福島に来ています。
ふくしまリーダー育成プロジェクト(勉強合宿)で授業をするためです。
福島県の県立高校の生徒たち110人が集まっています。
昨年は中止に追い込まれました。
とても残念でした。先生方も生徒たちも悲しい思いをしました。
僕たち講師陣もそうです。
今年は合宿という形ではありません。
初日は全員参加の日帰り、2日目は安積高校さんで行うものを動画配信します。
自己紹介をしたあとに、授業が始まりました。
まずはリーディングについて。
文構造をとるのは問題に関係している箇所だけにしようと呼びかけます。
それ以外の箇所は読み飛ばしていこうと。
長い文章の場合は、文章全体ではなく、段落ごとに読んでいこうと。
英作文は日本語のレトリックと英語のレトリックの違いを意識することです。
それを意識するだけでも、日本語を加工するスキル向上につながります。
今日は高1生徒には難しいと思われる京大模試の問題を使いました。
解答例を配付して、説明しました。板書は上の通りです。
京大と言うても僕の解答例を見てみ。めちゃ簡単な英語で書いてるやろ?
そう言うと、全員がこちらに風が来るんじゃないかというぐらい頷いていました。
それでええねん。というか、それがええねん、と。
生徒たちが各学校に引率の先生方とともにバスに乗って去っていくのを見ていました。
指導主事の先生や担当の先生方と「開催できてよかったですね」と話し合いました。
生徒たちに、来てよかったやろ?と言うと、これまた頷いていました。
まぁ頷く以外に選択肢はないわけですが(笑)。
明日は朝から安積高校さんに行ってきます。
和文英訳(もう少し難しい京大模試)と自由英作文(東大模試)を使います。
問題の解説をするのではなく、これをどう解いたらいいのかを説明します。
問題そのものの解説をしても意味ないですからね。
それより、そもそもの勉強法を説明するために、それらの問題を使うだけです。
福島県から多くの優秀な人材が出ることを願っております。
県教委の先生方、引率の先生方、明日もよろしくお願いいたします!
ブログにおいでいただき、ありがとうございます。
リーディングは『毎日続ける!リーディング』速読編を使いました。
自分が書き下ろした英語の文章ですから、勝手に使っても法的に大丈夫なのです。