授業では毎回、誰か代表生徒が英語スピーチをします。
一応、全員がスピーチ原稿を提出してあるのですが、全員が
スピーチするわけではありません。人前では日本語でも
話せないという子もいますので、強制はしません。
今日の中学3年2組は写真の彼が立候補しました。
上の写真をクリックして拡大して見てくださいね。
黒板に色を表す漢字を書き始めたので何をするのかなと思い
ながら見ていました。
そして英語ではred、blue、greenの3色を表す表現が日本語
にはこんなにもたくさんあって、それぞれの明るさや深みが
異なるのだということを、英語で説明し続けました。
そしてそれぞれの色を、PC教室の先生にプリントアウトして
もらったカードを貼り付けながら、可視化してくれました。
まさか全部の色を説明するんじゃないだろうなと思っていた
のですが、その「まさか」でした。
彼は1つずつ、20分間にわたって、漢字の説明と色の説明を
英語でし続けました。
英語があまり得意な生徒ではないので、立候補したときは大
丈夫なのかなと思っていたのですが、杞憂に終わりました。
最後のThank you for listening.を言い終わった瞬間、割れん
ばかりの拍手が、とても温かい拍手が、教室を包み込み、
クラスメートからの「先生!写真!ブログに載せてあげて」
という声が響きました。彼も「あ、載りたい」というので
こうしてブログに載せております。
英語のミスはとてもたくさんあったけど、でもとてもいい
スピーチでした。聞いている全員が外国人という設定で
行っていますので、英語しか使えないのですけれども、
本当に外国の方々に聞いてほしいなと思うスピーチでした。
難点が1つ。
S、お前持ち時間だいたい5分って言うてるのに、20分間も
喋るから、授業の残り時間が30分しかなくて、
リーディングの授業、めちゃ早足になってしもたやんけ。笑
まぁええねんけどな。
これからも英語でいろんなことが話せるよう、Speak English
ではなくて、Speak in Englishができるよう、基礎練習を
しっかりやっていってあげようと思っております。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうござました。
知識がかなり定着してきたように思います。