今日は久しぶりに保護者の方々と話をしておりました。
全員が女性だったので緊張しました。(嘘)
中1で入って6年目のお付き合いをさせていただいています。
それなりに敬語は使っていますが、あまり気を遣わずに喋っています。
僕は学年主任ですので、いろんなお話をうかがうことになります。
いつも申し上げるのは、教員と保護者が一緒にやりましょうねということ。
どちらかが片方に任せきりで意思疎通も協力もしないのであればPTAの意味がないです。
ParentsとTeachersがAssociateし合うからこそ、PTAなのですから。
まぁそういうような話をさせていただきました。
かく言う僕も、若い頃は保護者と大喧嘩したことがあります。
ありますというか、何度もしてきました。意見の相違で。
僕は理不尽な相手に頭を下げるような人間ではありません。
そんなことをしたくないから一般企業を辞めたのです。
教育職に就いて、子どもたちの教育をしているのです。
保護者が理不尽な場合には然るべき対応をしてきました。
灘の保護者であまり理不尽なことをおっしゃるケースはありません。
これは本当にありがたいことだといつも思っています。
意見が違うことがあれば、顔を合わせて話をすればいいのです。
相手の目を見て、意見を戦わせることが大事です。
それは相手が教員でも、保護者でも、管理職でも、まったく関係のない話です。
最近は病んでいる教員が多く、自殺する人もいます。
僕の友人もそうでした。ずいぶん前ですが、自らの命を絶ちました。
亡くなったあとにネット上に彼の「意見」を見つけ、悲しくなりました。
どうして相手にもっとそれをぶつけなかったんだろう。
意見をぶつけることは恥ずかしいことでも子どもっぽいことでもないのにね。
幸せになるために生まれてきたのです。
幸せに生きるために努力しているのです。
みんなそうです。
でもちょっとしたボタンの掛け違いがあるんですよね。常に。
そういうときは堂々と「違い」に向き合うことです。
そして腹を割って、相手と話し合い、納得し合うことが大事だと思います。
向き合った結果として「わかり合えなかったね」でもいいんじゃないでしょうか。
わかり合えないのであれば、それからの付き合いをまた考えればいいのです。
なかなかみんながみんな、向き合えるわけじゃないんですけどね。
それは重々承知のうえで書いているんですけどね。
言語と笑顔を持った人間同士なんです。その2つの武器をみんな持ってるんです。
お互い工夫してうまくやっていきたいものですね。
ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
僕は「この人とはもう無理だなぁ」と思うと、完全に付き合いを切ります。
無駄にわかり合おうとするエネルギーがもったいないです。
それより僕のことを愛してくれる人のことをいっぱい幸せにしたい。