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kimutatsu

宮崎県の口蹄疫について

Posted on: 2010年5月21日(金) 12:48

  

 

 

 

 

 

  
チームキムタツには北海道から沖縄まで、現在650名ほどの先生方が
加入していらっしゃいます。普段はメーリングリスト(ML)で情報交換して
おりまして、英語の質問や授業方法の質問などが主な話題です。

現在、チームキムタツのMLで盛り上がっている話題は宮崎県で流行し
ていて、大変なことになっている口蹄疫のことです。

十督先生から僕にメールがあり、MLで取り上げていいですかということ
だったので、もちろんOKを出しました。お陰で多くの先生方の目に触れ、
普段はROM専門の先生方も投稿されています。

十督先生が紹介されていた宮崎県のある方のブログからの引用です。

*************************

今一番ありがたいのはこの現状を知ってもらうこと世論で政府を
動かすしかもう手が無いんです。

消毒剤が圧倒的に足りません。

人手も圧倒的に足りません。

政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、
一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。
九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。

農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触る
ことも出来ない。

追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。

昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人
体勢に。それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。

県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死に
なって頑張ってます。

保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、
6~21時の重労働。爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、

それでも必死になって戦ってます。

知人の旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで
頑張ってくれてます。

ホントに感謝しています。

それでも全然処分が追い付かないんです。

今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは
1万頭にも届きません。

今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に
多いんです。

感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。
感染拡大が止まりません。

4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分
出来るかどうかと言った所です。

全て殺されてしまう。それでも弱れば排出するウイルスが増える。
だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、
あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。

でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んで
いきます。

死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰
を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、それでも親牛は自分の子を
一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。

消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に
毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。

そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続け
なければならないんです。

また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症
が疑われる農場の検査も出来ず、テレビや報道では50件8万頭
となっていますが、俺が把握してるだけで発症の疑いがあり検査
待ちの所があと40農場あります。

とにかく人手が足りないんです。

もう殺処分が追い付かないんです。首相が激甚災害に認定し、
自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。

「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば
検討する」とか言ってる場合じゃないんです!!

ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、しかも
大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」とか言ってますが、
その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類は
いなくなってるでしょう。

皆さんにお願いです。

とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの
人に伝えて下さい。

もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。

資材機材も、人手も、予算も…

もう国に頼るしかないんです。

よろしくお願いします。

*************************

なんでもそうですが、マスコミの報道が全てではありません。しかしながら
現代はインターネットの普及のお陰で、現場の声が直接届けられるよう
になりました。こうして我々が知ることができるようになりました。

こちらに義援金の振込先が載っていますが、それも含めてできる限りの
援助をしてみたいと考えております。

とりあえずこの早川さんの日記にある「多くの人に伝えてください」という
部分から貢献できればと思い、アップいたします。

チームキムタツのMLでも同じような動きが見られますが、素晴らしいこと
です。まずは興味を持ち、誰かに伝えましょう。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

落ち着きのない私

Posted on: 2010年5月19日(水) 15:25

 

 

 

 

 

 
アルクの矢部君が作ってくれたこのチームキムタツのロゴなんやけど、
今のところ使い道がなくてどうしようかなと思ってる木村です。

Tシャツを作ろうという企画もあったけど、そして実際に数枚作ったけど、
それをさすがに外で着ることもなく、ちょっといろいろと考え中。

律儀な木村としては、矢部君の気持ちにこたえるために、やはりこれを
実用化したい。夢を叶えるグッズか何かを作り、どこかで配布するとか。

だって売り物にはならないでしょ。私、タレントでもないし。

Tシャツ作ったらほしいという先生方も何十人かはいらっしゃるらしいが、
ほとんど女性の先生方で、それも記念品的なもんだろう。

カネ出して買うようなもんではないわな。

ま、なんとかしよう。いい案があれば教えてください。これ、創造力のない
私の力だけではどうしようもありません。

ちなみに先日、ある人から「600万アクセスおめでとうございます!」と
メールを頂戴しました。ありがとうございますm(_ _)m

これまた私ひとりの力ではどうしようもない。

いろんな方々が自分のブログにリンクを貼ってくださったり、ここをご紹介
してくださった賜物なのです。

途中コメント欄を閉鎖したけど、今は復活しているし、訪問して下さる読者
の数も安定しているので、私のほうは粛々と更新するのみである。

更新といえば、「もっと勉強法について書いてほしい」という人もいらっしゃ
れば、「気軽に読める記事が多いほうがいい」という人もいらっしゃる。

勉強法に関しては『ユメ勉』に書いたし、あの方法で英語が上がらない人
ってあまりおられないのではないかと思ってるので、ブログで改めて書く、
その必然性がないような気がしてるのです。

