
沖縄と福島の英語力向上を!と言って昨年あたりから動き始めた
のはご存知のとおりです。
福島は前川君が現地に住みだして活動していることが大きいので
すでに大規模な高校生無料セミナーも3日間の英語スーパー合宿
もできました。いい流れになっていると思っています。
一方、沖縄は毎月のように僕が行って、興南、首里、開邦、那覇、
那覇国際、西原、普天間などの各高校に足を運んでいるものの、
勉強会をやろうと言ってもなかなか人が集まらず(それでも30人
ぐらいはだいたい来てくださるのはありがたいが)。
生徒たちの勉強会を福島みたいにやろう!という声はすでにあが
っていて、まずは興南や首里、開邦などからスタートしようかと
言っています。始めることって大事ですからね。
ただやはり先生方が集まらないと生徒たちもきっと集まらないの
で、まずは先生方の勉強会を充実させたいなと思っています。
最大の原因は他の都道府県にあるものが沖縄にはないということ。
それは電車です。
モノレールはあるけど、ほんの一部の区間だけなのです。だから、
興南高校さんが場所を提供してくれてもなかなか人が集まれない。
ご存知のとおり、沖縄は車社会なので、どの道も渋滞渋滞渋滞。
さらに車で帰るとなると北部や中部の先生方はお酒が飲めないので
なかなか懇親会に参加できないという面もあります。
だからアルクのセミナーも他の県でやってるみたいには集まらず、
だいたい40人弱のメンバーとなっているのです。
毎回僕がいくと迎えてくれるコアな先生方は本当に熱心な人たちで、
これを増やしていきたいよねという話をいつもしているのです。

どうしたらいいかなぁと思ってたのですが、そういえば・・・
ベネッセって各県に担当者が1人ずついてはったよなぁと思って
相談してみました。
そうしたら快諾してくださり、次の11/8の勉強会からはベネッセ
さんが各学校をまわって案内文書を英語科の先生方に配布してく
ださることになりました。
そして勉強会ではベネッセの人たちから海外進学や4技能テスト
などについて、ご教授いただく時間を毎回設けることにしました。
さらに内地の先生方をお呼びして、ウチナーンチュの先生方の前
で実際に英語の授業をしていただくことにしました。
11/8の勉強会は関西の先生方が2名参加を表明してくださった。
時間が合えば通訳の柴原智幸先生も参加してくださるとのこと。
灘校の教え子や東大の教え子たちに「一緒に行かないか」と言う
たのですが、これまた快諾してくれました。
灘校の生徒たちと沖縄の生徒たちが直接触れ合うことができると
これまた有意義な機会となって、沖縄の生徒たちの刺激や勉強の
モチベーションアップにもつながると思うんですよね。

こうして少しずつ輪が広がっていけば、数年後にはとても大きい
力となるやろうと思っています。
沖縄の高校生たちと福島の高校生たちが英語で自分の故郷を海外
に向けて発信し、さらには進みたい大学に自由に進めるだけの
学力を伸ばす手助けができればいいなと心から思っているのです。
ゆくゆくは沖縄と福島の高校生たちによる英語のスピーチコンテ
ストを、海外のメディアを招いて開催したいと考えています。
そして優秀者には僕や前川君と一緒にアメリカやイギリスにいき、
CNNやBBCから世界に向けて沖縄と福島について英語で発信
してもらえればいいなと考えています。
僕はあくまでも触媒でしかありません。
主役は沖縄の先生方と生徒たちなので、大好きな沖縄の英語教育
のお役に立てればいいなと思っています。
ベネッセの人たちには心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。11/8の勉強会、宜しくお願いします。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
実は長い間絶不調だった執筆が、ようやく絶好調になってきました。
ここから頑張ります。来年からまた数冊ずつ出します。