作成者別アーカイブ: kimutatsu

kimutatsu について

kimutatsu / kimutatsu23748

kimutatsu

どーせ無理を禁止しよう

Posted on: 2014年4月9日(水) 0:22

baseball

入学式が終わりました。校長先生の「君たちの机椅子にはノー
ベル賞受賞者の野依先生や現在の東大総長である濱田先生をは
じめ、世界中で活躍しているOBたちが座って勉強されたのだ」
という言葉に、教員席に座っていた僕まで背筋が伸びました。

今日入学した生徒たちも、その「世界で活躍するOB」にいつ
の日か加わることを願っています。

灘の生徒たちだけでなく、中学や高校に入学された全ての生徒
たちに対しても同じことを願っています。

自分の能力を「どーせ無理」なんて線引きしてはいけません。
あるいは指導者や親は子どもの力に線引きしてはいけません。

この子には無理という言葉が人の能力をどんなに奪ってきたか。
貴方には無理かもしれない。しかしこの子には可能性がある。

進学校に進んだ生徒だけに未来があるのではありません。

春はスタートの季節ですね。多くの人たちがいろんなことを始
められます。大事なことはゴールの設定です。

どういうゴールを目指すのか。それによって方法は異なります。
とりあえず頑張るのではなく、ゴールを設定し、それに向かって
計画的に何かを継続させることで、大概のことは達成できます。

その仕組みさえわかってしまえば、能力なんて二の次であること
がわかります。

自分の能力はどんどん伸びます。線引きせず、努力を楽しむこと。
それが最も重要なことなのです。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
劣等感があるといくら勉強しても伸びません。
伸びへんわけないやんと思って継続すると伸びます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

エッセイ

Posted on: 2014年4月7日(月) 12:58

kaneko

前のエントリーでご紹介した80歳の打席です。素晴らしいでしょう?
ちなみに左端で後手に見ているのが僕ですわ。結構寒かった。

ある先生から「ブログはブログの良さがあり、フェイスブックはフェイ
スブックの良さがありますが、個人的には先生のプライベート用の
フェイスブックのエッセイが大好きです」とメールを頂いた。

エッセイを書いてるつもりはなかった。

英語について書くわけでもなく、授業について書くわけでもなく。

でも気が付いたら英語について、あるいは授業について書いてる
ことも多く。

プライベート用のフェイスブックに関しては、人の悪口や愚痴の類は
絶対に書かないという個人のルールだけ守り、それ以外は自由に
思ったことをつらつらと書いてる。

今日は本を書くにあたっていつも思ってることを書いたし、その前は
合宿中に考えたこと、卒業した教え子たちについて考えたこと等等、
本当に思ったとおりに書いてる。

いつも「いいね」とコメントを下さる方々には感謝してるけど、少なく
とも、英語の勉強法などが書かれてるわけじゃないから、お役立ち
の度合いは哲ちゃんのfbより5000倍ぐらい低いと思う。

が、そうして「プライベート用のフェイスブックのエッセイが一番好き
」という読者もおられるようなので、これからも続けていこう。

そうか、エッセイか。でもエッセイであることを意識しないで書こう。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
なんか急に寒くなりましたね。風邪などお召しにならぬよう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

春合宿

Posted on: 2014年4月5日(土) 19:29

cherry

淡路島での合宿から戻りました。かなり有意義な合宿になり、
監督としては嬉しく思っています。

グラウンド横の桜がとても美しく、こういう環境で野球がで
きる生徒たちは幸せだったと思います。

多くの保護者やOBの人たちが駆けつけてくださいました。

最終日の今日は、保護者が打って生徒が守るというのをやり、
「手伝いますよ」と言って来て下さっていた保護者の方々が
バッターボックスに立ち、野球を楽しんで下さいました。

