KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2019年3月

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福岡で勉強会

Posted on: 2019年3月31日(日) 21:39

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福岡工業大学さんをお借りして、チームキムタツ九州支部の
勉強会を行いました。多くの先生方がご参加下さいました。

学年が1つ始まる前に、長文読解と英作文の勉強法や指導法
について確認しておこうというのが主旨でした。

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丸山君が長文読解の指導法について、僕が英作文についてを
担当させていただきました。僕は和文英訳と自由英作文に
わけて、それぞれの基本的な効果的指導法についてお話を
させていただきました。

通訳の柴原先生が埼玉から駆けつけてくださいました。

また兵庫県から2名の先生方がおいでくださいました。

これほんとに感謝ですね。

無料とは言え、休みの日に勉強しようとされる先生方がこれ
ほども多くお集まりになるというのは、さすがのひと言です。

九州はいつも熱いのです。

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アルク・三省堂・カシオ計算機・文英堂がブースを出してく
ださいました。各社には感謝申し上げます。

次はまた夏ぐらいかなと言っていますが、今年中に2回ほど
計画しています。よければご参加下さい。

会場を提供してくださった福岡工業大学附属城東高校の先生
がたには心から感謝しております。

懇親会も含め、ものすごく盛り上がりました。

 

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
明日は朝から野球部の引率です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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8月3日東京ロングセミナーについて

Posted on: 2019年3月30日(土) 21:57

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今年の東京ロングセミナーは8月3日(土)に開催します。
いつもより少し早いのですが、学校の校務が優先なのです。

受付開始は6月1日。これはいつもどおりです。

またリンクは貼らせていただきます。

今年のテーマは「生徒たちの成績を必ず上げてやれる教員
になろう」とさせていただきます。

定期考査の成績は上がっても、模試などの実力テストでは
あまりいい点数をとることができない子の場合、明らかに
勉強の仕方を間違えているのです。

どういう声かけをすればいいのか、
どういう家庭学習をさせればいいのか、
どういう授業をすればいいのか、

そういったお話をさせていただきます。

宜しくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今回は新宿で行います。いつもの場所ではありません。

 


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自宅学習の時間に成績は上がる

Posted on: 2019年3月29日(金) 21:26

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2日前のエントリーに「残雪の福島県猪苗代」と書きました。
が、最後の日は起きたら雪が降っていて真っ白でした。

生徒たちは約140名が参加していました。

こういう勉強会を単なる思い出にしては勿体ないと思いますね。

刺激をもらった程度にしては。

疲れて帰宅してからちゃんと机に向かえたかどうかがポイント。
自宅学習の時間に成績は上がるのですから。

参加した生徒たちが成績を上げるために、しっかりと自習して
くれることを願っています。

授業をいくら熱心に聞いても数字は上がらないのです。

授業を大切にしなさいって昔からよく言われますが、授業を
大切にするっていうのは、家に帰ってから授業の復習をし、
授業で先生に教わった内容に関して自分のレベルに合う本で
自習をすることであり、それがあるから成績は上がるのだと
僕は強く思っております。家庭学習をしなくて授業を熱心に
受けるだけという姿勢では定期考査しか上がらないのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
成績を上げるのは自宅学習の時間です。授業は理解の時間。

 


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福島から帰ります

Posted on: 2019年3月28日(木) 13:00

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福島県教委から依頼されたのは自由英作文の授業ですので
今回はそれに特化して生徒たちにどう書けば高得点を
もらうことができるのかについて話をしています。

いつも灘の生徒たちに話していることなのですが。

「ミスのないよう、自分の英語力の範囲で書けばいいよ」
的な指導をされることがあります。

が、それでいいのでしょうか。

ミスがなければ点数が与えられるのでしょうか。

それは全く違います。

ノーミスであっても、表現力と発想力が低ければ1点も
与えられないはずですし、東京外国語大学のように
その2つが50:50の配点だと公表している大学でなくても
それらを意識した採点が行われるはずです。

配点が10点だとすれば、問題要件に合う発想に基づいた
英語が書かれてあるかどうかが最初の関門です。

そのうえでイディオムやつなぎ言葉などを効果的に使い
ながら、その大学のレベルに応じた英文を書かないと
中学生でも書けるような英文では合格点はもらえません。

で、どういうふうに指導するのかについてはセミナーや
メルマガを使って、指導者向けには伝えていますが、
生徒たちには灘校生以外に伝える方法がない(厳密には
本という形ではあるが、伝わりにくいので)ものです。