もちろん『ユメ勉』を買ってないという人もいらっしゃるとは思うけど、だけど
まぁ『ユメ勉』に書いたエッセンスみたいなものはブログにも書いてる。
  

 

 

 

 

 

 

「気軽に読める記事」のほうが圧倒的に多いし、灘校のことを書いても
たいして面白い記事が書けるとは思わないので、結局のところ・・・

今みたいな感じで書き進めればいいかと思ってる。備忘録的に。

後から読み返して、あのときにこんなことを思ってたんやな、俺もまだあ
のときは大したことなかったんやなと、将来思えるように。

最近、木村さんはどういうことをしてはるんですか?

と聞かれることがよくあって、今書いてる本のことを同業者にお話しする
とたいていの人は「えー!あの方と共著!?凄い!」とおっしゃる。

でもそれをここで書くわけにはまだいかないので、結局のところあんまり
他の人に話さずにひたすら原稿を書いているのです。

そんなわけで最近の木村は佐賀の執行っちと毎日のように電話しながら
九州の飲み会の計画を練ったり、京都の西山君とちょくちょくメールして
京都の先生方の飲み会計画を立てたり、東京の石崎君や佐藤君とメール
をして、東京の先生方との飲み会を計画したりしつつ、極めて機嫌よろしく
自分の本を書いてます。現在はそのある先生との共著を頑張ってる。

本を書くという行為はアウトプットなのですが、アウトプットするためには、
インプットし続けねばならず、したがって英語の勉強と読書は欠かせない
ので、早い話が最近の木村の生き様を要約すると・・・

音読や暗唱を繰り返したり小説を読んだりしつつ、自分の本を書きながら
誰かと電話かメールをしてはニタニタしてる。

ということになるのか。

なんて落ち着きのない私。まるで十督君や山田君みたいやな。

そうは言ってもどんどんいろんなものが創られていっているので、どうやら
停滞はしていない様子。今の調子で頑張っていこう。

 

(追記)そうだ、増刷になった『ユメタンゼロ』がようやく送られてきたので、
     これを山口さんにお送りする準備をしよう。

(追記)今月末あたりに『ユメジュク』が出ます。多くの先生方からアドバ
     イスをいただいたお陰で、結構な自信作になりました。詳細はま
     た追って書きますのでお楽しみにお待ち下さい。熟語集ですけど
     むしろ文法項目の慣用表現をかなり含めました。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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第8回英語教師塾を終えて

Posted on: 2010年5月18日(火) 11:45

 

 

 

 

 

 

 

土曜日に第8回英語教師塾を開催しました。今回のお題は「英語Ⅰの教科書を
どのように効果的に使うか」でした。5名の先生方に授業をお願いしました。

京都・東山中・高等学校 西山哲郎先生
北海道大麻高等学校 金山泰幸先生
鹿児島・ラ・サール中・高等学校 丸山晃先生
佐賀県立佐賀西高等学校 執行正治先生
福岡・西南学院中・高等学校 田中十督先生

これらの先生方の授業が素晴らしいとかそうでないとか、そういうことではなく、
それぞれの良い点を参加された先生方が盗んで帰ることが重要なのです。

そして目の前の生徒たちに還元することです。それができれば英語教師塾に
参加したそのことに意味があるということになります。

現場にいる教員だからこそわかることがあります。

逆に教壇を降りてしまうと、時代も生徒たちも動きますから、わからないことだら
けになってしまうと思うんです。

とすれば、我々現場の人間こそ、その変化を察知するアンテナを持っておかね
ばならないということになります。

今回はそのアンテナを求めて、関西のみならず北海道から鹿児島まで、多くの
先生方が参加されました。無料とはいえ、旅費や宿泊費は自腹ですからね。

かなりの出費になる先生もいらっしゃる。それでも参加される先生方がたくさん
おられ、僕自身が非常に刺激を受けております。

ちなみにアルクのHPでもその様子をアップしてくださいました。こちらです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに僕も最後に授業をさせていただきました。啓林館の『エレメント英語Ⅰ』
を使って授業を行いました。