K君のおじいさん(80歳)も打席に立たれました。

ヒットは出なかったものの、80歳でバットがあんなに見事に
振れるのは凄いことやなと、みんな驚いていました。

Kさん、いつまでもお元気で。

肝心の生徒たちのほうですが、いくつかの新しいフォーメー
ションプレーを練習しました。

最初はミスの連続でしたが、徐々に少しずつ精度が上がって
きました。あとは夏の大会までに100%まで仕上げることです。

練習で80%程度しかできなかったら、本番では確実にミスし
てしまうはずです。練習では100%を求めることです。

生徒諸君、そして保護者やOBの皆さん、お疲れ様でした。

夏に向けてさらに強い野球部になってくれることを望みます。
こうして応援してくれる人々に、本当に感謝することこそが
その近道だと信じています。

明後日からまた練習しますが、この合宿で新しく学んだこと
を主体的に反復することです。

主体的な努力を楽しんで下さい。期待しています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕もKさんみたいに80歳になっても野球がしたいな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

春の8私学大会

Posted on: 2014年4月2日(水) 21:32

base1

春の私学大会が始まりました。これは阪神間の私学が集まって
行われているもので、すでに四半世紀以上続いております。

甲陽学院、六甲、仁川学院、関西学院、甲南、報徳、雲雀丘学園、
そして灘の8校から成ります。

ここのところ、報徳か関学か甲南が優勝してるのですが、灘が
優勝した年もあるのですよ。だいぶ前ですけれども。

昨日の1回戦は甲南との対戦でした。先制されたのですが、すぐ
に逆転し、8-2で勝ちました。

甲南に勝ったのっていつ以来やろ。しかも8-2の大量得点差で。

ここのところ打撃練習をかなりやってきた成果が出ました。

 

base2

今日の2回戦は関学とでした。前半はかなり白熱した投手戦でした。
3回の裏まで終わり0-0。

4回と5回はどちらのチームも点をとったのですが、最終的には地力
に勝る関学に負けてしまいました。2-6でした。

でも本部席に戻ると他校の先生方から「引き締まったいい試合でした
ね」と声をかけていただき、嬉しかったです。

決勝戦は報徳が関学に勝ち、優勝しました。

base3

決勝戦が終わってから関学がトレーニングしているのを見ていたので
すけれども、そうかやっぱり当たり前やけど、あれをしないとあかん
のやなぁというのがわかりましたね。

とらえた!と思ったのに、野手の正面にゴロが転がるってのはやっぱ
基本的な意味で「力」不足なんやろうなと。

一方、関学や報徳の選手たちの打球は速い速い。

明日からは淡路島で3日間の野球部合宿に入ります。

生徒たちには、彼らが思っている以上にクタクタになってもらいます。
技術的なものにも加えて、やはり「力」不足も補ってもらいます。

もうひとりの顧問である薮本先生と一緒に頑張ってきます。

夏の大会では1つでも勝ちたいのです。形だけの練習ではなく、夏の
大会で勝つための合宿にしたいなと思っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
昼間はノックを頑張り、夜は執筆を頑張ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英単語の覚え方

Posted on: 2014年4月2日(水) 1:15

DVC00139

先日、Wordpressのほうから「ピンバックを承認してください」
というメールが届いたんやけど、どうしていいのかわからず。

要するにどこかのサイトが、トラックバックみたいな感じのこと
を要求してきてるみたいな。でも正確には今尚わからず。

で、そのサイトの内容を読んでたんやけどね。

誰が書いてるのか知らないけど、なかなかええやん?という内容
になってるので、リンクを貼っておきます。

ピンバックってのを要求してくれたサイトの管理人の方、すみま
せんが、PCについてあまり知らないのでこれでご容赦下さい。

英単語の覚え方について書かれています。とてもいいことが書か
れてあります。英単語を覚える際にCDを使わないとリスニング
が1ミリも上達しないってのはリスニングで苦労した人でないと
書けないと思う。

