今日は6月23日、慰霊の日です。教室で沖縄の話を少しだけしました。
クラスによっては「今日はなんの日?」という質問にサイレントなところもありました。
沖縄では国立大学である琉球大学を含め、県とその機関(県庁、県立学校・病院など)、
県内の市町村とその機関(市役所、町村役場、市町村立学校・病院など)は休みです。
これってすごいでしょ。
だって僕らが祝日と呼んでいるのはnational holidayなんです。国民の祝日。
でも沖縄だけはprefectural holidayなんです。県民の祝日。
1945年3月に沖縄に上陸した米軍との地上戦が終わった日です。
めでたいと言えばめでたいのでしょうが、アメリカの新聞にはvictoryと書かれました。
沖縄の4人に1人がお亡くなりになりました。
特に若い人たちの多くが亡くなり、人口の年齢バランスが崩れました。
そして言うまでもなく、今でも県内にたくさんの米軍施設が残されています。
毎日、戦闘機の、耳をつんざくような轟音が会話を中断させます。
あれから75年の歳月が過ぎました。
沖縄の平和祈念公園が、平和記念公園と名前を変える日が来ることを願います。
広島の平和記念公園のように。
ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
米軍から牛島中尉に降伏勧告があったのが6月10日。
ひめゆり学徒隊が糸満市の壕で犠牲になったのが6月19日。
そして6月23日に地上戦が終わりました。この日に牛島中尉が自決しました。
平和の礎が完成したのは1995年。阪神淡路大震災の年の今日です。