
合宿初日の様子をアップします。上は通訳の柴原先生による
発音講座。生徒たちは発声練習をした上で子音の発音を中心
に学びます。隣の子と口の形をチェックしながら。
たとえばアメリカで日本語を勉強している人(週に10時間程
度しか日本語の勉強をしない人)に「日本語のCDを聞いて
いたらそのうち聞き取れるようになるし話せるようになるよ」
とか「日本の本を、単語がわからなくても読み流していれば
読めるようになるよ」と指導しているアメリカ人がいたら、
日本人としてきっと抗議したくなるのではないでしょうか。
そんな簡単なもんじゃないよ。そんな浅いもんじゃないよと。

日本にいて日本語ばかりの中で勉強していても日本語が苦手な
人がいっぱいいて、現代文の成績が崩壊してるっていうのに。
英語だって同じです。
インプットの方法を間違えると、聞けない読めないだけでなく、
話せない書けないことになってしまいます。



生徒たち全員に著者から『ユメタン①』をプレゼント。
著者も書店さんで買うんだ、大切にしろ!と恩着せがましく
檄を飛ばす木村。笑
そのうえで単語50個分のフレーズを読み込んで英語→日本語
と日本語→英語を言えるようにしました。
これがリーディングとライティングの具材になるんだ!
クイックレスポンスができればリスニングとスピーキングの
具材にもなる。具材がなければ料理なんかできないよ!と檄。
生徒たちは初日5時間ほど勉強しました。
全国から集まってくれたボランティアスタッフの教員がたく
さんいるので、いくらでも質問できます。
どうしてここはwithなんですか?ofだったら駄目なんですか?
この単語はなんで複数形になってるんですか?単数形だった
ら駄目なんですか?
リーズニング(どうしてそういう文の形になっているのかを
分析すること)しながら何度も音読します。
聞かれたことのみに答える教員。
これが理想やと思います。最強のツールは授業ではなくって
主体的に自習しようとすることです。わからないなと思った
ときに即座に質問できる環境下での自習こそ最強です。
今日はリスニングとリーディングの勉強法。
復習方法も含めて、正しく学んでいただきます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
朝5時に起きたら本堂の前で音読している生徒たちが
いました。こういう姿勢が明日の福島を作ります。