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kimutatsu について

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Not only work but …

Posted on: 2020年12月29日(火) 17:15

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今年の反省点としては、自分の能力が低く、授業準備に時間がかかったことです。
授業の教材を選定し、それをタイピングし、全訳を作り、解答を作ります。

出来合いの(つまり市販の)教材を使うことはありませんでした。
自分がいいなと思った教材を自分で選んで使っていました。
設問は自分で作っておりました。

それにえらい時間がかかってしまって。
生徒たちの力はつきましたけどね。
でも自分のやるべき「絵を描く」が進みませんでした。無念。

仕事と余暇を両立させてこそプロです。仕事だけでは駄目です。

その点で、今年は、特に秋以降は反省しないといけないですね。

来年はそこのバランスをうまくとって生きようと思っています。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
仕事の鬼というと聞こえはいいんでしょうけどね。
仕事しかできないようでは駄目ですよ、やっぱり。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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「読む」授業こそ段階的に

Posted on: 2020年12月28日(月) 9:24

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YouTube動画を更新しました。よかったらご覧ください。
今回は学校や塾の先生方向けに話しました。

リーディングの授業には力を付けるべき目標があります。

たとえば高3の授業では「読んで解く」ことが目標です。
正確に読んで、正確に解く力を涵養するためにリーディング授業をします。

高2の前半では文章を「読む」ことが目標です。
解くのは高3でいいのです。まずは読むことを目標とします。

高1とか中3とかでは、段落を「読む」ことが目標です。
1つの段落が読めれば、長い文章でも読めるようになるのです。
長い文章は高2になってからでもいいのです。
それまでに正確に1段落を読めるようにするためのリーディングが大事。

そしてそれまでに、1文の構造を正確に読むリーディングが必要です。
日本語とは構造が違いますからね。それを正しく把握する授業です。

高3で構造分析をしているようでは手遅れです。

動画で話をしました。こちらです。宜しくお願いします。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございまいた。
僕が若い頃は長い文章で構造分析をしてばかりいました。
おかげで生徒たちの力を伸ばすことができませんでした。
当時の生徒たち、つまらない授業で申し訳なかった。

 


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勉強会

Posted on: 2020年12月27日(日) 19:05

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昨日はチームキムタツ関東支部の勉強会がオンラインで行われました。
学校の先生や塾の先生が100人超参加されました。

オーセンティックな英語を使ってどう指導しているかについて、3人の先生方が、
英文法の指導について、佐藤先生(聖光学院)が、
自分の勉強履歴や読書履歴について、僕が、それぞれ話しました。

参加された先生方から、たくさんのありがとうが届いています。

こちらこそありがとうございました。

たくさん参加していただけると、こちらもやり甲斐があるというものです。

今年の講演やセミナーはこれで終わりです。

今年、講演やセミナーでお話をさせていただいたのは約8100名の方々です。
昨年より3000人以上多いのは、オンラインだから参加できた方が多かったのでしょう。

今年、お会いしたすべての皆さんにお礼申し上げます。

来年もまた同じようにやっていきます。
どうぞよかったらご参加ください。

主催してくれた佐藤先生と白井先生(横浜女学院)、ありがとうね。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
オンラインもいいけど、オフラインのができるようになればいいですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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聞き流しに効果はないけれども

Posted on: 2020年12月26日(土) 10:41

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リスニングの評価とか定期考査ってどうすればいいのでしょうか。
そういう質問が届いたので、キムタツチャンネルでお話ししました。

トレーニングを授業でやった素材を、またリスニングさせるって意味ないですわな。
それって「覚えていますか」というリスニング問題になります。

聞けましたか?という試験にしないと意味がありません。

動画はこちらです。よかったらご覧ください。

また、よかったらチャンネル登録をお願いいたします。

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こうしてブログを書いている間も、英語が流れています。
聞き流しにはあまり効果はありません。
が、トレーニングをやった素材を聞き流すのは構いません。

新しいものを使ってトレーニングをするのは効果的です。
しかし、なかなか毎日新しい素材を使ってというわけにもいきません。

以前使った教材が60%、新しい教材を40%でも構わないのです。
大事なことは毎日それなりに続けるということなのですから。

僕の場合は自分が創った『名スピーチリスニング』を使います。
というか、ジョブズやオバマのスピーチを使っているのです。

毎日ジョブズというのも少し飽きます。毎日マララも飽きます。
そもそも過去に何度も声を出した教材ですからね。
スクリプトまでほとんど全部そらんじることができるのです。