なので、こういう勉強会は非常に有効だと思っています。

合宿は終わりました。みんな笑顔で帰っていきました。

どうやった?と聞きましたところ「ものすごく良かった」
と笑顔付きの返事をしてくれました。

また来年以降も福島県のお役に立てれば欣幸の至りです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
灘の生徒たちにも早く授業がしたいなと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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磐梯山青少年の家にて

Posted on: 2019年3月27日(水) 21:10

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20度の石垣島から残雪の福島県猪苗代に来ております。
忙しいですねと言われますが、忙しいわけではなくて
もともといつも3月末は福島なのです。

福島県教委主催のふくしまリーダー育成プロジェクト。

県内の高校から約140名の生徒たちが集まっています。

いつものとおり、藤井先生(国)と数理哲人(数)も
来ています。生徒たちに授業をするためです。

沖縄と福島でこういう教育支援をするようになって、
もう数年が経ちます。福島県からはようやく安定して
東京大学に二桁の合格者を出せるようになりました。

お前なんかもう要らないと言われるまで、続けようと
思っています。灘校生も東北企画を続けていますしね。

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福島といえば、灘校教員だった前川君にも久しぶりに会って
さまざまな教育談義をしました。

明日が最終日です。最後まで生徒たちに「木村の授業を受け
られて本当によかったし役に立った」と言ってもらえるよう
気合い十分で臨みます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
震災後から灘校生が東北での合宿を続けているのを
嬉しく、また誇りに思っております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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朝井リョウ 『何者』

Posted on: 2019年3月26日(火) 19:33

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日本語の力を外国語の力が超えることはありません。

生徒たちにはしっかり日本語(教科としての国語ではない)
を勉強しなさいと言っています。

いくら英語を勉強しても日本語の力が弱いと伸びません。

そんなわけで66回生のときから、生徒たちには毎月1冊か
2冊、自分が読んだ本の中からいいものを選びまして
コラム付きで紹介しています。

今月は2冊紹介しました。そのうちの1冊がこれです。

朝井リョウの『何者』です。

生徒たちに渡したコラムがこれです。

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僕は本を書きます。子どもの頃から文章を読むのも書くのも大好きで、いつか自分でも書ければいいなと思って生きてきました。ある時期に遠藤周作という作家に出会い(その時に出会った作品は『黒ん坊』というタイトルの小説でした)後頭部をバットで殴られた思いを味わいました。うわ、読むのと書くのは全然違うんやな。プロってすげぇ。

遠藤作品を貪り読んでいるうちに、そのプロットだけでなく、文体にも惹かれていくことになります。小説やエッセイのプロットを際立たせるのは文体です。レトリックをふんだんに使いながらも、それまで数多くの本を読みながら、あるいは書き写しながら、遠藤先生が体に刷り込まれた日本語の使い方を味わう読書を楽しむようになりました。

それから数年後、浅田次郎という作家の『鉄道員』という作品に、今度は遠藤作品に殴られた小学生の僕ではなく、すでにいい年齢になって自分の文章力にある程度の自信を持っていた僕は自分の低さをこれでもかと見せつけられることになります。以後は浅田作品に没頭することになります。プロットは言うまでもなく、日本語の表現力が他の作家とは二段階ぐらい違うように思われたのです。少なくとも、僕にとってはそう感じられました。

僕にとって遠藤周作先生と浅田次郎先生は先生であり、師匠なのです。

若い人たちの文章を読み、道尾秀介、伊坂幸太郎、三浦しをんといった人たちの巧さに苦しめられてきました。自分よりすごい人に対する気持ちは常に、憧れというよりもむしろ羨望で、だから苦しいのです。嗚呼、この人は巧い。この人も巧い。自分とは全然違う。プロはすごい・・・でも、でも巧いけど、遠藤先生や浅田先生のときに感じた、苦しいんだけど、同時に喉の奥をころころとくすぐられるような感覚が湧くことはなく、だから道尾作品にも伊坂作品にも三浦作品にも、どっぷりハマることはありませんでした。

朝井リョウをある人から勧められました。僕はツイッターをしないので、どうにも読みにくそうだなというのが第一印象でした。最初の三分の一ほどを読み終えたときに抱いた印象は「また凄い作家が出てきたものだな」という程度でした。それが少しずつ変化し始め、エンディングを迎える頃には、この平成元年生まれの作家のことはもう少し追いかけなければならないというものに変わっていました。僕の書斎には本棚が7本ありますが、小説専用の本棚がまた賑やかになりそうです。
**********

よかったら読んでみてください。

レトリックもコンテンツも、そんじょそこらの物書きとは
まったく違います。他の朝井作品も読んでみたくなります。

この小説はすごい。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日から福島県に来ています。寒い。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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八重山高校さんにて

