僕が高校のときは本当に勉強しなくて、したがって当然のことながら
成績が末期的に悪く、なんとかしたいとは思いながらも全くやる気が
アップせず、結果的に浪人することになりました。
浪人したときに考えたのは1つだけ。
2浪はダメだ。いくらなんでも情けない。
1敗ならいいけど、1年もあるのに同じ敗戦を繰り返すのはあかんな
と考えました。というか、もうそれしか頭になかったですねぇ。
『ユメタン』を作るときも、この1年でこの1000語ぐらいはちゃんと覚え
ようよという意識って大事やろうなと思いました。
勉強ができる人はもっとたくさん覚えればいいと思う。
でもそれほどできない子にとって、何千もの単語が与えられるのって
どうなんだろうって思いまして。
僕の場合は『試験に出る英単語』をバラバラにして持っていました。
そして何月何日までにここまでは覚えると決め、少しずつですけれど
も、そのノルマをこなしていました。最初から何千語も無理だったので。
誰でも勉強ができるようになればいいなと思ってるはずなんですよね。
人間って知識欲も成長欲もありますし。でもなんかできないんですよ。
だけど先生に頼ってばかりいないで、そういう工夫というのかな、自分
だけの工夫をしていかないと、いつまでもダメなままの自分でいるの、
なんか本当に情けないなと思うんです。
僕も本当にそうだったからわかる。
浪人したときは大化の改新が何年にあって誰がやったのかも知らん
かったけど、これじゃダメだなと思ったので、7月末までに絶対全部の
範囲を覚えてやると心に決め、『一問一答問題集』を『ユメタン』方式で
やっていきました。月曜日も火曜日も水曜日も平安時代をやる。
次の週は月曜日も火曜日も水曜日もひたすら鎌倉時代をやる。
そうしてるうちに5月末にはほとんど終わってしまって、なんだ、日本史
が苦手って言うてたのは違うんだ、努力が苦手だっただけだと気づく
ことになりました。それから暗記というものが得意になりました。
先生に教わったわけじゃない。まぁ、当時の駿台の日本史の先生は
とても楽しい授業をされたので、それは大好きだったけど。
いくら授業を受けても、それはそれ。
覚えるのは自分の努力だからね。
英単語だけじゃなく、古文単語にしても何にしても、覚えることを覚え
それを使って文章を読んだり書いたりするのって楽しいものです。
英語の場合は喋ったり聞き取ったりが得意になってくる。
でも単に単語集を反復するだけではなく、例えば『ユメタン』だったら、
ユニット1は5月末日まで、そして6月末日までにユニット5までやる、
7月末までに『ユメタン1』は全部潰すとか、自分で決めてやればいい。
先生方は小テストという形でアシストしてくれるんだろうけど、だけど
先生方のテストはあくまでもペースメーカーみたいなもんだからね。
学校の小テストより速いスピードで潰していって、小テストを復習として
活用するとかっていう方法もある。
そういうのは自分で決めてやったほうが楽しい。
自分の力ぐらいは自分で伸ばしたほうが楽しいねんからね。
なんだかんだ言ってる間に6月になる。受験生は自分の力ぐらいは
自分で伸ばすんだという意識を強く持って、主体的に頑張りましょう。
今日もブログにおいで頂きまして、ありがとうございました。
英語教師塾、定員を100名に増やしたのですが、
それも一瞬で埋まりました。申し込まれた先生方、大学生たち、
一緒に8月13日は勉強しましょう。
英語だけでなく、そもそもの教え方、発声法、目線の配り方まで
いろいろなことを指摘させていただきます。