『ユメ勉』に書いた方法なので、あまり目新しくはないかなと思っていましたが、
終わってからの反省会で、「あれで力が付かないほうがおかしい」と言っていた
だき、意を強くしました。ありがとうございます。

英語Ⅰの検定教科書で、十分力をつけることができます。

全てベースになるのは、『ユメ勉』に書いた<INPUT→INTAKE→OUTPUT>
の流れを意識するということです。

音読音読とブームみたいに言いますが、音読そのものが素晴らしいわけではな
くって、それをいかに英語力向上につなげるか、その工夫が大事なのです。

「今までそんなこともわからずに音読をさせていました。」

「生徒用CDってあんなふうに使えばええんですね。」

「当たり前の方法なのに最後は感動して泣きそうになりました。」

「もう一度『ユメ勉』を読み返して、生徒たちの指導に活かします。」

プロの先生方がこうやって自分を省みて、明日からのご指導に活かそうとされる
のは凄いことです。一旦、プライドを投げ捨てて謙虚になられるのですから。

すでに第9回英語教師塾の募集を開始しました。受付を始めて2日目ですけど
もう定員の半数を超えようとしています。凄い勢いになっています。

まずはチームキムタツのメーリングリストに加入されている先生方を優先的に、
明日ぐらいに加入されていない先生方向けにブログにアップしますね。

定員は100名です。

次は長文指導か英作文かどちらかかなぁと思いつつ、なにせ朝4時半まで続い
た反省会の疲れがまだ残ってるので、休みながら執筆をしております。

参加された先生方からのお礼のメールやお葉書きを読みながら、この教師塾を
3年前に立ち上げたときに20名ぐらいしか集まらず、続くのかなと思っていたこ
とを思い出していました。

これからもこういう熱心な先生方とのお付き合いを大事にして、僕自身もスキル
アップをしていこうと思っています。

 


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『ユメタン』を使って

Posted on: 2010年5月17日(月) 14:13

 

 

 

 

 

 

 
目﨑先生が西大寺高校の生徒たちの写真を送ってくださいました。
先生、ありがとうございました。凄く綺麗。

高校生活最後の球技大会。生徒たちはそれぞれのクラスでテープや
フェルトを利用して、体操服にデコレーションを施すのが伝統なんだそ
うです。楽しそうですね。

先生のクラスの生徒はなんとユメタンの挿絵を描いている花くまさんの
イラストをチョイス。(先生がそう言ったわけではなく自発的に。)

球技大会終了後はますますユメタンに打ち込む決意をしました、という
メールが届いております。

嬉しいなぁ。上の写真はその様子です。

最後の球技大会で他にもいろいろ選択肢があったでしょうし、いろんな
意見が出たと思うのですが、生徒たちが『ユメタン』のイラストを使って
体操服にデコレートしたそうです。

本校の中3の修学旅行(野外活動)のしおりも『ユメタン』の表紙を使い、
『ヤカタン』という名で、私の顔のイラストを使ったりして作ってくれました。

教員が主導すると変な空気になりますが、生徒たちが主体的にそういう
ふうにやっていくのは素晴らしいことです。

『ユメタン』がその一助となっているのが嬉しくて紹介させて頂きました。

 

(追記)名城大付属高等学校の坂先生、杉山先生、澤田先生、授業を
     見せてくださってありがとうございました。生徒たちにもよろしく
     お伝えくだされば幸いです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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英語の先生応援マガジンの企画で

Posted on: 2010年5月13日(木) 10:21

 

   

  

  

  

  

