KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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粘りこそ命なり

Posted on: 2010年11月28日(日) 22:29

 

 

 

 

 

 

 

 

 
灘校の中庭にある銀杏の木です。綺麗でしょ。綺麗に真黄色になってる。

ちなみに日本語で「ぎんこう」というと銀行ですが、英語で「ギンコウ」という
と、それは銀杏のことです。gingkoあるいはginkgoを辞書でお調べください。

今日は私学大会がありました。灘はあっさり負けました。優勝は関学。

社会復帰第1日目が野球の監督&主審というのは結構キツイように思わ
れますが、しかし授業をやるのもそれほど変わりません。

僕の授業は説明をしてる時間が10~15分で、残りの時間はストップウォ
ッチを押していたり、暗唱をやらせていたりするので、楽といえば楽ですが。

本当なら先週やるはずだった『ユメタン』のテストが明日あります。

全員合格せぇよ!

磐城高校の前田先生からメール。かなり鍛えておられるご様子。これまた
福島県にも悪魔がいるなぁ(笑)。灘の中3生よ、公立高さんでもこうだぜ。

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ユメタン1順調です。750まで終了。毎週50ずつテストをやり 
100~200たまったら、復習テストという形でずっとやってき 
ました。今回は学年平均が88点。生徒は完全に勉強のペースをつ 
かんだようです。1000まで行ったら、フレーズを週100ずつ 
また繰り返します。今度は和訳だけ求めて,1回で30問出題にし 
ます。6月でそれが終わりますので,そしたら「青」を日本語のみ 
50ずつやります。80未満は追試。85点で合格。追試でダメな 
ら職員室へ呼び出して、20問の口頭試問の追追試。全員合格する 
までやります。

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前田先生もやるなぁ。全員合格するまでやるってのはいいよね。教員にと
ってもっとも大事なのって、やっぱり粘りやなと思うわ。

生徒に負けない粘り。「また試験かよぉ!」とか「まだやるんかぇ?」などと
末期的に嫌がられるのを快感に思える変態的粘りな。

もちろん英語力は必要で、生徒に説得できるレベルまで英語力を上げるこ
とは大事やと思う。それがない英語の先生はかなり苦労する。

少なくとも英語が聞けて喋れて読めて書けるレベルは高ければ高いほどい
いし、その努力の過程を生徒たちに話すことは重要だ。

しかしそれだけではダメ。

アカン生徒がいる場合、最後の最後まで付き合って、彼らを引っ張り上げる
粘りがないと全体の成績なんて上がらんのです。

英語に限らんけどね。中学や高校の先生はみんな粘りがないと勤まらん。

私も負けずに持ち前の粘りを遺憾なく発揮して、生徒に嫌がられよう。

体調が戻った。イソジンを買い足した。ビタミン剤を買ってきた。これで万全。

 


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