思うに、中学高校の6年間でちゃんと英語が話せるようになる
ほども成熟していないんですよ。
母国語のレベルさえ怪しいのに。
日本経済が想像を絶するほど危ないのは承知しているのですが、
そのために中学や高校レベルの英語の授業を、たとえば英単語
については多読で!とか、英文法やりすぎ!とか(実際はやら
なさ過ぎて英語が使えないのに)トンチンカンな改悪をするの
ならば、むしろ大学生の英語教育をちゃんとしたほうがいいの
ではないでしょうか?
高校卒業時点の英語力が今までの人生で一番高かったという人、
めっちゃ多いですよ、文科省および自民党文科畑の皆さん。
大学卒業時より高校卒業時のほうが高いんですよ?
これのほうが問題じゃないっすか?
たとえば日本の大学は卒業時に全員TOEICを受検し、900点に
届いていない人はいっさい卒業を認めないとか。
そうしたらかなり英語のできる人が社会に出ることになります。
ただし、900点程度では全然使い物にならないので、あとは
企業に入ったあとに実践で揉まれながら英語力を高めることに
なるとは思うんですけど。
鈴木寛さん、どうでしょうねぇ。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は終業式、今週末から福島や沖縄で、高校生のために
英語の力を高くする勉強会を行います。楽しみです!