
超絶忙しい。あまり「忙しい」と言わない僕なのに、ここの
ところえらい忙しいのです。忙しいことのメリットもあって
たとえば余計なことを考えずに済むとか、目の前のやるべき
ことをこなしていけばいいのでストレスがたまらんとか、
それなりにいろいろあるのですが、ちょっと忙しすぎます。
あ、そうだ、金曜日の琉球新報の朝刊に僕のコラムが載るよ。
沖縄の人たち、よかったら読んで下さい。
で、忙しいことのメリットもあるにはあるんやけど、当然の
ことながらデメリットもあって、たとえば生活に余裕がない
とか、常に手帳のTo Doとにらめっこしていないといけない
とかなのですが、幸いにして授業は受験英語のレベルなので
準備のための時間はそれほどかからなくて済んでいます。
今日の授業では京大模試の過去問をやりました。
英作文です。よかったら英語に直してみてください。
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日本でも捺印ではなくサインをよく使うようになってはきたが、
それでも依然として捺印のほうに重きが置かれており、正式な
取引をサインで済ますということはあり得ない。つまり、印鑑
こそが法的な身分を証明する際に役に立つのである。日本に住
む外国人の知人によれば、彼らも銀行で預金を下ろすのにカタ
カナで彫られた自分の印鑑を使うことがあるそうだ。
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「印鑑」(a seal)と「サイン」(one’s signature)は「こんな
のは入試では注も付かないんやから覚えとけ」と言って教えた
あと、生徒たちには10分ほど時間を与えて書いてもらいました。
黒板に解説を書きながら父が倒産して失踪し、借金が6000万に
なった日のことを思い出しておりました。
簡単に印鑑を押したらあかんでぇと生徒たちに語りながら。
仕事があって、忙しいのはいいことかもしれませんね。
あの時は「俺の人生も終わったな」と思いながら、暗い家でじっ
としていましたから。29歳で終わったって早すぎるやろうとか。
生きていればいろんなことがあります。
でも生きていればなんとでもなります。
終わったなと思ったって終わってません。逆転できますねん。
生徒たちにはあまり詳しく当時のことを話していませんけれども
彼らが成人して一緒に飲むようになったら「印鑑押したらあかん」
という話をさせてもらおうかなぁと思っています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
全身黒づくめの男たちが毎日うちの家に来ていましたが、
それに比べたら多少のbluesなどなんてことありませんわ。