
今日は二学期最初の授業でした。予定通りに「一般的な英語
の勉強法」というタイトルのプリントを配布しました。
そのうえで4つの技能を全て伸ばす基礎トレを行いました。
夏休みの間には(宿題以外には)なかなか英語の勉強を機能
的に勉強してきてないでしょ?という問いかけに多くの生徒
たちが静かに頷いたので、それではということで基礎トレを
30分ほどかけて行いました。
使ったのは『ユメタン①』です。
木村:じゃあ、今日から『ユメタン①』ね。使い方の説明も
かねて基礎トレを行っていくよ。
生徒:ういーっす!
木村:Unit 01の最初の20語分のフレーズを音読していこう。
新出単語以外でも発音に自信の持てない箇所があれば下線を
引いていってね。
生徒たちは20フレーズを声に出して読んでいきます。
木村:じゃあCDをかけるから、発音が間違っていたところが
あればCDに合わせて口真似していってや。
生徒たちはCDに合わせて、あるいはRepeat after the CDとい
うのでしょうか、音声に続いて発音していきます。
次は日本語→英語のCDを使ったリスニングです。
顔を上げてシャドーイングなどをしてリスニングの基礎トレ
を行います。ここはかなり大切な段階です。
それが終わると20フレーズをリーズニングしながら日本語に
直し、疑問があれば手を挙げて質問します。
生徒:先生、a top grade wineですが、どうしてワインなのに
冠詞の a が付いているのでしょうか?
木村:なんでやと思う?
生徒:銘柄?
木村:そう、辞書を引いたらわかるが種類や銘柄を言う場合、
ワインにしてもビールにしても a が付くよ。覚えとこか。
というような感じでリーズニングをやっていきました。
最終的にはCDに合わせて何度も声を出し、30分後には20個の
フレーズをすべてクイックレスポンスで日本語→英語に直せる
ようになっていました。

発音が発音記号ベースであったり我流であったりする生徒が
多いのですが、そうなるとリスニングがいつまで経っても
得意にならないので、実際にネイティブが発音したものを
自分でも発音できるように何度も反復します。
またフレーズを丸暗記することには意味がありません。
正しく理解したうえで、まずは和訳し、和訳したものを再度
英語に直していきます。バックトランスレーションです。
それによって聞く、読む、書く、話すの基礎トレができます。
このトレーニングには4つの活動が全て入っているからです。

明日と明後日は授業がありません。
次の授業は木曜日です。
木曜日はリスニングのトレーニング方法を、金曜日は英作文
のトレーニング方法を説明したうえで、木曜日は通訳トレを、
金曜日は和文和訳を、それぞれやってもらいます。
今学期も楽しく英語を勉強してもらいます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明後日は宿題考査。彼らの夏休みの頑張りを楽しみにしとこう。