きっとこの管理人の方もリスニングでは苦労されたんだろう。

僕と同じで。

そして単語をCDを使って覚え始め、声を出しながら覚え始めたら
単語の暗記のみならず、リスニング力もアップし始めるというのを
実際に体感されたんだろう。

僕と同じで。

というわけで、興味のある方はこちらからどうぞ。
↓ ↓ ↓
http://ty-method.com/word-idiom-795.html

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
私学大会が始まり、昨日は甲南に8-2で勝ちました。

 


kimutatsu

TK九州支部の勉強会@久留米大附設

Posted on: 2014年3月30日(日) 12:11

TK146

チームキムタツの九州の勉強会@久留米大附設高校ですが、
50人もの先生方が九州各地から集まったらしい。
(まだ名簿を頂いてないが、誰かください)。

こうやって休みの日、学年末の忙しい時でも、慣性の法則に
したがって動かれるチームキムタツの先生方を誇りに思う。

現在、チームキムタツは北海道から沖縄まで、英語の先生方、
ベネッセやアルク、啓林館、桐原書店、三省堂、旺文社、文
英堂、数研出版、カシオ、キヤノン、リアルイングリッシュ
などなど、2310人の英語の先生方、予備校や塾の講師の方々
や各社の編集者、営業の方々から構成されています。

おそらく今年の末には3000人ほどになっていることやろう。

何人になっても、他の人たちの悪口や愚痴で盛り上がらない、
他の先生のメソッドを絶対に悪く言わない、
自分の授業力をアップさせるために謙虚に学び続ける、
チームキムタツはそういう「闘う学びの集団」でありたい。

幹事の久留米大附設高の大藪先生、講師の皆さん、お疲れ様。
また近いうちに九州で一緒に飲みましょう。

詳細は田中先生のブログで知りました。田中先生、ありがとう。
http://hakatanaka.exblog.jp/21915971
こちらが田中先生のブログです。よかったらどうぞ。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は雨で試合が中止になりました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

LとSができなければ意味ない

Posted on: 2014年3月28日(金) 16:32

yumetan

「身のまわりの単語テスト」を書くにあたっては、いろいろと
考えてるのです。昨日の場合は「校長先生」はみんな知ってるや
ろうな、だから「教頭先生」にしてみようとかね。

意外な単語を知らん場合がありますよね。

school nurseって何って聞かれたら「保健室の先生」ぐらいは
言えるかもしれへんけど、「保健室の先生」って英語でなんて
言うのんって聞かれたら答えられへんと思うんです。

そういう人ってschool nurseって目で見たら「保健室の先生」
ぐらい言えるかもしれん。でも音として「スクーォヌァーS」
って流れてきても「今のなんや?」ってなると思う。

単語を覚えるときはCDを正しく使って正しい音を習得すべし。

そして英語→日本語、日本語→英語のクイックレスポンスが
できるようになっておかないと、結局のところはスピーキングも
リスニングもできない、模試の偏差値が仮に70以上であっても
英語が苦手な人間となってしまう。

偏差値70あっても英語が苦手って言う人は多い。

それにCDを使ったほうが脳への定着が良いに決まっています。

yumesaku05

ところが大学入試が変わらないもんやから、若い人たちは
「とりあえず入試に合格したい」と思って、またしてもCDを
使わずに単語を覚えようとし、覚えても覚えても忘れ続ける。

あるいは「使えない英単語」を覚え続ける。

そして英語が使えない人がどんどん産出されていくのです。

今の日本の英語教育ですが、まずは入試が変わらんとですね。
All Englishだの何だの言うてても、入試が変わらんとダメです。

センター試験に代わる「習熟度テスト」が生まれるらしいけど、
せめてリーディングとリスニングの比率を1:1にしないと、
間違いなく文部科学省は怠慢のそしりを受けることになろう。

