KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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もうすぐ「英語Ⅰ」が始まる

Posted on: 2010年4月16日(金) 15:15

東京にて

なんかえらい寒いですね。神戸は雨が降っています。週末は中華同文学校さんと
試合をするので晴れてほしいんやけど、どうなるんやろう。暖かくなればいいな。

ちょっとブログの更新が滞っていて、そのたびにメールを下さる方々がおられます。
お体は大丈夫でしょうかと。すみません、大丈夫です。健康そのものです。

宿題考査の採点やら、新学年の授業の準備やらで追われております。

というほどでもないけど。

中3の授業が始まりました。すでに3回終わりましたが、昨年度に引き続いて文法
を先に終わらせようというプロジェクトのもとで動いております。

英語Ⅰ『エレメント』をやる前に英文法を全てさっくり終わらせたいなと思っているの
ですが、今週の3回の授業で関係詞が全て終わり、あとは話法だけです。

それが終わったら『エレメント』に入ります。

全文暗唱。ただし、訳も構造もわけわからずに音読や暗唱をしても意味がないので
音読や暗唱をする前にいろいろな活動をしてもらうことになりますねん。

先日、チームキムタツのメーリングリストで、生徒たちに教科書の本文のCDを持た
せることの意味を質問された先生がいらっしゃいました。 

そりゃ音読をする際に聞くという用途もあるでしょうが、それだけやと勿体無い。

なので昨年の夏ぐらいから、英語Ⅰの教科書の使い方を考えてきたのですけれど、
まぁとりあえずこれでいくか・・・というところまでは来ております。

予習は不要。

復習を重視。

CDを活用。

速く進むことにはなんの意味も感じていないので、ゆっくりやりますが、1レッスンが
終わったら、その文章を完全に頭に入れ、『ユメ勉』に書いたとおり、アウトプットの
段階までできているようにしようと思っているのです。

ある先生からメールを頂戴しました。

予備校でやっているような講義形式で20年以上授業をやってきたが、力が付かず
いかに定着させるかということを考えて再出発しました、と。

僕も思考停止しながらやってきた気がします。今までやってきた方法に何の疑問も
抱かず、訳読式の授業のみで進めてきた気がする。

訳読も悪いわけではありません。日本語に直すということは大事だと考えています。

しかしそれだけだと英語Ⅰの教科書を使わず、英文解釈問題集を使えばいいやん
ってことになるのではないでしょうか。僕はそう思うのです。

来週の月曜日に『ユメタン』のテストをやり、関係詞の復習をして、火曜日から「話法」
をやることになります。火・水・木でそれも終わらせます。

つまり来週の木曜日で高校英文法の授業はすべて完了です。

そしてその後に『エレメント』を使って、授業をすることになるのです。やっと読解か。
なんか文法ばっかりやってきたので、「やっと」という感があります。

英語Ⅰの教科書で文法の復習もやりながら、4技能全てをアップさせます。今までも
「英語を使う」ことを意識してきましたが、これからはさらにブラッシュアップします。

 

(追記)実は第8回英語教師塾を5月15日(土)に灘校で行うのですけれども、
     ブログにアップする前に満席となってしまいました。チームキムタツの
     メーリングリストで先に流すのですが、3日間で70名が申し込まれました。
     今回のお題は「英語Ⅰの教科書を使ってどう授業をするか」でしたが、
     満席になってしまいましたので、大変申し訳ありません。
     次回は8月17・18日に東京で第9回英語教師塾を行いますけれども、
     またその時によろしくお願いいたします。定員は100名といたします。

 


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