
セミナーをやるときは必ず出席カードを書いて頂いています。
学校名と学校所在地とお名前を。そしてメッセージの欄には
今日のセミナーの感想や僕への手紙を書いて下さいと言って、
ほとんどの方々がお礼の言葉や感想を書いて下さいます。
先日のセミナーの出席カードにこう書いた先生がおられます。
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勉強の指導をあまり熱心にやり過ぎると部活動ができない
から困ると同僚に言われていて、ストレスが溜まっていた
ので、とても気持ちがすっといたしました。
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学生の本分は勉強をして立派な人になって、そして社会的な
還元を行うことです。要するにひと様のお役に立つ人間に
なることです。それは間違いありません。
ただし、英語の勉強や数学の勉強ではなく、ある生徒は体育
の勉強や音楽の勉強をしっかりして、人に感動を与えられる
人間になることもあろうかと思います。
どの勉強をして社会的還元をするのかは、自分で決めればい
いわけでして、学校はそれを見つけるために1日に6時間が
与えられているのです。全てができなくてもいい。自分自身
の人生の方向性を見つけるために6時間あるのです。
部活動は「課外活動」なのです。
漢字を見れば一目瞭然です。
だから教員が指導する必要もないのです。課外なのですから
外部コーチが指導することも多々あります。
勉強の指導をし過ぎると部活動ができないから困ると教員が
言うという学校(その学校は公立高校でした)は凄いです。
そんな学校に入学した子はたまったもんじゃないですね。
そりゃ中には諸般の事情があって、勉強が手につかない生徒
だっています。しかし教員が「勉強の指導をし過ぎると」
なんて言うのは絶対におかしい。
学力の低い生徒たちが集まる学校でさえも、否、だからこそ
しっかりとした授業をしてやらないと。
そういう発言を許している管理職が怠慢なのかもしれません
けれども、その先生には「頑張ってください」という意味で
お葉書きをお出ししました。
いろいろありますね。
今日は久しぶりのオフです。朝から起きて原稿を書いていま
す。もうちょっとしたらスポーツジムに出かけます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
体重が落ちたので、走るのが苦痛でなくなりました。