  
昨日の記事で「名古屋にいきます」と書いたら、何人かの先生方から
こちらに来るなら飲みませんかという連絡を頂戴して喜んでおります。

が、すみません、先約がありまして。

実は名城大附属高校に行って授業見学および講演会を行うのです。

アルクの『英語の先生応援マガジン』の企画で、週末に行われるような
英語教師塾を、応援マガジンの紙面でやろうというものです。

前回は日大高校さんでした。水口先生、お世話になりました。

まだお会いしたことのない先生の授業を見て、あれこれと指摘させてい
ただくわけで、おこがましいことこの上なしな企画です。

自分にそういう資格があるのかどうかも疑問ですが、しかし気がついた
点があれば指摘させて頂き、多少なりともお役に立てればと思います。

で、本来ならば明日の会が終わってから反省会となるのですけれども、
明日は帰ってきて明後日の英語教師塾の準備をしないとあきません。

ですので、今日から行って先生方と懇親を深めようということです。

また名城大附属高では『ユメタン』を採用してくださっているのですが
『ユメタン』を使って勉強している生徒たちに講演を頼まれています。

せっかくアルクの企画で行くので、先生方相手に研究授業をするだけ
ではもったいないですから、生徒たちと喋ってこようと思っています。

先月送られてきたデータによりますと、4月だけで『ユメタン』を採用して
くださった学校が50校以上あります。担当の先生のお名前がわかって
いる分についてはお礼を書いているのですが、まったく追いつかない。

『ユメタン』だけではなく『センター試験英語リスニング』や『東大英語リ
スニングBASIC』、『ユメ勉』など、たくさんご採用いただきました。

本当にありがとうございます。

北海道、東京、大阪、岡山、広島、九州全県などでかなりご採用を頂い
ているようなのですが、こちらはお礼のしようもないのですね。

だからせめて今回みたいに『ユメタン』を使って下さっている学校の生徒
さんに著者から直接話をする機会が増えればいいなと思っています。

希望される学校の先生はアルクの石川君を通じてご連絡ください。

もしその「英語教師塾in magazine」の対象校となりましたら、講演に
関してはついでにやらせてもらいますので、私に謝礼は要りません。

でもせっかくなので、飲み会はマストでお願いします(*^_^*)

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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『あ・うん』

Posted on: 2010年5月12日(水) 12:59

 

 

 

 

 

 

本を読むのは楽しいわなぁ。生徒たちは暇があるとゲームゲームと言うとるけど。
本を読んでる子もたくさんいるのは知ってるけど、中3にもなってゲームなぁ・・・

と言うても電車の中で『少年ジャンプ』を読んでる大人もおるわけで、そう思えば、
活字の世界がとてつもなく好きな僕のほうが変わってるのが現代なのかもしれん。

この前も病院に行って、読む雑誌がなかったので『婦人公論』という雑誌を読んで
いるうちにはまりこんでしまって、名前を呼ばれたのに気づかんかった。

\(-o-)/

今日は毎月生徒たちに1冊ずつ、本を推薦してるんやけど、それのコラムを書いた。
今月推薦した本は向田邦子さんの『あ・うん』ですねん。

神社に狛犬がありますよね。一対になっている石の犬。

片方が「あ(阿)」、そしてもう片方が「うん(吽)」です。阿吽の呼吸という日本語はここ
からきています。狛犬を見ると『あ・うん』をまた読みたいなという気になる。

『あ・うん』は僕が今まで読んだ全ての本の中でもかなりお勧めの本でね。向田作品は
どれも平易な文なので読みやすい。ストーリーはドラマ化、映画化されたぐらいなので、
非常に面白い。そこにきて深みがある。みなさんもぜひ読んでほしいな。

勉強しないとあかんから本が読めないなんて詭弁や。

ちゃあんと勉強して、大学で一流の知識人になろうとしている人間が本を読まない・・・
なんてお笑いやん。今こそ本を読まなあかんなぁ。

若い人たちよ、ゲームだケータイだインターネットだと騒ぐのもいいが、心を落ち着けて、
たまには本を読んでほしいな。本なら何でもいいから。

と、本が好きでたまらない変わり者からのお願いでした。それはそれとして『あ・うん』、
お勧めです。是非読んでみてください。著者の向田邦子さん、台湾で起こった飛行機
事故でお亡くなりになったときは悲しかったな。 

  

(追記)明日は学校が終わったら名古屋に行きますねん。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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ひさびさにきつかった

Posted on: 2010年5月11日(火) 22:52

  

 

 

 

 

 

 

 

 
どうしてこんなに長い間ブログを更新しなかったかというと、風邪をひいて
ダウンしていたからです。こんなに長く布団にいたのは何年ぶりや?

