作成者別アーカイブ: kimutatsu

kimutatsu について

kimutatsu / kimutatsu23748

kimutatsu

Prized Promotion

Posted on: 2017年2月3日(金) 18:08

P1040233

今日は金曜日。MAINICHI WEEKLYが届く日です。

今週のトップは稀勢の里の横綱昇進についての記事でした。

こういうのを読むときって内容はわかっているからすっと読める
のですが、だからといって読み飛ばしていては英語力を伸ばす
ことなんてできません。

知らない単語は飛ばせっておっしゃる「知識人」がおられますが、
じゃあいつ言葉を覚えるの?と聞きたくなります。

さて、今回面白かった表現をちょっと列挙してみましょう。

・the first Japanese-born wrestler to be promoted to sumo’s
top rank since Wakanohana in 1998

意味はわかると思うのですが、間違いのないようにしたいので
敢えて下品な解説をします。promoteが受動態になっています。
これはpromoteが「~を昇進させる」という他動詞だからです。
受動態にすることで「昇進する」という意味で使うことができます。

・Appearing at the title-conferring ceremony in Tokyo alongside
his stablemaster Tagonoura,

conferは「~を授与する」という意味です。title-conferring ceremony
は横審の人が来て「横綱になりますよ」と伝える伝達式のことです。

・floored Yokozuna Hakuho with a last-ditch beltless arm throw
on the final day

これが難しかった。last ditchは「土壇場、最後の砦」という意味です。
ここではハイフンで結ばれて形容詞として使われています。
beltless arm throwが難しかったのですが、要するにベルト(まわし)
を掴まないで腕で投げ飛ばすのですから「すくい投げ」ということです。

他にも「これは僕には表現できないな」という部分がありますので
意味をとった上で何度も何度も音読をして自分の英語を話す際に
用いる表現たちの仲間入りをさせてあげようと思っています。

ついでに生徒たちには少しリライトして配布し、授業中に読む予定で
おります。もちろん定期考査の範囲になりますので、生徒たちも
きっと楽しく喜びながら読み込んでくれることでしょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
He kept a grip on his emotions.という表現はぜひ使いたい。
ちなみに「春場所」はspring meetと表現されています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

節分

Posted on: 2017年2月3日(金) 14:13

nada

まぁほら、節分やからね。1時間目の授業に行ったら
案の定というべきか、黒板がご覧のとおりに。

って、よく見ると「鬼」の漢字の中に「キムタツ」が。

よかよか。

結局これは終了まで消さずに授業をやりました。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
授業が終わるたびにイソジンうがいをしています。
鬼でもウイルスには勝てないので。


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

鶴岡北高校にて

Posted on: 2017年2月2日(木) 7:19

68

東桜学館から車で鶴岡市に移動しました。まずは腹ごしらえ。

鶴岡北高校の松木先生(以下まっちゃん)とアルク矢部くんと共に
ラーメン屋に入り、ラーメンといえば味噌ラーメンってぐらいに
なんとかのひとつ覚えの味噌をいただきました。

まっちゃんの学校に赴くのはもう3回目かな。

というわけで鶴岡北高校の生徒たちに話をさせていただきました。

69

以前は女子校だったこともあって、生徒たちの大半が女子。

男子は数人という中、その数人の男子たちがかなり反応良くって
これなら彼らも肩身の狭い思いをせずに頑張っていけるかなと
思わせられました。

約190名の女性に囲まれた数人の男子たち、がんばれよ!

もちろん女子たちも頑張れ。自分の人生は自分で切り開け!

まっちゃん、いつもながらお世話になりました。ありがとうな。

夜は東桜学館の原田先生もまっちゃんも矢部君も、そして突然
現れた通訳の柴原先生も、温泉に入って大盛り上がりでした。

こういう時間は大切にしたい。

藤沢周平ゆかりの旅館でゆったりまったりさせてもらいました。

皆さん、ほんまにありがとう!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
来年はさらにゆったりお湯に入っていたいなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

東桜学館中・高にて

Posted on: 2017年2月2日(木) 0:04

64

先日は山形県東根市にあります東桜学館中・高等学校を訪問し
生徒たちの前で話をさせていただきました。

上の写真にある「キムタツ先生ようこそ」は美術部の生徒たちが
製作してくれた力作です。

65

文字が浮き出ているのがお分かりになりますか。立体的になって
いるのです。講演会場の入口の扉に貼ってありました。

原田先生にお願いして、崩れないように送って頂けませんか?と
お願いしてあります。楽しみにしているのです。

生徒たちには自分がこれまでどういう思いで生きてきたかという
話をさせて頂き、彼らにも多少成績が悪かったからと言って
希望を失ったりせずに自分の人生を楽しく生きてほしいという話
をさせていただきました。

