今日から3学期が始まりまして、明日から授業です(^-^)
高3は明日から自宅学習になります。あと10日ほどでセンター試験ですね。
先日、ある生徒から電話がありましてね。
生徒: 英語、二次ばっかやっててセンターをやってないんですけど大丈夫ですかね?
木村: 大丈夫じゃない? 去年の問題とかやってみた?
生徒: 全然やってませんよ。マーク模試は1回受けただけです。
木村: なんぼぐらい取れるん?
生徒: 190前後ですね。リスニングは満点取れます。
木村: じゃあ大丈夫やん。何が不安なん?
生徒: 傾向変わりません?
木村: ブログ読んでくれてる?
生徒: いや、たま~に。ごくたまに。
木村: この前ちょっと書いてんけど、たぶん変わらんとは思うけどな。
生徒: 残り2週間で多少はセンター英語もやっといたほうがいいですか?
木村: 去年の問題とその前の問題ぐらいは解いてみたらどう?
生徒: 問題集ぐらい仕上げましょうか?
木村: 気になるなら河合塾から出てる新傾向の問題集でもやっとけば?
生徒: ではそれをします。ありがとうございました。
ってな感じで、190取れるならもう要らんと思うけど不安は不安なんやろなぁ。
気持ちはわかるが、ここまできたら強気で攻めてほしいもんや。
おそらく他の受験生もそうやと思うけど、残り10日もあればまだまだ伸ばせる。
でもそのためにはポジティブマインドが必要になるねんなぁ。
なんでもそうやけど、追い込まれた時にその人の真価が問われる。
焦って焦ってどうしようもなくなると力は発揮できませんね。
簡単な算数の計算をしましょう。力が90のAさんと70のBさんがいるとします。
この人たちが何かの競争をしたとしてどちらが勝ちますか?
これ、90:70なのですから私でも答えはわかります。
答えは力が90の人!
同じ環境なら力が90の人が勝ちます。140試合のプロ野球ペナントレースだと、
力が90のチームがほぼ間違いなく70のチームより上にいきます。
しかし受験は違う。
当日に90の人が最高の調子に持っていけなかった場合、必ずしもAさんが勝てる
とは限らないですね。勝負は1回限りなのです。
風邪をひいてしまったとか、メンタル面で弱気になってしまったとか、あるいは変な
ジンクスにはまってしまったとか、そういうことで簡単に勝負はわからなくなります。
結果的にAさん、持っている力の60%の力しか発揮できなかったとしますね。
逆に70のBさんですが、70%のことしか勉強できなかったけれども、しかしながら
100%の力を発揮できるようイメトレや健康管理に気を遣ったとしましょう。
そして実際、当日の試験ではできないところもあったけれど、力を十分に発揮する
ことができたとします。100%のパフォーマンスを発揮したわけです。
さて、AさんとBさん、どちらが合格しやすいでしょう?
Aさん:90×60%=54
Bさん:70×100%=70
となるのです。こういうことが受験では起こるのです。何年も逆転劇を見てきたけど
それはこれからの10日間の過ごし方次第で決まるのですね。
確かに自分ができていない部分は気になるでしょう。それはわかる。
でもせやからと言って夜更かししたり、普段と違うことをやったりして、体調を崩したり
メンタル面で不安定になったりしては元も子もありません。
今もっている力を100%発揮することに集中すべきなのですね。
センター試験まであと10日。最後まで勝負をあきらめず、頑張ってくださいね!
絶対に合格してやる!という受験生と、彼らを応援してくださる皆さんは
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(追記)高2生徒も来年の入試に向けてそろそろ準備を始めたほうがいいよ。