先日、安城学園高等学校さんをお邪魔して、『ユメジュク』を使っている
生徒たちに対して、講演をさせていただきました。
僕が行く前日には文科省の人が安城学園さんを訪問して、先生方向け
に講演をされていたそうで、それについてもいろいろ伺いました。
僕は生徒たちに対して、自分が高校時代に勉強ができなかったことや、
ある時期からきっかけを得て、勉強するようになったら勉強の面白さが
わかってきたこと、自分の人生のために勉強を継続させる重要性と、
それが他の人たちや社会に及ぼす意義についても話をしました。
生徒たちは誰ひとりとしてうたた寝をしたりするようなことはなく、本当に
話しやすかったです。
人からやれと言われてやる勉強はつまらないものです。先生や親が
勉強せいと言うたびにやる気は失せていきます。
でも先生や親はどうしても言いたくなります。
言われるのが嫌ならば、自分の成長のために、社会に貢献できるよ
うな大人になるために、得意なことを中心に勉強したらいいんじゃない
かと生徒たちに言いました。
学校というところは自分の得意なことを発見する場所だし、発見した
自分の得意なことを伸ばす場所なんだから、これこそ自分の得意な
ことだなと思ったら、誰にも負けないレベルにまで高めることです。
大人になったときに「これだけは誰にも負けない」と言える1つのこと
を持っている人になっていればいいと、僕は思っています。
『人生の授業』に書いたとおりです。
安城学園の先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
またこれからも勉強や部活動を頑張ってくださいね。
その中で僕の本が少しでも役に立てば嬉しく思います。
また機会があれば顔を出しますね。これからも宜しくお願いします。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
長いこと行方不明になっていたのですが、復帰しました。
旅先で原稿を書くのは本当にいいものです。
川端康成先生みたいな旅先作家になりたいなぁ。