Posted on: 2019年3月25日(月) 23:04

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今日の八重山毎日新聞です。八重山高校さんで生徒や市民
の方々にお話をさせていただいたのが記事になっています。

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日曜日ということもあり、生徒も市民も申込制ということで
もしかしたらあまり人が集まらないかもと思っていたのです。

でもふたを開けると、生徒が80名、市民の皆さんが80名。

160名の人たちが集まってくださいました。

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沖縄への思いがとても強く、少し延長してしまいましたが、
みんな最後まで頷きながら、笑いながら、でも真剣な表情
で聞いてくださいました。

お世話になった西川先生、ありがとうございました。

またPTAの皆さんにも感謝申し上げます。

勉強ってすごく面白いと思うんです。

でも、目的も目標もなく、単に先生にやらされる勉強では
きっとどんな勉強であってもつまらないと思います。

たとえばゴルフの勉強をするとしたら、単に上手くなりた
いという程度の意識ではあまり続かないと思うんですよ。

モチベーションが上がらないし。

勉強って何なのか、そしてどうすれば力が付くのか、更に
続けるためにはどういう要素が要るのかといったことを
頭に置いた上で勉強することが大事なのではないかと僕は
思っていて、それを皆さんに話させて頂きました。

とてもいい学校でした。

またお伺いすることになるでしょう。楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに5月には修学旅行で石垣島に行きます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 学校訪問  

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石垣島

Posted on: 2019年3月24日(日) 23:21

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期待はしていたけど、ここまでとはな。

石垣島の八重山高校。自由参加なのでどうかなと思っていたら
一般市民を合わせて160名が参加してくれはった。

石垣島、また来るわ。これはいいわ。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
感動したら声が出ない。ほんま嬉しかった。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 沖縄  

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3/31は福岡でセミナーです

Posted on: 2019年3月23日(土) 9:56

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3月31日(日)に福岡にあります福岡工大附属城東高校さん
をお借りして、セミナーを開催します。

教育関係者であれば誰でも入れますので、よかったらお申し
込みください。コンテンツは次のとおりです。

**********
場所 福岡工大附属城東高校
日時 3月31日(日)13時半開始
内容
13:30~ 語彙・文法指導の要点
14:40~ リーディングの効果的指導法
15:50~ 英作文の指導法:和文英訳と自由英作文
**********

第1部は久留米大附設中・高等学校の大藪良一先生。
第2部はラ・サール中・高等学校の丸山晃先生。
第3部は灘中学校・高等学校の木村達哉が講師を務めます。

チームキムタツ九州支部の勉強会ですが、教育関係者ならば
誰でも入れますので、指導法・勉強法について話が聞きたい
という熱心な方はどうぞお越しください。

ohyabu_ryouichi@kurume-u.ac.jp

に、お名前、勤務先、懇親会参加の有無を書いてお申し込み
下さい。どうぞよろしくお願いします。

なお、チームキムタツが開催する勉強会は常に無料ですので
お金はないけど勉強はしたいという人を歓迎します。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
出版社など、企業の方々もよかったらご参加下さい。
ブースなどの出展もすべて無料です。
ただし、ボランティアで運営しておりますので、
もろもろ一緒に手伝ってくださる方がありがたいです。

 


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イチロー選手引退の報道に思う

Posted on: 2019年3月23日(土) 5:53

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イチロー選手が引退したというニュースを見ました。彼の
印象で一番強いのは若手だった頃に振り子打法を駆使し、
年間200本のヒットを打ったことですね。それが一番強い。

それと神戸が1995年の地震で壊滅状態だった時に、神戸の
球団が優勝したというのは非常に印象に残っています。

1995年のシーズン開幕時、イチロー選手は2番打者でした。
意外でしょ。3番打者のイメージが強い。

ちなみに1番打者は田口選手。開幕投手は佐藤義則選手。

監督は仰木さんでした。

シーズンオフになると神戸に帰ってくるイチロー選手。
実は僕、あるバーでイチロー選手に会っているんですよ。
だから何?ってことなんですけどね。

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天才打者と言われ続けた彼の苦悩はとてつもないもので
あったと推察します。だって、この世の中には天才など
いないですものね。努力、努力、努力です。

野球を愛しているから努力はそれほど苦しいものではな
かったとは思うけど、「天才」じゃない人が「天才」と
呼ばれ続ける、その期待に応えねばという苦しさは
きっと僕たちが思っている以上のものだったのでは
ないかと思います。天才なんていない。

これからは鈴木さんとして、また新しい人生のステージ
で、僕たちに刺激を与えてくださればいいなと思います。

 

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
しかしそれを思うと50歳までプロ野球選手であり続けた
山本昌投手はやっぱり凄いなと思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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