九州は福岡から帰ってまいりました。非常に充実した勉強会で、
懇親会もおおいに盛り上がりました。
懇親会だけで33名の方々がご参加下さいました。勉強会参加者
の半数。こんなことはあまりありません。
上の写真は偏差値のグラフを示しながら、進学校は決して安泰
な存在ではないという説明をしているところです。
もちろん偏差値40前後の私学は10年後にはかなり厳しい経営の
状態になります。子どもが激減するからです。
九州や沖縄はあまり減りません。
でも恐らく激減する近畿や中国地方の私学が九州や沖縄で生徒
募集をすることになるでしょう。なにせ大阪だけで52校分の
生徒が今よりも少なくなり、それぐらいの学校が消えますから。
(今から10年後の話です。2040年頃にはさらに減ります。)
そもそもいない生徒を奪い合っても意味がありません。だから
近畿地方や中国地方の私学は九州や沖縄で募集をすることに
なるんじゃないかなと思っています。
では学校として、教員として、どういうことをしていくべきか
という話をさせていただきました。
のんびりしていると教員のポジションはなくなります。
それは公立と言えども同じです。学校は合併するでしょうけれ
ども、教員の数が余ると、教壇に立てる人の数は限られます。
自分をどうやって鍛えるのかという話と、学校として、管理職
として、どういう姿勢でいなければならないかというような話
もさせていただきました。
厳しい話にはなりましたが、現実を直視することは大事です。
多くの先生方から「来てよかった」と言ってもらいました。
こちらこそ感謝しています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
塾や予備校もいっそう厳しくなりますが、お互いに
頑張っていきましょう。