多くの先生方や受験生が勉強法の本を出版し、それぞれがそこそこ売れてて
僕のところにも「英語の勉強法、書きませんか」というお話を頂戴します。
そのうちの1つとして「東大英語勉強法」について書きませんかという話があり、
僕もどうしようかなと思っていたのですが・・・
断りました。
売れると思うのですが、それってどうかなと思うんですね。
そういうのは売れたらあかん本やないかと。東大英語に特化した勉強法???
だって僕は東大の合格者を増やすために英語を教えているわけじゃないしね。
自分がやっている英語の勉強法というか授業法の結果のひとつが東大なのだ。
東大に特化した英語の勉強法なんて、どうも胡散臭い。そんなんでお金を貰う
のは主義に反する。そういうお金ってのは身につかないですしね。
なので断りましたが、ハタと思い立ちました。
「売り物」としてではなく、何かの付録として付けるのであればいいんじゃない?
それも東大関連の別の本に、映像として付ければわかりやすくないか?
授業では東大の過去問を使うことはしません。
むしろ『国立大学英語リーディング』のレベルをひたすら解かせ(年間に最低でも
300題ぐらいの長文を解かせ)、読解の基礎力を形成するほうが大事です。
ところが中には「大意要約の方法がわからん」とか「自由英作文のコツは?」や、
さらに「リスニングの基本的な練習法ってどんなん?」なんて声が出るには出る。
なのでそういうことを全て網羅したような「付録」を付ければいいんじゃないか?
売り物ではなく、あくまでも付録として活用してもらおうということです。
繰り返すが、東大だけに通用する英語の勉強法なんてあり得ない。
だけど上に書いたような東大の入試問題では特徴的な大意要約の方法など、
そういう類のものなら東大入試に直結するかなと。
というわけで、実は今月末に出す、ある本の付録としてDVDを付けます。
約50分間、僕が画面に出てきて授業をしています。関西弁で。普通に授業を
しています。スタジオなので黒板がなく、従ってテロップで文字を出しています。
僕の案に首を縦に振ってくれた(株)アルクさんには感謝しております。
本の値段は据え置きでDVDを付けてくれたご努力に心から感謝申し上げます。
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(追記)出来上がってきたDVDを見ました。めっちゃいい出来栄えです。
「こんにちは、木村です」から始まります。
このDVDを撮るまでに痩せられなかった点だけ(笑)残念です。