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kimutatsu

長いスクリプトのリスニング

Posted on: 2019年4月18日(木) 19:04

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今日の授業では長いスクリプトのリスニング力を伸ばすために
どういうトレーニングをすればいいのかを扱いました。

しっかりと聞ける力があることが基本です。

短いスクリプトのものが聞けない人が、長いものに挑戦しても
意味がありません。200語程度のものならばメモを取らずとも
集中して聞けるという自分をまずは作ることです。

徐々に伸ばしていくのが理想的なのですが、何よりも長いスク
リプトの文章を返り読みを一切しないで読めるのかがポイント
です。返り読みをせずに通読し、途中で集中が途切れない習慣
というのでしょうか、それを身につけることです。

たとえば600語からなる文章があるとします。

これを1回だけ読んで設問に答えてみましょう。

この「1回だけ」というのは一切の返り読みをしないというこ
とです。関係詞が出てきたら前に戻るとか、そういうことは
絶対にしないことです。

さらに行間にスラッシュなどを書きこまないこと。

要するにリスニングと同じ条件で読んでいくのです。

読みもできないものを聞くことはできません。

今日の授業では3分間のスクリプトを2回聞いて設問に答え、
そのうえでスクリプトを配布し、一切の返り読みをせずに
同じ設問に答え直してもらうということをやりました。

また家庭学習用のテキストを配布し、長いスクリプトを聞く
習慣を身につけてくださいと伝えました。

だいたい毎月そういうテキストを配布します。

1つのテキストに20題ほど入っていますので、毎月配布して
生徒たちは授業とは別のリスニングテキストを家庭学習用と
して使っていくことになります。

習慣にしてもらえれば、リスニングは得点源ですので、合格
に近づくことができるはずですからね。頑張って貰います。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
トレーニングの方法がわかっても、週に3回や4回しか
リスニングのトレーニングをしないと、あまり伸びません。

 


kimutatsu

写真

Posted on: 2019年4月17日(水) 23:00

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先日、雨上がりにベランダに出てみると美しい虹が出ていて
思わず写真を撮りました。しかし便利な世の中になりました。
今でしょ!な瞬間に写真が撮れるんですから。

考えるに、昭和時代は無駄な写真が撮れませんでした。

だってフィルムがもったいなかったもの。

今みたいに無駄な写真を撮ったら削除したらいいなんて時代
が来るとは思いませんでしたね。

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さくらと散歩に出るときはほとんどいつもスマホを持って
いるのです。おかげでものすごい数のさくらの写真が
ピクチャーの「さくら」フォルダに入っております。

さくらが何年生きるのかわかりませんが、少なくとも僕の
写真よりずっと多くなりそうです。

ただ、気軽に写真が撮れるのはいいのですが、それと同時
に人間の肖像権に対して非常に敏感な時代になりました。

いつでも撮れるのに、いや、だからこそ、撮っていいかを
確認すべき時代にもなりましたね。

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以前、東京駅と代々木駅で勝手に写真を撮られたことがあ
ります。歩いていたらいきなり高校生に撮られました。

僕はセミナーのときに写真を撮って頂いてもいいですよと
申し上げているし、一緒に写真を撮ってSNSなどにアップ
するのであれば全く問題ないですよと申し上げています。

でもさすがに駅でいきなり撮られるのはねぇ。

東京駅でも代々木駅でも撮影した高校生を追いかけていき、
ふん捕まえ、写真を削除させたうえで注意をしました。

いずれも平謝り。

でも結果的に一緒に写真を撮ったんですけどね。笑顔で。

おい、勝手に撮るな。言ってくれれば一緒に撮るからさ。

そう言うと「怖かったです。すみません!」と謝っていま
したが、悪い子たちではないんでしょうね。

ディバイスが発達していろんなことができるようになって
きたからこそ、マナーについて考えねばならないですし、
法律の整備についてもっと進めねばならないでしょう。

そんなことを考えながら、今日も散歩中にさくらを撮影し
ておりました。さくらに「勝手に撮るな」と言われている
ような気もしながら。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
週も中盤ですが、お疲れの出ませんように。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

一学期はリスニング、二学期はライティング

Posted on: 2019年4月16日(火) 23:35

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一学期はリスニングが中心で、毎時間基礎トレと通訳トレ
をバランスよく行うようにしています。

二学期は英作文が中心となります。

紙辞書1冊ではどうしようもないので、電子辞書を使って
取り組むことになります。授業中にスマホを使えればいい
のですが、灘校は使用してはいけないことになってるので。

