今週末はマーク模試なんです。普段の授業は二次試験を考えた内容です。
英語の場合は共通テストに特化した指導をしなくても大丈夫です。
が、出題パターンというのには慣れないといけません。
東大の大意要約問題のほうが四択問題よりも楽ですという生徒が多いのです。
YouTube動画でも話しましたが、四択問題で正解するのには少しコツがあります。
作問サイドは間違えるようにオプション(選択肢)を作っています。
生徒たちが間違えるよう間違えるよう工夫しているのです。
東大の大意要約の場合はある程度読めれば合格点が取れます。
これもYouTube動画では話したとおりです。公式があるわけです。
四択問題の場合、必ず正解があります。部分点はありません。
当たり前の話ですが、正解以外のオプションが3つあるのです。
この3つの選択肢のことをダミーと言います。
ダミーの選択肢はややこしくもなく、完全に間違っています。
考えようによっては①も②も正解ということには絶対になりません。
完全に間違いなんです。ここがポイントですねん。
たとえば次のような問題があるとします。
問:次の中から生きているものを1つ選びなさい。
①たこ ②たぬきの置物 ③マスク ④桜の木
これではクレームが来ます。①たこがポイントです。
タコなのか凧なのかがわかりません。タコであれば正解が2つになります。
作り手は絶対にクレームがこないように作っているわけです。
なので
①凧 ②たぬきの置物 ③マスク ④桜の木
こんな具合に作ります。④しか正解はありません。
四択問題に強くなるためには、まずは速く読んで速く解きます。
そして余った時間で、ダミーの選択肢がどうしてダミーなのかをチェックします。
①凧が生きているわけがないよな。
②たぬきの置物が正解ならクレームが来るよな。
③マスクが生きていたらビビるわな。
こんな感じでチェックを入れます。少し時間はかかりますが。
生徒たちにはダミーがダミーである理由を考えろと言ってあります。
それをしないと思わぬミスをするぞと。
先日、面談した生徒は「ダミーのチェックで格段に点数が上がった」と言ってくれました。
ただし、それをいちいちやっていると時間がめちゃくちゃかかります。
なので、まずは速く解き、不安な問題に関して残った時間でそれをやるのです。
明日の模試でもやってくれることと思っております。
ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
数学の場合には計算の結果をマークするので、記述と変わらないですけどね。