いろんな先生方からメールを頂戴し(週末が教師塾っていう関係もあって)
その度に「しんどいのですみません」を連発して、ご迷惑をおかけした。

ま、要するに気合いが足りんのやでな。

「いま風邪をひくとまずいぞ」と思ってると風邪をひかん。だって朝から晩ま
で延々とうがいしたり手を洗ったりビタミン剤を飲んだりしてるからな。

「いま風邪をひいてもOK」なんて思ってる人はいないと思うけど、だけど慎
重に自己管理をしていないから風邪をひくのだ。

要するに気合い不足なり。

先般、文化祭のおりに保護者の皆さんから「ブログ見ています」と応援して
いただき、そういえば三井のリハウスの高山さんも「1行でもいいから毎日
更新したほうがいいですよ」と言われていたのを思い出してやねぇ・・・

よし!これからは毎日更新するべ!

と思い立ったのも束の間、とても授業などできないぐらい呼吸困難になり、
それでも日曜日に部活動に出て行ったりしたのでついに悪化してもうた。

やっと人並みに動けるようになりました。

と言ってもまだ頭痛いし、肩こりひどいし、咳出るし、目の奥が痛いし、その
上かなり太ってお腹が出てるから(無関係)、今後は気をつけねばならぬ。

とりあえず体調はそこそこに戻りました。仕事頑張ります。

 

(追記)多少しんどいなと思っても授業をしてると元気になってくるね。
     生徒も「多少しんどい」ぐらいで学校休んだらあかんねで。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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慢心するとすぐに堕ちる

Posted on: 2010年5月6日(木) 10:07

 

 

 

 

 

 

 
昨日の滝川中学校戦、第1試合は1-2で負けました。走塁ミスが多くって。
相手をなめていたのか、失礼なプレーが多かったように思います。

試合後は久々にかなり注意しま・・・否、かなり怒りました。

負けたからではない。相手に対するリスペクトがない試合やったから。

第2試合では気持ちを切り替えて?いいバッティングができていたようですが、
これも慢心するとあきません。練習を繰り返すことですね。

浪人していたときの話。

遠藤周作さんの後釜は自分しかいないという妄想のもとで、慶應(文)を目指し
毎日必死に勉強してた木村少年、当時18歳でした。

京都の駿台予備校に通っていましたが、通学時間も入れると1日15時間程度
勉強していたたように思います。

で、現役のときに全然ダメやったのが、浪人して最初の模試で慶應も早稲田も
どの大学もA判定。ついでに受けた東大模試でも数学0点なのにA判定。

東大模試やったかなぁ・・・全国公開模試やったかもしれん。

そこで舞い上がった木村は受験勉強を一切やめて、小説を書き始めました。

秋口にC判定に、直前にはD判定になっていたのですが、気にしませんでした。
理由は「夏にA判定をゲットしたから」という嘘みたいに呑気な理由でした。

第1志望の慶應に落ち、第2志望の同志社にも落ちた木村は呆然となります。
第3志望だった関学に通い始めた頃は、何をする気にもならなかったなぁ。

関学に行ったお陰でいろんな人たちとの出会いがあり、今の自分があるわけで
それはまた書きますが、人生至るところ青山ありなのですが。

人間、油断したり慢心したりすると、一気に堕ちます。

自分はできるはずという意識は何よりも大事ですが、「できるはず」という意識を
持って努力することが大事なのですね。「できるはず」だから今日ぐらいサボって
も問題はなかろうという気持ちがあると、それが明日のサボりにもつながる。

明日からやろう。

明日もダメだった。でもまぁ明後日からやればいいか。

今週はどうもダメだ。来週月曜になったら頑張ろう。

禁煙と同じで、先延ばしにすればするほど体に「サボり癖」が宿っていきます。
そしてそれが身についてしまうと、人間はなかなか上昇できないのです。

「できるはず」というのは「これだけやってるんだから」が土台になければいかん
わけでして、やってもないのに「できる」というのは自分の無知に基づいてる。

つまり他の人たちはもっとやってるってことを知らないのですな。

かく言う僕も何かに慢心したのか少し風邪気味です。気をつけて頑張ります。
気合いが入ってないから風邪ひくんやな。自分に厳しく、全てに臨みます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

