ある方からお手紙を頂戴しました。僕より若いその方は病気でして、
そのせいで会社をお辞めになったそうです。
その報告のお手紙でした。
彼女の病名は癌。
約2年にわたって治療に取り組んでこられたのですが、残念ながら
再発と転移があり、職場は復帰を待っていてくれていたそうですが
仕事をこなすには程遠いレベルで、辞める決心をしたとのことです。
とても辛い日々を過ごしておられるんだろうなと推察しています。
編集者としての彼女に期待していたので、僕は残念でなりません。
著者と編集者ってのは、一心同体です。
時には喧嘩することもありますが、お互いがお互いを補いながら
魂のこもった本を創りだしていくのです。
僕と彼女もそうでした。
彼女と一緒に作った『5-Stage英文法完成』を、灘校の生徒たちに
日々使いながら、彼女と打ち合わせをした日々、電話で喧嘩をした
ことなどを思い出しています。
Oさんの体調が良くなることを、心の底から願っています。
Oさん、辛いこともあるでしょうが、頑張ってくださいね。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
人間ってのは病気になって初めて、自由に動けることに
感謝しますね。皆さん、気を付けましょう。