英語の勉強法ももちろん話しましたが、どんなことであっても方法
がいくら正しくてもやる気やエネルギーに満ち溢れていなければ
なかなか時間をかけても伸びないものです。

東桜学館の生徒たちはしっかりと聞いてくれました。

自分こそが人生の主役であって、自分の力は自分で伸ばすのだ
という強い気持ちを持って生きていってくれることを望んでいます。

先生方にはとてもお世話になりました。

特に担当の原田先生には感謝申し上げます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
これが終わってから鶴岡市に移動することになります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

私大入試スタート

Posted on: 2017年2月1日(水) 10:40

kg01

今日から私大では入試が始まりますね。僕の母校である関学大
も今日から入試です。受験生の数は昨年より増えてるらしい。

僕が受験生の頃とは違って、私大も大変な時代になりました。

いくつもの受験パターンを用意して、一人でも多くの生徒に受験
してもらおうと必死になっていますね。

私大だけではなく、私立高校や中学校も同じです。

左うちわの学校なんて1つもありません。

大変な時代ではありますが、生徒たちのサイドからすれば、学校
や大学が自分たちの組織を維持するために工夫し、教育内容を
改善しようと努めなければいけない時代になったのですから、
それはとてもいいことだと思います。

逆に言えば生徒や学生は以前より入学しやすくなったと言って、
大学に入ることを目標とした勉強しかしていないようだと、
あるいは大学に入ってから遊び呆けるようなことだと、
その後の長い人生で後悔することになるかもしれません。

せっかく大学側や学校側が自分たちの教育内容を改善してくれて
いるのですから、それを利用して自分の力を伸ばすべきです。

kg04

今朝は千葉大学医学部の学生のニュースが流れていました。

とても悲しい気持ちになりました。

きっと高校時代は医学部に入ろうと努力していたんでしょうね。

ところが千葉大学医学部に入って、緩んでしまったんでしょう。

医学部に入ったからといってエライわけでもなんでもありません。

医者になったからエライわけでもありません。

人間としてどう生きるのか、社会にどういう貢献をするのか、また
死んだ後もこの世の中にどういう形で名や実を残すのか等を
考えて生きることが大切なんじゃないかなぁと思っています。

長い目で人生を見ることです。

そうすれば「どの大学でもいいや」とはならないのではないかなと
僕は思っています。成績がいいので医学部でいいやというのも
考えものではないだろうかと思っています。

どの大学もどの学校も一生懸命になっていますので、それぞれの
大学や学校の教育内容を精査して、「自分の母校」となるところを
選ぶべきではないでしょうか。

ちなみに僕の母校(関西学院大学)はとてもいい大学です。

僕の後輩になる人たちは入試を頑張ってくださいね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
寒くて外を走る気になれないので、ジムに申し込みました。

 


kimutatsu

正しい理解に導くため

Posted on: 2017年1月31日(火) 10:16

n1

昨日の授業のテーマは完了不定詞でした。板書命です。

よく「教員は解説しすぎてはならない」と言います。僕もそう思う。

でもそれが「解説ばかりの授業はよくない」という方向に行ってる。
それは全く違います。

生徒たちが知らないことや理解していないことに関しては、教員が
昭和時代に僕らが受けた授業のようにしっかり解説してやらねば
誰が生徒たちに理解させると言うのでしょう。

まさかヒントだけ与えて自分で気づくのを待つんですか?

そんな効率の悪いことをするんですかね。

最近読んでいる本にはexplicitな説明をしてやるほうが効果的と
書いてありましたが、そんなのは当たり前ですわなぁ。

気づけない生徒たちは置いてけぼりになってしまいます。

僕はそっち側の生徒だったので、特にそう思います。

解説ばかりして、それでエクササイズを解いて終わりというのでは
定着しないと思います。

でも「解説しすぎ」と「丁寧に解説する」のを混同してはいけないと
思っていますし、丁寧に解説する授業をしている先生の生徒は
おそらく(ちゃんと聞いていれば)成績が上がるはずです。

なんか最近当たり前のことを当たり前に行っていない変な学校が
多くなってきているのは誰のせいなのかなぁと考えています。

教員の皆さん、安心して解説しましょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
完全な理解があって初めての刷り込みです。
そこをせずにペアワークだのグループワークだのをしても
意味がありません。お遊戯はやめましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

ありがとうございます

Posted on: 2017年1月30日(月) 22:57

na1

na2

フェイスブックのコメント欄、メール、ライン、メッセンジャーを通じて
352名の方々から「おめでとう」を頂きました。

そして先ほど全てに返事を書き終えました。

ブログやメルマガやフェイスブックのに、まとめて「皆さんありがとう」
と書いても許していただけたのだろうけれど、どうしてもお一人ずつ
お返事を書きたくて、1つ1つのコメントに返事を書きました。

