KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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英語教師塾が終わって

Posted on: 2008年5月25日(日) 11:37

lecture

第2回英語教師塾を開催しまして、約30名の方々が参加くださいました。
前回以上に活気のある会になり、やってよかったなと思っております。

今回は博多で行ったのですが、遠くは岐阜や名古屋から来られた方々も
いらっしゃいました。本当に熱心な先生方ばかりでした。

文法(今回のテーマは「比較」)の授業を僕を含めて11名の教員が行い、
それぞれ、終わってから分析を行いました。

僕のチェックポイントは英語の正確さよりもむしろ(←これも大事なのですが)
説得力、メッセージ性、声の出し方、目線の配り方、間の取り方などです。

生徒たちは1日に6時間も座って授業を受けますからね。

英語自体は誰が教えてもそんなに違いがあるわけではありませんけれども、
しかしそれでも差が出るものです。この先生は上手いとかそうでないとか。

それは実は上に書いたような要素によって決まることのほうが多いですね。

講演でもそうですよね。とってもいいことを仰っている講演であったとしても
その講師の喋り方が単調であったりすると、伝わりにくくなったりします。

学校ってのは6時間も座っていなければならないという制約の中で授業を
受けることになりますので、喋り方が下手だと一気に睡魔が襲う(笑)

誰でも6時間集中し続けるなんて至難の業です。

だからこそ教員は上に書いた要素のスキルを上げて、自分の授業中には
生徒たちに集中させることが大事です。

授業の進め方その他はもちろん大事なのですが、それ以上に大事なのは
やはり先生方ひとりひとりが「伝えるためのスキル」を上げることなのですね。

この人は声はすごく出ているのに、目の配り方をもっと工夫すればいいなぁ。
もったいないなぁ。黒板と手もとの教材ばかり見てはる。

あ、この人はゆっくり喋ってるけど説得力あるなぁ。どうしてかな。あ、でも、
喋るリズムが一定すぎて眠くなってくる生徒が出てきそうやな。

そんな感じで思ったことを紙に書きつけて、20分の授業が終わったあとに
その先生に対して思ったことをみんなが発表するという形になります。

約6時間の会でしたが、あっという間でした。とても有意義な会でした。

終わってからの反省会(という名の爆裂飲み会)も強烈に盛り上がりました!
こっちがメインなんじゃないのか?って感じで(笑)。

参加された先生方がそれぞれの学校にお戻りになり、僕や他の先生方から
指摘されたことをもう一度思い返して、工夫していただければなぁと。

そして授業向上に役立てて下さればと思います。

この会の趣旨は先生方の授業が上手くなることに貢献することなのですが、
その向こうに生徒たちがいます。彼らを満足させることがこの会の目的です。

草の根運動的な小さい会ですが、教育向上に役立てばいいなと思います。

参加された先生方、本当にお疲れさまでした。

それと今回も場所を提供してくださったB社の皆さん、ありがとうございました。
B社Y君、古田似のA君をはじめ、会を盛り上げてくださって感謝しております。

また東京から参加くださったアルクのSさん、ありがとう。また飲みましょう。

先生方からお礼のメールが届き始めました。本当にやってよかったです(^-^)
次回は夏休み(8月)に僕の教室を使ってやろうと思っております。

またよろしければご参加くださいね(^-^)

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(追記)英語の先生方へ。アルクで6月8日にイベントがあるのですが、
     すでに30名ほどがお申し込みなんだそうです。
     今回は学校だけでなく塾や予備校の関係者もOKということで
     さらに教員志望の大学生などもOKなんだそうです。
     要するに・・・誰でも入れるってことやな(笑)。
     詳細はこちらをご覧下さい。定員になると締め切りますからね。

(追記)と書きましたが、アルクの講演会、かなり埋まってきたようです。
     これまた参加される先生方、塾関係の皆さん、お会いするのを
     楽しみにしております。名刺をお持ち下さいね。

 

     

 


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