お笑い好きの木村がM-1グランプリを見なかったわけがありません。
優勝したのはサンドウィッチマン。決勝の3組で一番オモシロかった。
3組が終わった瞬間に「こりゃサンドが優勝やろ」と家族で言うてたら
(特にお笑いにうるさい娘)やはりサンドウィッチマンが優勝でしたね。
僕は初めて聞いたんやけど、どうもM-1って準決勝までの採点方法が
不透明で、不評なんだそうです。吉本の芸人は有利とかなんとか・・・
サンドウィッチマンは準決勝で敗退したのですが、敗者復活戦に選ばれ
結果的に本選の予選に出場。そして優勝をかっさらいました。
オール巨人さんが「このコンビが決勝にいないのはおかしい」とコメントしました。
準決勝の審査員はきっと真っ青になったことと思われます。
それはそれとして・・・
サンドウィッチマンって小さい事務所所属なんだそうですね。吉本なんかの
大手事務所じゃないそうです。だからこそ痛快なんですよ。
芸能界に限らず、事務所の大きさってのはやはりかなり個人の仕事量に
影響を及ぼすものです。出版社だってそうですよね、大手の仕事を誰でもしたい。
でも本当に力があれば、こうやって大手事務所に所属する人たちを押しのけ
見事に陽の目を見ることだってあるわけです。
さて、本当の力ってなんでしょうね。
例えば、ここで「○○大学に行きたいんだけど、そのためにはこれこれこういう
教材までやらないとダメですか?」ってコメントが非常に多いんやけどさ。
答えとしては「本当に行きたいならやったほうがいいし、どっちでもいいのならば
やらなくても合格はできるかもしれないね」となります。
合格はできるかもしれない。でも合否に関係なく、本当の英語力をつけたいなら
読書も含めて、良いと思われることは全てやるのが当たり前なんじゃない?
時間が限られてる???
時間が限られてるから何なん?漫画は読まないの?ゲームは?それ以外の
勉強に関係なさそうな全ての活動はどうなるの?時間がないならテレビも見るな。
・・・ってことになるよ?
そういうのは「言い訳」って言うんや。
本当に自分が成功したいとか、目標を達成したいとか、あるいは夢を叶えたいとか
そんなふうに思うなら、「どこまでやらないとあかんのか」じゃ叶わないよね。
それにさ、本当に力がつけば周囲が放っておかないよ。
灘に入ったから、東大に入ったから、官僚になったから、成功なんじゃないわな。
それは単なるスタートラインに過ぎないわけでね。
だって中学や高校のスタート時には灘に合格なんて到底できなかった生徒でも
東大に合格するのに、灘の生徒の約40%が不合格になってるじゃない?
受験のテクニックなんてもんじゃなく、本当に英語や数学の力をつけた人こそ
東大に限らず自分の入りたい大学に選ばれて入っていくわけです。
本当に力をつけようと思ったら、どこまで本気になれるかってことなんよねぇ。
それは箱(事務所や学校)の名前とは全く関係がない、個人の努力なんやな。
で、そんなんしんどいし、できっこないわって言うならそれもいいと思うよ。
自分の人生なんやから、ぐうたらに生きても全く問題ないと思ってる。
僕は学歴至上主義者じゃないからね。
でも「大きいことをやりたい」とか「こんなことをやってみたい」とか言うんやったら
(それが大学入試レベルのちっちゃいことであれ)やるべきことは全てやらな。
そうやってもがいているうちに、気がついたら身についているのが「本当の力」
ってやつじゃないかと思ってるのです。
この感覚って勉強法の本ばっかり買ってきて、どこかに効率のよい勉強法が
落ちてるんやないかと探してる人にはわからんと思う。
眠くなったらすぐ横になる人にはわからんことやと思う。
ある時期に気がついてそこから始めるなら問題ないよ。僕もそうやったからな。
でも人生の時間ってのはどんどんなくなっていくので用心は必要やろう。
僕は東大英語シリーズをはじめとして何冊かの本を出してるけど、言うまでもなく
これって木村達哉って人間の単なるスタート地点やと思ってるんや。
ここにも「参考書やエッセイの執筆などで有名」なんて書いてあるやろう?
ここまで来るだけでもめっちゃ大変やったんやけど、ここからまだまだやること
めちゃくちゃよぉけあるから、休んでられへんねん。
参考書やエッセイの執筆っていうレベルで止まりたくないんやな。
本当の力をつけるためには、この状態では全くあかんのを自分でわかってる。
TOEICで満点取る程度のことなら何てことないけど、そんなん宣伝にしかならんやろ。
「TOEICで満点取った木村先生の本!」なんてどうでもいいレベルで満足できん。
それでTOEICの本を出したら?そんなん満点取らなくても良い本は書けるよ。
世界中の人たちのために役に立ちたいから、そんなレベルでは満足できん。
でももっと上に行こうと思ったら、「本当の力」が必要なんよね。
僕は灘という箱にいるねんけど、それは自分の夢とは全く関係あれへんね。
本当の力がなかったら、なーんもでけへん。
予選で敗退したサンドウィッチマンが敗者復活から見事に優勝を飾ったのを見て
ものごっついやる気を刺激されました。
僕も負けへんで。今はまだまだ未熟やけど、5年後を見ながら頑張るねん!
僕自身が考える「本当の力」に近づくために、誰よりも努力しますわ。
『北斗の拳』のラオウにみんなが惹かれるのは、「我が生涯に一片の悔いなし」
と言って自分も死にたいからじゃないのかな?僕もそうです。
お互い頑張りましょうや(^-^)
夢が叶わないまま死ぬのは、どうもやりきれん!
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(追記)人生楽しいですね。一片の悔いなし!と叫んで死にたいな。