教室の後ろの黒板にも生徒たちからメッセージをいただきました。

いつまで教員ができるのかわからないけど、何歳になってもどこか
の学校で非常勤講師ぐらいは細々と続けさせてほしいと思います。

この年齢になってやっと生徒たちが可愛くてしかたなく、だからこそ
鬼と呼ばれようと悪魔と呼ばれようと、子どもたちをしっかりと
育ててやりたいし、伸ばしてやりたいと思っています。

読み聞かせだの聞き流しだの、そういう馬鹿なことはしません。

信念に従って、しっかりとした確固たる英語力をつけてやります。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
これからも健康に気をつけて楽しく人生を生きていきます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

今日は誕生日でした

Posted on: 2017年1月29日(日) 21:32

y2

今日は53回目の誕生日でした。近所の山田君ファミリーと一緒に
筆舌に尽くしがたいほど楽しい時間を過ごしました。

y3

y1

5歳のちーちゃんに「木村のおっちゃん大好き」って言って貰って、
とってもいい気分で自宅に帰ってきました。

ゆうたろう、あかねちゃん、ちーちゃん、ありがとうな。

またおっちゃんと遊んでな。お願いします。

53歳になりました。何が変わったわけでもないけど、とにかく娘と
約束した「100歳までは生きる」を目標に、健康に気をつけて生き
ていきます。

たくさんのコメントやメール、ありがとうございました。

この年齢になって200通以上の「おめでとう!」を頂戴できるとは
思いませんでした。本当に嬉しい。

ほんまなんか泣きそう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
お気遣いくださった皆さん、ありがとうございます。
いやもう本当に恐縮しております。


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

インプット⇒アウトプット

Posted on: 2017年1月28日(土) 18:41

tra-semi

ラーンズから出した『Listening & Speaking Training Seminar』
ですが、まだ採用時期でもないのに多くの学校でご採用頂いて
いると、ラーンズの営業の守安君から連絡がありました。

特に公立高校さんのご採用が多いそうです。

この本はリスニングのトレーニングをしながら、リーディング力も
スピーキング力もライティング力も伸ばそうという趣旨のもとに
作った本なのですが、英語表現の時間や家庭学習の宿題として
使ってもらえればいいなぁと思っています。

どの学校のどの先生がご採用くださっているのか、具体的には
存じ上げないのですが、お礼申し上げます。

朝に更新したエントリーに書きましたが、スピーキング力にしても
ライティング力にしてもアウトプットの力を高めようとするならば
前段階としてリスニングやリーディングの力を高めないと駄目です。

いきなり話し出す赤ん坊はいません。

両親が大量の話しかけをしているうちにだんだん話せるようになり
ます。アウトプットの前にはかなりの量のインプットが必要です。

だからリスニングとスピーキングのセットにした本にしました。

よかったらお手に取ってご覧ください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに英語はすべて僕の書き起こし⇒灘校のネイティブに
校正・リライトしてもらいました。


kimutatsu

受信力を高めてこそ

Posted on: 2017年1月28日(土) 5:26

sizu

世間では英語4技能とかしがましいのですが、そんな折に敢えて
読解とリスニングを中心としたセミナーを行おうとしています。

日本語で書かれた文章も読めない生徒が多いように思います。

まぁ、だから現代文の成績が悪いと言ってる生徒が多いのです。

これって最近の話ではなく、僕らが受験生の頃からそうでした。

現代文はニュアンスとか言ってる人が多かった。

ちゃんと読めてちゃんと聞ける子を育てることって大事ですよね。
僕はそう思っています。

文章をちゃんと意味を追って読める。

人の話が多少興味がなくてもしっかり聞ける。

そういう姿勢の中から語彙力や表現力が豊かになってきます。

たまにこういうことをおっしゃる人が(しかも英語のプロが)います。

わからん単語があっても読み飛ばしなさい。

あえて覚えようとしなくていいのです。

静先生みたいにそれを新興宗教なんて言うつもりはないけれども
そういう勉強でどうやって言葉を覚えるっていうんだ?

読んでいるうちに覚えるというのももちろんありなのですけれども、
そうするためには年間100冊程度の読書では少ないはずです。

齋藤孝先生は「語彙力こそ教養である」とおっしゃっています。

英語でももちろん同じことが言えます。

だから敢えて読解とリスニングを中心とした勉強会を行いながら、
それらを中心に据えて、「だからほら、書けるし話せるでしょう?」
というところに落としていきたいと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
口語しかできない子は本が読めないですよねぇ。