それを使って英語を「聞き流し」ながら、ぶつぶつ声を出しています。

いまはスマホがあればできますからいいですね。便利になりました。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます!
ジョブズのスピーチは何度聞いても「あぁそうだなぁ」と思わされます。
生き方、考え方の教科書になっています。

 


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指導者のための勉強会

Posted on: 2020年12月26日(土) 9:53

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聖光学院中高の佐藤先生から連絡があったのは11月やったか。
12月26日(土曜日)にチームキムタツの勉強会しようと思うんですと。

あ、そうなの?いいじゃない、やろうやろうと返信。
私たちのやりとりはいまだにメールですねん。

先生、どうされますか?と佐藤くん
あ、時間がもらえるなら話をしようかなと返信しました。

今日の午後、勉強会(オンライン)を開催します。
横浜女学院の白井先生がZOOMの設定をやってくれるので助かります。

僕は教員になって33年が経ちます。

そのなかでどういう勉強をして今に至っているのか、
またそれを通じてどういう指導をしているのか、
そういう話をさせていただこうと思っております。

参加される皆さん、どうぞ宜しくお願いいたします。

学校の先生や塾の先生など100名超が参加されると聞いています。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英語の教員だから英語ができるのは当たり前です。
それ以外の勉強をどうするのかが最大のポイントなのです。

 


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書店さんのご紹介

Posted on: 2020年12月25日(金) 14:20

ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店

ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店さんのリスニングの棚です。
担当者の方に深くお礼申し上げます。年明けにご挨拶に行ければ。

ジュンク堂書店三宮駅前店

こちらはジュンク堂書店三宮駅前店さんです。
これまた僕の本たちが面陳で置いていただいています。
担当者の方、本当にありがとうございます。

これまた酒井社長と一緒にご挨拶に参りたいと思います。

本を出しても書店さんに置いていただけるわけではありません。
毎日驚異的にたくさんの本が書店さんに届くのです。

どうやって置くのかは担当者さん次第なのです。

こうして面陳や平積みで置いていただける本はごくわずかです。

僕の本をこうやって置いていただけて、作家としては欣幸の至りです。

心から感謝申し上げます。ありがとうございますm(__)m

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
日本ほど都市ごとに書店さんがある国は珍しいです。
この書店文化は守っていきたいものです。

 


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How to Live Your Life

Posted on: 2020年12月25日(金) 7:19

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クリスマスイブは沖縄県立名護高校さんを訪問し、素敵な時間を過ごしました。
生徒たち25人に対して、さまざまな話をさせていただきました。

英語の勉強法を学ぶ前に考えねばならないことがあります。
・英語はそもそも自分には必要なのか
・英語を習得したとして、それを使ってどう生きるのか
・そもそも自分は何をやって生きていくのか
・自分は何をやっているときが幸せなのか

こういったことを考え、必要だなと思うなら英語を勉強すればいいと話しました。
単に「大学に行くため」だけなら、それほど高い英語力は必要ないので。

東京大学であっても英検でいうと準1級程度の英語力で十分です。
私立大学の多くは推薦入試で合格できます。
なにせ日本の私立大学は青息吐息で、多くの学生を確保するのに苦労しています。
大学生になるのは極めて簡単な国になってしまったんです。

大事なのは大学に入って社会生活をどう過ごすのかということです。
そこで「英語いらね」な人生なのであれば、モチベーションは上がりません。
県外に出て、国外に出て活躍してやろうとするなら英語は必要でしょう。

どう生きるのかを考えて、何を勉強するのかを決めることです。

単にお利口さんになって、学校に来て、席に座って授業を受けて・・・
というわけでは、モチベーションをキープするのは難しいと思われます。

人生を考えて勉強をすることだという話をさせてもらいました。

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そのうえで英語はこうやって勉強するのだという話をしました。
生徒たちからの質疑も相次ぎました。
よく考えて聞いてくれていたのだと思います。でないと質問は出ませんからね。

沖縄や福島での教育支援ボランティア、今年はなかなかできませんでした。

沖縄では名護高校、那覇西高校、八重山高校に行きました。
が、こんなに少ないのは、ボランティアを始めてから初めてのことです。

まぁしょうがないですね。

でも昨日の名護高校では校長先生をはじめ、先生方にも喜んでいただきました。

生徒たちの心に響いたのであればいいなと思っています。

人生をエネルギッシュに楽しむ人に育ってくれればと願っています。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
本当は全生徒に話したかったです。
密にならないよう気をつけて開催されました。しょうがないですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 学校訪問  

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メリークリスマス!

