KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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福島から帰ります

Posted on: 2019年3月28日(木) 13:00

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福島県教委から依頼されたのは自由英作文の授業ですので
今回はそれに特化して生徒たちにどう書けば高得点を
もらうことができるのかについて話をしています。

いつも灘の生徒たちに話していることなのですが。

「ミスのないよう、自分の英語力の範囲で書けばいいよ」
的な指導をされることがあります。

が、それでいいのでしょうか。

ミスがなければ点数が与えられるのでしょうか。

それは全く違います。

ノーミスであっても、表現力と発想力が低ければ1点も
与えられないはずですし、東京外国語大学のように
その2つが50:50の配点だと公表している大学でなくても
それらを意識した採点が行われるはずです。

配点が10点だとすれば、問題要件に合う発想に基づいた
英語が書かれてあるかどうかが最初の関門です。

そのうえでイディオムやつなぎ言葉などを効果的に使い
ながら、その大学のレベルに応じた英文を書かないと
中学生でも書けるような英文では合格点はもらえません。

で、どういうふうに指導するのかについてはセミナーや
メルマガを使って、指導者向けには伝えていますが、
生徒たちには灘校生以外に伝える方法がない(厳密には
本という形ではあるが、伝わりにくいので)ものです。

なので、こういう勉強会は非常に有効だと思っています。

合宿は終わりました。みんな笑顔で帰っていきました。

どうやった?と聞きましたところ「ものすごく良かった」
と笑顔付きの返事をしてくれました。

また来年以降も福島県のお役に立てれば欣幸の至りです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
灘の生徒たちにも早く授業がしたいなと思っています。

 


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