KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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一学期はリスニング、二学期はライティング

Posted on: 2019年4月16日(火) 23:35

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一学期はリスニングが中心で、毎時間基礎トレと通訳トレ
をバランスよく行うようにしています。

二学期は英作文が中心となります。

紙辞書1冊ではどうしようもないので、電子辞書を使って
取り組むことになります。授業中にスマホを使えればいい
のですが、灘校は使用してはいけないことになってるので。

リスニングにしても英作文にしても語彙力勝負なところが
ありますので、単語集だけでなく様々なスクリプトの中で
出てきた単語や表現はどんどん覚えていってもらいます。

66回生のときにやってもらっているので大丈夫です。

授業でやっている&家庭学習で指示したとおりに生徒たち
が学習してくれているお陰で、GTEC(advanced)の平均
グレードがリーディングもリスニングも6でした。
(高1の2月時点。満点は7)

あとはライティングだけです。が、まずはリスニング力を
安定させるために一学期はリスニングなのです。

このままの形で努力していってもらいます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
生徒に負けないぐらい、僕は僕で専門学校で勉強しています。

 


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リスニング

Posted on: 2019年4月15日(月) 23:19

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入試まであと1年9か月。残された時間でどこまで荷物が
積めるのかというところまで来ました。

英語の授業はすべてリスニングにします。

とりあえず一学期は。

授業で扱うのはアメリカ英語、イギリス英語、オーストラ
リア英語など、さまざまな英語の教材を使います。

今日の授業はオバマ前大統領の広島での演説を使いました。

また、家庭用の教材は月1冊は渡します。

4月は『夢をかなえるリスニング①』と『夢をかなえるリ
スニング②』です。5月はまた別のを渡します。

せめて1週間のうち最低5~6日はリスニングのトレーニ
ングをしよう。そうすれば2~3か月で英語の耳はできる
からねと生徒たちに話をしました。

だいたいこの1年間でリスニングのテキストを10冊程度は
こなしていってもらいます。

1年後が楽しみです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
量をこなさないといくらトレーニングしても駄目です。
また、聞き流してばかりではいくら聞いても駄目です。

 


kimutatsu

フェルメール展

Posted on: 2019年4月14日(日) 22:31

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この土日はゆっくりしました。昨日は大阪市立美術館に行き、
フェルメールを堪能して参りました。

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普段の生活で、絵や音楽や風景に親しみ、心を豊かにする
ことはとても大切だと思っています。

ただやはり、日々のルーティンに忙殺されてしまいます。
なかなかこういう時間を過ごす余裕がありません。

せめて時間があるときにはと思っております。

17世紀のオランダ人画家であるフェルメールは有名な画家
ですが、生前に描いた絵はわずか35点。

そのぶん、希少価値があるのですが、亡くなってからこれ
だけ有名になろうとは本人も思わなかったでしょう。

このフェルメール展ではそのうちの6点が展示されていま
した。ゆっくりと時間をとって鑑賞しました。

ぜいたくな時間を過ごしました。明日からまた授業ですが、
生徒たちとの時間を楽しみます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
天王寺公園、僕が高校生のときとは全く変わっていて
ものすごくお洒落になりましたねぇ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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東北大学新聞

Posted on: 2019年4月13日(土) 7:26

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東北大学新聞です。新入生歓迎号。先日、仙台から我が家に
東北大学の2人の学生が来てくれました。

インタビューをするために。

ひとりは静岡高校の卒業生で、もうひとりは秋田高校の卒業
生。ふたりとも「『ユメタン』にはお世話になりました」と
笑顔で挨拶してくれました。

それはそれとして、送られてきた東北大学新聞を見て、思わ
ず「おぉ!」と声をあげました。一面じゃないですか。

普通、新入生歓迎号の一面って学長の言葉じゃないの?

東北大学の新入生たちには単位や就活に心を奪われるのではな
く、職場や大学の名前で勝負しようとするのではなく、個人の
能力として1つでいいから誇れるものを伸ばし、
人生を愉しもうとしてもらいたいと願っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
久しぶりに土日に何の予定もないので、思いっきり
ゆっくりします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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英文法の勉強

Posted on: 2019年4月12日(金) 21:21

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先日、僕の『英語反復トレーニング②』を使って下さって
いる先生からご連絡をいただきました。

英文法の勉強に関して。

たとえば次のような問題があるとします。

If you had been a member of the meeting, you (  )
angry at the mayor’s remarks.
① would get
② will get
③ would have gotten
④ had gotten

正解は③です。

こういう系の問題集ばかりやっていてもあまり英文法の力
が高くなることはありませんし、そもそも論として、なぜ
英文法を勉強するのかという視点を考えねばならないと
思っています。

四択系の問題はあくまでも知識の確認として大切です。

でも四択系の問題ばかりやっていても意味がありません。

『英語反復トレーニング』にせよ『5ステージ英文法完成』
にせよ、英文法を学んだら訳したり聞いたり書いたり
しながら頭に刷り込んでいくことになります。

そして特に英作文で文法ミスをしないこと。これがとりあ
えずのゴールになると僕は考えています。

だから四択系の問題をこなしたら、今度は日本語を見たら
英文を正しく書けるかどうかやってみてほしいのです。

上の英文で言うなら、③を選ぶのは理解ステージですけれ
ども、それが終わったら「君がその会議のメンバーだった
としたら、市長の発言に腹を立てていただろうな」を
英作できるかどうか、つまり今解いたばかりの英文でいい
ので、読んだ英文をバックトランスレーションできるか
どうか、試してみることが大事です。

