冬休みの宿題は『新ユメジュク』と『英文法総合問題集ES』
に決めました。前者はすでに配付済み。後者は来週配付です。
英文法ってやらないと忘れていきます。何回やっても。
なので引き続いてずっとやっておきます。そうしているうち
に、ああそうだったなと思い出すものです。
同じ問題集を繰り返すのもいいですね。
ただ、その場合でも四択系問題集を反復してもうまくいかな
いことの方が多いと思われます。答えを覚えてしまうので。
さて、昨日も書いたとおり、長い文章を読む際には文構造等を
ほとんど意識しないで読めるところまで、短い文章で練習する
必要があります。大事なのは100語程度の段落読みです。
1つの段落が読めるってすごく大事なことです。
なぜか。長い文章でもいくつかの段落からできているからです。
1つの段落が800語もあるなんてことはありません。
100語程度の1段落が8つあるのです。
100語程度の段落を集中して読みます。
そして筆者がその段落で何を言っているのかを読み取ります。
筆者が言っていることを自分の言葉で欄外などに簡単にメモり
ます。そのメモを取ることが何よりも大切です。
メモを取ったら次の段落に行きます。
8段落ある場合には、8回読むことになります。そして8つの
メモが欄外に書かれていることになります。
すべて読み終わったら日本語で書かれたメモに目を通します。
そうすると文章全体で筆者が言いたかったことが見えます。
その上で設問に関係のあるところだけ、じっくり読みます。
だいたい800語から成る文章だと、読むのに7~8分。
そして解くのに7~10分程度ではないでしょうか。
返り読みをし過ぎたり、「これがSでこれがVで」的な読み
方をしていると、この速度では読めません。
昨日書きましたが、短い文で構造分析を練習しておくべき。
長い文章ではむしろ筆者の言いたいことを読み取ることを
目的にして読みます。
そして下線部訳の箇所のみ構造をしっかり取って日本語に
翻訳したり、あるいは説明すべき箇所だけしっかり読んで
答えるのです。
語彙力や文法力、構造分析力は必須アイテムです。
それらの低い人は速読などできません。不可能です。
しっかりと普段から語彙力を高め、文法力や構造分析力を
身につけて、そして上に書いた方法で1日1長文を読む。
そうすると読む力は高くなってきます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみにイディオムの知識が日本人の高校生は低すぎます。
英語を実際に使うシーンではイディオムがかなり大切です。