER』

リスニング教材はリスニング用として使わねばならないということはないのですか
ら、音読用の教材としてもかなり使えます。

やるからには本腰をすえて、絶対にこの5冊を暗唱してやる!と心に決め、始めて
ください。挫折したら自分に罰を課しましょう。

この夏は英語がんばるぞ!という人、音読を頑張ってください。僕も頑張りますよ。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
東京のロングセミナーの追加講演が決まりました。
詳細はまた追って連絡いたします。

 


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