そういう姿勢の積み重ねの結果として、英作文の際にミスを
しないEnglish learnerになるのです。

グローバル社会において英文法はめちゃくちゃ大事です。

ミスなく英文が書けたり話せたりできるよう、英文法の勉強
を正しくしましょう。四択ばかりやっていてはいけません。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英作で文法ミスばかりするという生徒の場合は
英作文問題集をやるのではなく、上に書いたような
英作文がゴールになっている英文法問題集を反復すべきです。

 


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やる気管理

Posted on: 2019年4月11日(木) 9:40

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先月、石垣島の八重山高校さんを訪問し、生徒たちや市民の
方々に向けて勉強に関する講演を行いました。

名護の知念先生からご連絡を頂戴し、それが琉球新報さんに
掲載されていたそうです。知念さん、いつもありがとう!

いろんな学校を訪問させていただいています。

さすがに全てのリクエストに応える時間はないものですから
僕の本を使ってくださっている学校の生徒さんに限定して、
学び方、生き方、自分の可能性の伸ばし方などについて
いろいろと話をさせていただいております。

終わってから生徒たちの感想文を送ってくださる学校もあり、
1枚1枚目を通しておりますが、おおむね「やる気が出た」
というようなことが書かれてあります。嬉しいものです。

でも大事なのは、その一瞬にやる気を出すことではなくって、
そのやる気を自分の工夫で継続させることですね。

教員にできるのはたかだか点火すること。

問題があるとすれば、その火は長続きしないということです。

もし意識改革ができれば、ファイティングスピリットを自分
で刺激させ続けることができれば、きっといい人生になる。

大人にあっても同じだと思います。

やる気管理。

それが一番大切であり、人生において難しいと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
石垣島、本当にいい場所でした。5月に修学旅行で行きます。

 


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授業開始にあたり

Posted on: 2019年4月10日(水) 23:47

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今日から授業が始まりました。と言っても明日は健康診断、
明後日は宿題考査ですから、実質的な授業の開始は来週です。

授業で話をしました。

共通テストまであと1年9か月です。

高3になったら受験勉強をしようなんて考えていたら難関大
には合格できないと思われます。

日々の勉強をしながら、過去の授業の復習をする。

これが受験勉強です。

特に文系は地歴公民が、理系は理科が合否を分けます。

英語や数学などが大切なのは言うまでもないのですけれども、
それらは言うなればそう簡単には伸びません。積み重ねです。

今まで積んでこなかった人は積み直さねばなりません。

日々、積むのはそれほど難しくないんです。

ところが積み直すとなると、けっこうな重労働なのです。

早いこと英語や数学を積み直した上で、できれば高2の秋に
さしかかった頃には文系の人は地歴公民に、理系の人は理科
に、それぞれ本格的に着手してほしいものです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
特に理系の理科はかなり時間がかかります。今から
できるのであれば、早めに着手しなさいと指示しました。

 


kimutatsu

新学年が始まった

Posted on: 2019年4月9日(火) 20:38

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高校2年1組の担任です。と、同時に高2の学年主任になって
ほんの少しだけ背中が重くなりました。

でもまぁ前の学校時代に学年部長を経験していますので、灘の
学年主任はそれほど大変なわけではありません。

英語科主任は昨年度から引き続いて。

願っているのは先生方の幸せと生徒たちの幸せです。

入試まであと1年と何か月かですが、最終的に「いい学年やった」
と先生方が言えればいい学年なのだと思います。

ただやはり個人差はありますよね。

成績のいい子たちだけが幸せになるのではなく、まだ上がってい
ないけれどもこれから上げようとする子たちが、高2から自分は
変わったんやと言えるよう、補習や追試などより面談をたくさん
行うことによって、意識改革をしてもらおうと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
部活動は引き続いて野球部とテニス部と囲碁部の顧問。
ですが、野球以外はルールを知りません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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入学式

Posted on: 2019年4月8日(月) 22:52

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正門横の桜です。今日は良い天候に恵まれました。午前中は
中学校の、午後からは高校の、それぞれ入学式がありました。

校長先生が「灘が目標になっていてはいけない」とおっしゃ
いました。あるいは「東大が目標になっていては駄目だ」と。

大学なり医学部なりに合格するというのは、登山に例える
ならばたかだか2合目か3合目まで登っただけで、
それからが人生の大切な期間なのだと。

たかが灘校に合格したぐらいで満足したり、あるいは遊び呆
けたりするのではなく、学校生活が良いものになるように、
充実した生活が送れるように、自分のレベルアップを図って
いってほしいなと願っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
僕の73回生もはやいもので、もう高2です。
実質的には大学受験まであと1年数か月。はやいなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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教育

Posted on: 2019年4月7日(日) 20:58

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セミナーなんかをやっているとよく「生徒のために」って
言う人が多いのですが、ほんまにそうなのかなぁ。

僕は教員自身が幸せでないと、生徒も面白くないんちゃう
かなと思っています。

同時に。

親が幸せでないと、子どもも幸せじゃないです。

親がつまらなさそうに生きていると、子どもは絶対幸せに
なれないはずです。

僕は自分が幸せになるために努力しているし、それを自分
の生徒たちに話しています。伝えています。

特殊な能力なんて要らないし、何に向いているかなんての
はどうでもいいんです。僕なんか絶対教員に向いてない。

楽しめるかどうかです。

教員や親が人生を楽しめているか。

それが一番大事やと、僕は思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
また書きますけど、専門学校に通うことになりました。
ひさびさに生徒になります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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