KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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リスニングを得意にしたけりゃ

Posted on: 2012年12月7日(金) 21:55

 

 

 

 

 

 

 
明日は大阪の心斎橋(いわゆるミナミ)でカシオさん主催のセミナーで、
14時半から始まるから期末考査が終わり次第向かうのです。

難波の高島屋で西山君と待ち合わせて。

明日は「僕が紙の辞書から電子辞書に変えた理由」というタイトルのセ
ミナーです。

実際、辞書は電子辞書のほうがいいに決まっています。

紙の辞書が優れている点と言えば・・・

使ってる途中でいきなり電池が切れて表示が消えないということぐらい。

今では電子辞書にも付箋が貼れるようになってるしね。

電子辞書で調べた単語に付箋が貼れるというと、知らない人は笑う。

先日、灘の理科の先生と喋ってたんやけど、「電子辞書がダメって学校
があるんです」というと、目を丸くしておられた。

その先生曰く「電子辞書の使い方をその先生自身知らんだけちゃう?」

そうです。全くそのとおりです。

紙の辞書のデメリットはたくさんあります。

何より発音してくれない。単語を引いて発音してくれないから発音記号
を見て発音を知るしかない。これが最大のデメリットです。

発音記号を見たら発音がわかると思ってる人が多いけどね。
そんなことだからいつまで経ってもリスニングが苦手なんやろうけど。

発音記号を見るだけでは発音はわかりません。断言できます。
発音は目で見て理解できるものではありません。

電子辞書が良いのは何よりその部分です。

ただ、高校生は単語を調べたら絶対に発音のボタンを押し、その音声
のとおりに発声しなければいかんのよ。

それをしないといくら電子辞書を使ってもリスニングは得意にならんよ。

日本人がリスニングを苦手とする理由のひとつに、We are too shy.
と言う部分があるのではないかと思ってる。

日本人はナンダカンダ言って極めてシャイだ。

俺らぐらいのオッサンになると、電車の中でもシャドーイングできるしね。
速読みもしてるし、おかげでどんどん英語力があがっていく。

音を真似て自分も発声しながらどんどん覚えるという基本が、もしもそう
いう恥ずかしいという気持ちのために形成できないとすれば、それは悲
しいというしかないが、全く伸びる要素がないわな。

高校生諸君、声を出そう。でかくなくてもいいから。音をよく聞いて、その
音どおりに声を出そう。カラオケと全く同じ要領で。

そうすればセンター試験レベルなら、普通は8割から9割は取れる。

TOEICのリスニング程度なら、満点狙える。うちの生徒でもTOEICなら
リーディングは単語の関係で満点取れなくても、リスニングは取れる。

問題をいくら解いてもダメでね。ひたすら声を出してトレーニングすべし。

その基礎の基礎になるのが「調べた単語の音を真似る」なのです。だか
ら絶対に電子辞書でないと英語の成績はあまり伸びない。

高校生諸君、とにかく真似て声を出そう。それが基本だ。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございます。
明日は160名を越える方々がおいでになるそうです。
感謝しています。一緒に声を出しましょう。

 


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