覚えることをまずは覚えよう

Posted on: 2010年5月5日(水) 20:49

 

 

 

 

 

 

 

 

 
最近、ブログが変わりましたねと言われるのですが、ご存知のとおり、コメントが
できるようになりました。左上にモバイルサイトのリンクが貼られたようでして。

「ようでして」と言うのも、このブログの管理をしてくださっている方がやってくださっ
たので、僕も他の人に言われて気がついた。確かにそういうふうになってる。

よかった(-^〇^-)

ところで最近メールをくださった人が「高3になって長文が読めなくなったが、どうし
てか」という質問をお投げになっておられまして。

もちろん当たり前の話ですが、高3になって長文が読めなくなったわけではなく、
高3レベルの長文を読む力が育っていなかったということになります。

その原因はいくつか考えられます。

1つは単語力の不足。例えば『ユメタン』でいうと①レベルは言うまでもなく、②レ
ベルも知らない人が難関国公立・私立大学の英語を読めるわけがない。

前後から類推するとは言っても、その前後を知らない場合、どうしようもないわな。

次に考えられるのは読書力の不足。高2レベルの評論なら読めたという人でも、
入試レベルの評論は言うなれば現代文で読む評論が英語になっただけのハイレ
ベルでして、ということは、英語云々よりも評論の読書ができない人は読めない
っていうことになる。

上のような質問が来たってことは、高2模試レベルなら読めたってことになるわけ
でして、ということは基本文法は何とかなっとるということになります。

であれば、考えられるのは上の2つが原因となってるのかなと。

手っ取り早く読解力を身につけるためには、『ユメタン』②レベルの単語を覚えるこ
とです。まずは単語がまったくわからんとどうしようもない。

覚えるに越したことない。

もちろん「読みながら覚える」ということもできます。

できますが、その場合、「手っ取り早く」という観点を含めるのであれば、せめて1
日に数題の長文に当たらねばならぬ。でないとかなり時間がかかってしまう。

1週間に4~5題しか長文を読まないというレベルであれば、単語集をまずは潰し
てしまって(せめて秋口までに)、そしてその後で長文を徹底的に解きまくるという
作戦もあろう。

その場合であっても、長文に出てきた単語はちゃんとおさらいしなければ意味が
ない。なぜなら単語集でひととおりやっただけでは、忘却の速度も半端なく速いか
らなのです。

『ユメタン』で覚えるのであれば、与えられたフレーズを和訳しながら、それにプラ
スしてCDを使って耳で聞きながら覚えることです。もちろん声に出して覚える。

『速読英単語』のような単語集を使うのであれば、せめて1ヶ月ぐらいで1周させる
こと。あれを何ヶ月もかけてやっているようでは、覚えたシリから忘れてしまうこと
になるよ。1日に2~3題ぐらいはやって、丸呑みしてしまおう。

まだ5月。

焦る必要はない。

だけど覚えることを覚えてしまわないと勝負にならん。これは英語だけじゃなく、古
文でも地歴なんかでも同じやな。まずは基本的な情報を頭に入れてしまうこと。

楽な方法などない。でも僕が知らないだけで、他に楽な方法があるというのであ
れば、それを採用してみてほしい。たぶん失敗するとは思うけど。

  

 


kimutatsu

たまには休んで

Posted on: 2010年5月5日(水) 7:28


たまに「うそぉ!」っていうぐらい寝ることがあります。昨夜がそうでしたけれども
一昨日に東谷先生が徳島からいらっしゃったので痛飲。

二人ともよぉ飲むわ。

というわけで、一昨日はフラフラの状態で、したがって昨日は爆睡しましたわ。
たまにはしっかり寝ないと体がもちません。いつも走ってるわけにはいかん。

こういう切り替えこそ成功の鍵ですよね。つくづくそう思います。

今日は今から滝川中学校と練習試合です。どうもエースが風邪をひいたみたい
なので、逆にこういうときは控えの選手たちが頑張ってくれるでしょう。

投打にわたっていつもエース井原は頑張ってくれていますので、彼がいない試
合も経験するのはいいことですし、井原も無理をすることはない。

私の昨夜じゃないけど、たまにはエースに休んでもらって、また次の試合から頑
張ってもらいましょう。

来月末からいよいよ夏が始まります。


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記