英語教育に関係のある方々から子どもを英語教室に通わせて
いる親御さんまで、絶対に読んだほうがいい本です。
帯の「読む・聞く・書く・話す=4技能型とは名ばかりの、
実態無き『4技能妄想』を検証する」と「ドングリと肉じゃが
と胃腸薬の比喩でわかりやすく説明します」という言葉に
ひかれて買ったのですが、有識者会議の面々が話した内容が
詳細に書かれている上に、関係者全員を実名入りで批判して
いるので非常に面白いです。
有識者会議のメンバーに誰も学校関係者が入っていないことも
わかります。全員の名前および所属まで全て書かれています。
誰がどういう発言をしたのかもわかります。
学校のことなんかまったく知らない人たちが主導する改革。
改革が進むことによってぼろ儲けできる改悪では、生徒たちが
かわいそうですし、被害者は生徒たちと教員です。
これは面白い。灘の生徒たちにも勧めてやろうと思っています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
学校のことなんか知らない人たちが金儲けのために
「改革」をやろうとしていたケースがこれまでも
多々ありましたが、今回もメンバーを見ますと
テスト開発をしている大学教授やスピーキングの本を
書いている人なんかもいて、どうも胡散臭いです。