Posted on: 2020年12月24日(木) 9:33

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Merry Christmas!といってもクリスマスは明日ですけどね。

そもそもクリスマスイブって、クリスマス当日の夜のことなんです。
(教会暦で)12月25日の夜ということになります。

教会暦は日没とともに次の日になります。

ですので、24日の太陽が沈むと25日になるわけです。

なので(現代暦で)24日の夜がクリスマスイブということになるわけです。
ちなみにEveはeveningから派生した言葉です。

現在では「前日」という意味で使われるようになってきましたが。
(例:New Year’s Eve=大晦日)

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それとけっこう勘違いしている人が多いので書いておきます。
クリスマスってなんの日ですか?

イエス・キリストの誕生日!

と答えた人はブッブー!間違いです。

イエス・キリストの誕生を祝う日です。

キリストさん(軽めにさん付けしていいのか?)の誕生日はいつかわかりません。
当時の法律では誕生日を明記するということがなかったんです。
だから聖書にもキリストさんの誕生日は書かれていません。

皆さん、素敵なクリスマスイブをお過ごしください。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
これ、長文の題材にして書き起こしてみよう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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バックトランスレーション

Posted on: 2020年12月23日(水) 18:31

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キムタツチャンネルを更新しました。
中学生にリスニングのトレーニングをされている指導者からの質問に答えました。

動画はこちら

バックトランスレーションをすると、リスニングだけでなく英語力全体が伸びます。
ところが中学生はスペリングを正しく書けないということでした。

動画では説明しましたが、あまりスペリングにこだわらない方がいいですよ。
むしろ発音とかリズムにこだわって音読すること。
その発音でバックトランスレーションできるようにすることです。

動画が参考になれば嬉しく思います。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
バックトランスレーション、非常に力が付きますので大人の方もやってくださいね。

 


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英文法を正しく学ぼう

Posted on: 2020年12月23日(水) 15:55

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この写真は『ENGLISH EXPRESS』新年号からの抜粋です。
担当の方からご連絡がありまして。
朝日出版社のメルマガ「~英語を“楽習”しましょ~」というのがあります。
そこでこのインタビューの裏話が書かれるそうです。

朝日出版社のメルマガを読んでおられる方はどうぞ楽しみにして下さい。

それとアルクのHP上で英文法の指導法についてコラムを書きました。
4技能を伸ばすための英文法指導についてというタイトルで、指導者向けです。

こちらです。

英文法はネクステなどの4技能型問題集をやる人が多いようです。
そしてそれ自体は否定しません。

英文法学習の入口としてはいいのではないでしょうか。

でも、高3になってもネクステをやっているようでは駄目です。
おそらく何周繰り返しても忘れてしまいます。

道路交通法を勉強して、車を運転しないようなものです。
そのうちその法律を忘れてしまいます。

英文法を学んだら、必ず英語の文をひたすら書くことです。
英文法学習の入口は四択でもいいのですが、出口(ゴール)は作文です。

たとえば仮定法の問題だけを解いていても、英文を書かないと絶対にマスターできません。
英語のプロの場合、それがわかっているので自分でひたすら英作をします。
問題集をするというより、自分で文を作って書いていくのです。
場合によってはそれが板書という形になるかもしれません。

・僕の背がもう少し高かったら黒板の一番上に手が届くのに。
・お母さんが生きていたら、僕の合格を喜んでくれるだろうに。
・つまらないことを言わなければ、あの政治家も辞職せずに済んだだろう。
・あんな馬鹿な事件を起こさなかったら、あの人は今も教員をやっていることだろう。
・あなたに出会わなかったら、今の僕はありません。
・あそこのOBがなかったら、今日のゴルフは完璧だったのに。

こんな感じで、仮定法を一通り学んだら自分で思いつく限りの文を書きます。
そのなかでもし知らない語句があったら、調べます。
それによって語彙力も同時についてくるのです。

英文法を四択で終わらせると、英作文での文法ミスを減らせません。
それに英文法そのものを忘れていってしまいます。

言語の学習においては、その言語のルールを学ぶのは重要です。
が、正しく学ばないと時間と労力の無駄になってしまいます。
気をつけましょう。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕が高校のときはGRAMMARという単位がありました。
なので英語の勉強をかなりきっちりやることができました。