リスニングにしても英作文にしても語彙力勝負なところが
ありますので、単語集だけでなく様々なスクリプトの中で
出てきた単語や表現はどんどん覚えていってもらいます。

66回生のときにやってもらっているので大丈夫です。

授業でやっている&家庭学習で指示したとおりに生徒たち
が学習してくれているお陰で、GTEC(advanced)の平均
グレードがリーディングもリスニングも6でした。
(高1の2月時点。満点は7)

あとはライティングだけです。が、まずはリスニング力を
安定させるために一学期はリスニングなのです。

このままの形で努力していってもらいます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
生徒に負けないぐらい、僕は僕で専門学校で勉強しています。

 


kimutatsu

リスニング

Posted on: 2019年4月15日(月) 23:19

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入試まであと1年9か月。残された時間でどこまで荷物が
積めるのかというところまで来ました。

英語の授業はすべてリスニングにします。

とりあえず一学期は。

授業で扱うのはアメリカ英語、イギリス英語、オーストラ
リア英語など、さまざまな英語の教材を使います。

今日の授業はオバマ前大統領の広島での演説を使いました。

また、家庭用の教材は月1冊は渡します。

4月は『夢をかなえるリスニング①』と『夢をかなえるリ
スニング②』です。5月はまた別のを渡します。

せめて1週間のうち最低5~6日はリスニングのトレーニ
ングをしよう。そうすれば2~3か月で英語の耳はできる
からねと生徒たちに話をしました。

だいたいこの1年間でリスニングのテキストを10冊程度は
こなしていってもらいます。

1年後が楽しみです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
量をこなさないといくらトレーニングしても駄目です。
また、聞き流してばかりではいくら聞いても駄目です。

 


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フェルメール展

Posted on: 2019年4月14日(日) 22:31

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この土日はゆっくりしました。昨日は大阪市立美術館に行き、
フェルメールを堪能して参りました。

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普段の生活で、絵や音楽や風景に親しみ、心を豊かにする
ことはとても大切だと思っています。

ただやはり、日々のルーティンに忙殺されてしまいます。
なかなかこういう時間を過ごす余裕がありません。

せめて時間があるときにはと思っております。

17世紀のオランダ人画家であるフェルメールは有名な画家
ですが、生前に描いた絵はわずか35点。

そのぶん、希少価値があるのですが、亡くなってからこれ
だけ有名になろうとは本人も思わなかったでしょう。

このフェルメール展ではそのうちの6点が展示されていま
した。ゆっくりと時間をとって鑑賞しました。

ぜいたくな時間を過ごしました。明日からまた授業ですが、
生徒たちとの時間を楽しみます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
天王寺公園、僕が高校生のときとは全く変わっていて
ものすごくお洒落になりましたねぇ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

東北大学新聞

Posted on: 2019年4月13日(土) 7:26

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東北大学新聞です。新入生歓迎号。先日、仙台から我が家に
東北大学の2人の学生が来てくれました。

インタビューをするために。

ひとりは静岡高校の卒業生で、もうひとりは秋田高校の卒業
生。ふたりとも「『ユメタン』にはお世話になりました」と
笑顔で挨拶してくれました。

それはそれとして、送られてきた東北大学新聞を見て、思わ
ず「おぉ!」と声をあげました。一面じゃないですか。

普通、新入生歓迎号の一面って学長の言葉じゃないの?

東北大学の新入生たちには単位や就活に心を奪われるのではな
く、職場や大学の名前で勝負しようとするのではなく、個人の
能力として1つでいいから誇れるものを伸ばし、
人生を愉しもうとしてもらいたいと願っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
久しぶりに土日に何の予定もないので、思いっきり
ゆっくりします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英文法の勉強

Posted on: 2019年4月12日(金) 21:21

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先日、僕の『英語反復トレーニング②』を使って下さって
いる先生からご連絡をいただきました。

英文法の勉強に関して。

たとえば次のような問題があるとします。

If you had been a member of the meeting, you (  )
angry at the mayor’s remarks.
① would get
② will get
③ would have gotten
④ had gotten

正解は③です。

こういう系の問題集ばかりやっていてもあまり英文法の力
が高くなることはありませんし、そもそも論として、なぜ
英文法を勉強するのかという視点を考えねばならないと
思っています。

