KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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東大入試

Posted on: 2013年3月1日(金) 16:17

 

 

 

 

 

 

 
暇やないけど、暇つぶしに東大の入試を解いてみました。解く前に
隣の前川先生(日本史)や森本先生(国語)、浜口先生(物理)から
「どえらい簡単やで」と聞かされてたので、英語はどうかなと思って
インターネットからダウンロードして解いてみました。

1番の大意要約・・・面白くない・・・読んでてつまらなくて途中で叫
びたくなるのをこらえながら読みきる。この大意要約は楽勝。

次の文章を埋めるやつは面倒やけど、昨年までのパターンに比べ
ればかなり心理的にも楽になった。

2番の自由英作文は・・・これってサービス問題やない?

東大受験して戻ってきた3年生に聞いても「GTECのライティング問
題のほうが難しかったぐらい」とのこと。超楽勝。

ただし自由英作文は正解という概念がないので、できるだけイディ
オムや慣用表現を効果的に使えたかどうかは素人にはわかるまい。

一見して楽勝に見える問題でも、採点する側からすれば基準を満た
してるかどうかの物差しを考えると楽勝とは言いがたい。

でもこの自由英作文は楽勝やろう。サービス問題と言えよう。

4番の並べ替えは楽勝。そして和訳も。

ただし和訳のあとの説明問題についてはちゃんと読めなくてテキト
ーに答えてしまうとonly afterwardあたりで減点されるかも。

最後の長い文章は普段からいろんな読書(英語の)をしていなけれ
ば対処しづらかったかも。論説ばかり読んでる人にとっては。

でも去年より読みやすかったと思う。完全に易化。

リスニングはスクリプトを見ただけで実際に聞いてないのでナンとも
言いがたいけど、スクリプトを見た限りでは例年どおりか。

ただ全体として速く読んで速く答える力が求められてるのも例年ど
おり。ある意味では「頭の良さ」が要求されると言えるな。

構造分析しないと読めないという人には合格できない。

とは言え、全体としては簡単な問題でした。やはりセンター試験で
失敗した人が逆転するのはきついな。

センターでスーパー高得点取れば逃げ切れる。この易しい問題で
点差がつくとは思えんなぁ。

というわけで、簡単な概況でした。東大入試は速読とリスニング力
が鍵を握ります。問題自体は全く難しくありません。

合格したい人は、まずはひたすらリスニング力を磨きましょう。

 

今日もブログにおいでくださってありがとうございました。
今月の30日に長野の松本市でセミナーを行います。
詳しくはアルクのHPのイベントページをご覧下さい。

 


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