いよいよ明日(と明後日)は国公立大学の二次試験ですね!
待望の入試となりました。受験生は「待望」ではない人もいるかもしれませんが。
はやく大学生になりたいでしょ。こんなのは早く飛び越えて社会人デビューしましょうよ。
僕の時代は社会人デビューと言えば、就職することでした。
「大学を出て社会に出る」というのが決まり文句でした。
が、今はもう大学生が社会に出ていたりしますからね。
いつまでも親や教師の庇護の下にいたってつまらないでしょ。
自分の足で歩き始めましょう。
それはそれとして、最後の注意点について書きます。
受験前日でブログやFacebookを見ている人もあまりいないだろうけど。
一部を除き、合否は一次試験(共通テスト)と二次試験(個別試験)の点数で決まります。
東大の場合だと共通テストが110点満点に、個別試験が440点です。
したがって550点満点で勝負をすることになるわけです。
そうすると当たり前ですが、合計点数に小数点以下が生じるのですね。
900点満点の共通テストで800点だった生徒は、110点換算だと97.77777…になります。
さすがに二次試験で小数点以下が出るとは思えないです。
すると合計点に小数点以下が生じることになるわけです。
僕の教え子の中で、今まで一番惜しかったのが0.3点差で京大に落ちた子です。
1点2点の間にかなりたくさんの受験生がひしめき合っているのです。
最後の1点を取りにいってください。
その1点のおかげで合格するかもしれません。
その1点を失ったせいで不合格になるかもしれません。
あぁ、思っているほど取れない…という思いにかられることもあるでしょう。
しかしそれは誰でもそうなのです。よっしゃ!思いどおり!なんて人は少ない。
最後の1点を取った子が合格するのです。
受験生の皆さん、明日明後日の入試ではその1点が大切なのです。
最後まで気持ちを切らさず、確実に1点を取りに行ってください。
4月から志望大学のキャンパスを歩くことになります。
その自分を思い描きながら、妄想に浸りながら、布団に入ってください。
ブログにおいでいただき、ありがとうございました。
僕は受験前日も普通に眠ることができました。
落ちたらどうしようなんて考えても点数は上がらないですからね。考えるだけ無駄です。