KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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併願について考える

Posted on: 2008年10月22日(水) 21:26

とんぼ

しかし涼しくなってきましたね。46人の生徒たち相手に授業をしてると
暑いなぁと思うこともあるんですが、それでも外に出ると風が冷たい。

とともに、咳が止まらん等の理由で欠席する生徒も数名ではありますが
出始めました。皆さん、特に受験生は体調管理よろしくです。

蛍雪時代が発売になっていますが、旺文社のパスナビのほうも更新され
蛍雪を購入されていない方も僕のコーナーを読めるようになりました。

今月は「併願」についてコラムというかエッセイを書いてみました。

まだお読みでない方はこちらからお入りになり、お読み下さいね。

私も第1志望の大学に不合格になり、さらに第2志望にも不合格になって
第3志望の関西学院大に行くことが決まったときは、やはり落ち込んだ。

しかし今こうやって灘の教員として生活しているのは、関学に行ったことも
少なからず影響しているわけで、もし慶應だったらどうなっていたやろう。

当事者にとっては慶應か関学かは大きい違いなんだろうけど、第三者から
見れば、実はそれほど大きい差ではないことが、社会に出ればわかる。

実際、東大を出て企業に入ってみると、そこには慶應出も関学出も、さらに
言うならば短大出の人も、もっと言えば中途入社の人もいる。

そうなると学歴なんて誰も話題にはならん。

やはり大事なことは大学に入って、大学受験とは違うステージに立ってね、
そしていろんな大人に揉みくちゃにされながら、自分も成長することです。

受験ってのは自分の目標に向かって努力するから美しいのだ。たとえば
高校球児が甲子園を目指すのと同じやね。

受験が暗くて甲子園が青春なんて間違ったイメージを持ってる人もいるが
それは大きな間違いなんですな。受験かて青春の美しい姿なのだ。

ただやはり第1志望にこだわるのか、あるいはそうでないならばどこまで
なら許せるのかという部分は考えないといかん。

現役生の場合、最近は第1志望にこだわって、例えば前期で国公立大に
不合格になると、早稲田や慶應に合格していても蹴る人が多いそうな。

それはそれで僕はOKやと思う。

さすがに浪人するとそうは言うてられんやろうけど。

どこの大学に行くのか。それは自分の人生の道筋を決定する、言わば
最初の岐路やと言うてもええかもしれません。

また受験が終わったら書くけど、第1志望に合格したせいで、ろくでもない
人間になった人もいっぱいいる。あたかも自分は人生の勝者だと言うが
如くにふるまって、堕ちていく人もいっぱい見てきた。

しかし今は第1志望にこだわって、邁進すればよろし。模試に決めてもらう
なんて消極的なことはせず、自分の人生を自分で決定すべきやね。

失敗したら?

何を持って失敗というのかね? 私にはそれがわからん。

不合格がイコール失敗なのであれば、私の人生は失敗だということになる。
人生なんてのは18歳や19歳ではわからんのよ。

今は前を向いて努力するべし。結果は考えず。結果を考えるのであれば、
自分が合格した瞬間のイメージを頭の中でふくらませるのみ、なんやな。

ガンバレガンバレ!

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(追記)ユメタンを一括購入してくださったY先生、ありがとうございます。
     生徒たちによろしくお伝えください。

 

 


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