KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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大阪大学の過去問を使って

Posted on: 2019年1月31日(木) 22:19

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最近、神戸大学や名古屋大学、北海道大学の過去問を使って
授業をしていました。対策的なものではありません。

どんな英文でもいいのですが、そういった大学で実際に出題
されたものを使ったほうがモチベーションが維持できるかな
と思って使っているのです。

今日は大阪大学の過去問を使って授業を行いました。

どう?と聞くと、生徒たちは「難しい・・・」と。

昨日までと全然違う・・・

語彙が難しい・・・内容が頭に入ってこない・・・

こういう問題が出ると心が折れてしまうんですよね。

特に文章の内容が、自分には興味のないものであれば。

そういう場合には段落ごとにどういうことを言おうとしている
のかに集中すること。一文一文を丹念に読もうとしないこと。

指示をしながら授業を進めました。

復習しないと語彙力はつきません。知らない語彙を無視した
ままで終わると英語力は絶対に上がりません。

だって知らないままなんですから。

しかし実際に読む場合には、段落ごとに大まかな意味を取る
姿勢を持つことで、仮に知らない語やフレーズがあっても
「この段落ではこういうことを言っているな」がわかれば
知識を問う問題以外のものには、つまり配点の高い設問には
答えられるようになっているのが難関大学です。

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ただし、興味のない内容の英文で、各段落で言おうとしている
ことを正確に掴むのは、一文一文を読むのと同様に難しく、
特に読書癖のない生徒にとっては全く不可能ですけどね。

来週は東京大学の小説を使って、論説文とは違うワールドを
体感してもらいます。知らない単語だらけのなかで、
どうやって読んでいくかという授業をすることになります。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
難関大に合格したければ、最低でも『ユメタン②』レベルの
単語ぐらいは知っているようにしたいものです。
そのうえで段落ごとに読んでいく技量が必要となります。

 


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