これは中谷彰宏さんの本からの引用なのですが、我々教員や予備校の
講師にとっては耳の痛い言葉ですね。ホント、そう思うわ。
「詳しすぎる話はわからない。」
授業の中で「よし、いろんなことを教えてやろう!」と意気込むのはいい。
でもだからといって全てを説明すると、掴みどころのない授業になる。
「今日はこれを持って帰れ」と1つか2つ、生徒に提示できる授業こそが
いい授業なのだと僕は信じてるし、いろんな先生方や講師の方々の
授業をこの21年間見てきて、ほとんど確信めいたものになってるのです。
キムタツ英語教師塾に参加される先生方は極めて積極的で主体的な
先生方でして、決して上手ではない方でも伸びようと、自らされておられる。
その先生方にいろんな指摘をさせていただくんだけど、少なくともやはり
生徒たちが「この授業でこれを教わったのだ」と一言で言える授業でないと
極めてダラダラした授業になり、結果として授業がしまらないことになる。
詳しすぎる説明は決して効果的とは言えないのですね。
もちろんはしょり過ぎてるのも良くない。そのさじ加減を生徒の様子を見な
がら調節できるのが、いい授業をする先生なんだろうなと思っています。
これは講演でもそうですね。
終わってから質問も出ないほど詳しく話をする講演では、オーディエンスの
ほうも疲れる。これはどうなんだろうと疑問を持つ程度がいい講演なのです。
僕の講演はちょっと詳しすぎる。
と反省しつつ、今日は岡山で、中国地方のいろんな先生方を対象にお話を
させていただきます。楽しくやってきます。
少し数字が落ちましたが、今日も愛のクリックをよろしく!(>_<)
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(追記)昨日の記事を受けて、高知追手前高校のC先生からメールを
頂戴しました。生徒への手紙を送らせて頂きました。
彼らのやる気向上につながれば幸いです。