KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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リスニングに強くなるために(保存版)、その1

Posted on: 2017年2月25日(土) 21:20

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先日は知識の増やし方について書きましたが、たくさんの
方々から「ありがとう!」の声を頂戴しました。

こういうのって嬉しいですね。ラインやメッセンジャーを
通じてダイレクトに「ありがとう!」を届けて頂けるのは。

今回はリスニングについて書きます。

先日のリーディングと一緒です。聞き流しているだけでは
聞き取れるようにはなりません。

リスニングこそ「話す」プロセスが要ります。リスニング
の勉強が終わって口を動かさなかったというのは、あり得
ないことです。正しい上達方法を書いていきますね。

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まず、英文を聞き取れるようになる前の段階で、たとえば
単語や表現、英文を学ぶ際に音にこだわっていますか?

発音記号を見て、テキトーに我流で発音している人の場合、
おそらくそれほどリスニングは上達しないはずです。

聞こえてきた音と自分がこうだと思っていた音とに大きい
ズレがある場合、あまり上手く聞き取れません。

普段から「正しい音で覚える」という姿勢が肝要です。

英文を聞き取れるためには自分で正しい音を出せるように
しておかないとダメです。

日本語も同じでしょう?

海外から来た人が「体育」を「からだそだて」と覚えたと
します。我々の会話に出てくる「たいく」が聞き取れない
としても、それは覚え方がまずいからだということになり
ますよね。いくら漢字が書けたとしても(正しい綴りで
英語が書けたとしても)音を間違っていたらリスニングは
まったく上達しませんし、上手く話せるようになりません。

普段から本を読むときに、単語を覚えるときに、英文法を
勉強するときに、まずは音を確認する姿勢を大切にします。

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さて、多聴が基本となりますが、では聞いていたらいつかは
聞きとれるようになるのでしょうか。

たとえば勉強したことのないフランス語や中国語を学ぼうと
する際に、ひたすらCDを流していたらいつか突然聞き取れる
とか、突然話せるようになるとか、そういうことがあり得る
と思われますか?

わからないものをいくら聞いていても駄目です。

リスニングができるためにはある程度のトレーニングが必要
となります。「ある程度」は現時点での皆さんの英語力が
どの程度なのかによって異なります。

特に語彙力の低い人はあまり伸びません。

リスニングだけではなく、他の3技能も同じですが、知って
いる単語や表現が少ない人はあまり伸びません。

簡単な本を読んだり聞いたりしている分にはいいのでしょう
けれども、皆さんが考えているレベルまでは行きません。

その点では、普段から知識を増やそうとしている人が絶対に
勝ちます。そしてこれは日本語でも同じことです。

続きは明日書きますね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
二次試験、お疲れ様でした。明日また頑張って下さい。

 


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