四択系の問題はあくまでも知識の確認として大切です。

でも四択系の問題ばかりやっていても意味がありません。

『英語反復トレーニング』にせよ『5ステージ英文法完成』
にせよ、英文法を学んだら訳したり聞いたり書いたり
しながら頭に刷り込んでいくことになります。

そして特に英作文で文法ミスをしないこと。これがとりあ
えずのゴールになると僕は考えています。

だから四択系の問題をこなしたら、今度は日本語を見たら
英文を正しく書けるかどうかやってみてほしいのです。

上の英文で言うなら、③を選ぶのは理解ステージですけれ
ども、それが終わったら「君がその会議のメンバーだった
としたら、市長の発言に腹を立てていただろうな」を
英作できるかどうか、つまり今解いたばかりの英文でいい
ので、読んだ英文をバックトランスレーションできるか
どうか、試してみることが大事です。

そういう姿勢の積み重ねの結果として、英作文の際にミスを
しないEnglish learnerになるのです。

グローバル社会において英文法はめちゃくちゃ大事です。

ミスなく英文が書けたり話せたりできるよう、英文法の勉強
を正しくしましょう。四択ばかりやっていてはいけません。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英作で文法ミスばかりするという生徒の場合は
英作文問題集をやるのではなく、上に書いたような
英作文がゴールになっている英文法問題集を反復すべきです。

 


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やる気管理

Posted on: 2019年4月11日(木) 9:40

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先月、石垣島の八重山高校さんを訪問し、生徒たちや市民の
方々に向けて勉強に関する講演を行いました。

名護の知念先生からご連絡を頂戴し、それが琉球新報さんに
掲載されていたそうです。知念さん、いつもありがとう!

いろんな学校を訪問させていただいています。

さすがに全てのリクエストに応える時間はないものですから
僕の本を使ってくださっている学校の生徒さんに限定して、
学び方、生き方、自分の可能性の伸ばし方などについて
いろいろと話をさせていただいております。

終わってから生徒たちの感想文を送ってくださる学校もあり、
1枚1枚目を通しておりますが、おおむね「やる気が出た」
というようなことが書かれてあります。嬉しいものです。

でも大事なのは、その一瞬にやる気を出すことではなくって、
そのやる気を自分の工夫で継続させることですね。

教員にできるのはたかだか点火すること。

問題があるとすれば、その火は長続きしないということです。

もし意識改革ができれば、ファイティングスピリットを自分
で刺激させ続けることができれば、きっといい人生になる。

大人にあっても同じだと思います。

やる気管理。

それが一番大切であり、人生において難しいと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
石垣島、本当にいい場所でした。5月に修学旅行で行きます。

 


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授業開始にあたり

Posted on: 2019年4月10日(水) 23:47

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今日から授業が始まりました。と言っても明日は健康診断、
明後日は宿題考査ですから、実質的な授業の開始は来週です。

授業で話をしました。

共通テストまであと1年9か月です。

高3になったら受験勉強をしようなんて考えていたら難関大
には合格できないと思われます。

日々の勉強をしながら、過去の授業の復習をする。

これが受験勉強です。

特に文系は地歴公民が、理系は理科が合否を分けます。

英語や数学などが大切なのは言うまでもないのですけれども、
それらは言うなればそう簡単には伸びません。積み重ねです。

今まで積んでこなかった人は積み直さねばなりません。

日々、積むのはそれほど難しくないんです。

ところが積み直すとなると、けっこうな重労働なのです。

早いこと英語や数学を積み直した上で、できれば高2の秋に
さしかかった頃には文系の人は地歴公民に、理系の人は理科
に、それぞれ本格的に着手してほしいものです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
特に理系の理科はかなり時間がかかります。今から
できるのであれば、早めに着手しなさいと指示しました。

 


kimutatsu

新学年が始まった

Posted on: 2019年4月9日(火) 20:38

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高校2年1組の担任です。と、同時に高2の学年主任になって
ほんの少しだけ背中が重くなりました。

でもまぁ前の学校時代に学年部長を経験していますので、灘の
学年主任はそれほど大変なわけではありません。

英語科主任は昨年度から引き続いて。

願っているのは先生方の幸せと生徒たちの幸せです。

入試まであと1年と何か月かですが、最終的に「いい学年やった」
と先生方が言えればいい学年なのだと思います。

ただやはり個人差はありますよね。

成績のいい子たちだけが幸せになるのではなく、まだ上がってい
ないけれどもこれから上げようとする子たちが、高2から自分は
変わったんやと言えるよう、補習や追試などより面談をたくさん
行うことによって、意識改革をしてもらおうと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
部活動は引き続いて野球部とテニス部と囲碁部の顧問。
ですが、野球以外はルールを知りません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校