KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

考 動

Posted on: 2010年8月4日(水) 20:30

 

 

 

 

 

 

チームキムタツの人数が800人に近づいてきました。800人の教員が
集まれば何かできそうですね。800人は凄いなぁ。

もちろん僕の本をみんなで買おう!という政治的なチームではありません。

日本の教育を良くしたいという思いのもとに集まっている集団なのです。

先ほどのブログで「なぜこうやって教えるのか考えよう」と書いたのですが、
よく考えたら生徒たちも同じですね。

先生方に聞く前に自分で考えてほしいことがある。

「なぜそうやって勉強しているのか考えよう!」です。

どうして過去問をやるんでしょう。どうしてリスニングをやるんでしょう。
試験に出るからでしょうか。では試験に出ないのであればリスニング
はやらなくてもいいということになりますが、ホントにそれでいい?

ひとつひとつの意義、重要性、価値を考えることってとても大事でして
それがわかれば「ではどうやってやればいいのか」が見えてくる。

エラそうにこう書いている僕も去年ぐらいまでは思考停止していました。

夏休みやし補習ぐらいしといたほうがいいかなぁ。
下位者向けの補習をやっといたほうがいいように思うなぁ。
単語集はどれでもだいたい同じやし、これでいいかなぁ。
長文の問題集もだいたい同じやから、とりあえずこれで。

惰性で全てを決めてきたように思う。ここにきて、それぞれの意味を考えて
行動するようになって、「今回は補習は要らない」「この問題集でないとダメ」
など、目の前の生徒たちに合わせた行動ができるようになった。

その選択が正しいかどうかはまだわからないけど。

でもたぶん正しいと思う。なにせ高2まで模試がない学校なので、客観的
に彼らの英語力を判断する資料がなさすぎる。

というわけで、この冬にベネッセのGTECを受検するんですけどね。

生徒たちには2学期に問いかけようと思います。今の自分の状態を客観視
してみて、何をどうすべきなのかをしっかり考えようと。

今やっている勉強が将来のどの部分につながるのか考えてみよう。

そうすれば例えばリスニングのない大学を受験する生徒であっても、リスニ
ングを勉強する意義がわかるのではないかと期待しているのです。

僕はもう思考停止はやめよう。

そんな当たり前のことをどうしてやってこなかったんやろ。だから失敗続きの
人生やったんやな。まぁしょうがない。これからは考えて動こう。

 

(追記)高校時代の恩師が色紙に「考動」と書いてくれたのを思い出した。

 


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