というか、文部科学省は笑いものになるでしょう。

使える英語力をと言うのであれば、せめて1:1にすべし。

今のセンター試験のようにリーディングとリスニングの比率が
4:1では、リーディング重視の勉強になるのも無理ないです。

keirindou4

言語の習得には4つの技能があります。
L(聞く)とR(読む)が受信的技能、S(話す)とW(書く)
が発信的技能です。

現時点ではほとんどの高校生がRしかできていないのです。

LとSとWは壊滅的だと言っても過言ではない。

正直、Rでさえも大したレベルではないのですけれども・・・

それは僕らの時代も同じです。よく「読んだり書いたりはできる」
って言うてる人がいましたが、たぶん書くのはできなかったはず。

Rも構造分析しながらでないと読めない人が多かったはず。

たぶん今もそれほど変わってないのが現状なのです。

でも一応英語教育に対する熱はアップしてきた。

これはいいことです。

どこを切り口にして勉強するかは人にもよりますが、少なくとも
LとSができるようにならないと英語の勉強の意味がありません。

それも下原稿を作っていって教員がチェックして発表するような
Sではなく、自由に英語が話せるようにならないと。

そのためにはどういうプロセスを経なければならないのかを考え、
各教員がプロ意識を持って、生徒たちを教えないとダメですね。

多くの学校で議論が交わされているとは思いますが、受験だけで
はなく、その先の生徒たちの未来のことも考えた英語教育が行わ
れることが望ましいですし、それが日本の発展につながってくる
のだと僕は確信しています。

というわけで、英語の先生方、一緒に頑張りましょうね。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
最近は単語を覚えるのにCDを使わない学校が
やっと減ってきましたね。いい傾向やと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

身のまわりの単語テスト vol. 4

Posted on: 2014年3月27日(木) 22:13

DVC00064

身のまわりのものを英語で言えるかどうかやってみよう!

英語に直しなさい。(制限時間5秒)

教頭先生
担任の先生
養護の先生
生徒会長
掃除当番

bookfirst

解答
vice-principal
homeroom teacher
school nurse
the president of a student council
one’s turn to clean the room
(one’s turn for cleanup duty)

私、今日掃除当番だったわ!
It’s my turn to clean the room.
It’s my turn for cleanup duty.

なんて感じで使います。

知らなかったものは今すぐ覚えてしまいましょう!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
覚えれば覚えるほど英語が話せるようになりますね。
覚えることを楽しみましょう!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

慣性の法則

Posted on: 2014年3月27日(木) 18:36

sake

人間の行動ってのはほんまに慣性の法則が当てはまるものです。

音読するようになると音読するのが当たり前になり、人の悪口
を言いだすと悪口言うのが当たり前になり、酒を飲みだすと酒
を飲むのが当たり前になります。慣性の法則です。

これを利用すればやる気を出すのは簡単なように思えるのです。

とりあえず数日続けてみる。絶対に何があっても続けてみる。
そうするとそれをするのが当たり前になります。慣性の法則。

でもすでに「やる気を出さない」が慣性の法則によって動き始
めている人にとっては、数日続けることすら難しいのかも。

さて、諸般の事情により、禁酒して1週間が経ちました。

そうするとなんと不思議なことに、あれだけ好きだった焼酎も
泡盛も、呑まなくても平気になりました。

人間ってのはほんまに不思議な生き物ですね。

ちなみに禁酒の理由は聞いてはなりませぬ。

とっても悲しい理由なので(笑)。しばらく禁酒します。はい。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
こんな飽き性がブログを9年も続けております。
僕みたいに能力がなくても、続ければどうにかなります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

復興は現場から動き出す

Posted on: 2014年3月26日(水) 21:11

kami

先月、東京大学医科学研究所を訪問しました。福島県の復興に
非常に力を注いでおられる上 昌広先生にお会いするためです。

上先生は最近、メディアにもよく登場しておられますね。

今日やったか、STAP細胞の関連の番組にもご出演されていて
(と言っても上先生の顔写真のパネルだけやったけど)
テレビのスクリーンに向かって、頑張ってはりますねぇと話し
かけておりました(笑)。

ikagaku

上先生は僕と前川先生の訪問をとても喜んで下さり、灘校卒の
岡﨑君(60回生)も交えて約 4時間も話をしてくださいました。

上先生には本当に感謝しています。

book1

昨日、上先生が上梓された本を送ってくださいました。

東洋経済新報社から出された『復興は現場から動き出す』です。

福島を含めた東北の復興ですが、行ったことがない人にはわから
ないと思うんです。進んでいる部分と進んでいない部分の差が大
きくて、政府の思惑が見え隠れする部分も大きくあります。

新聞社をはじめとするメディアも、震災以後、とても評価を下げ、
日本のメディアは真実を伝えないと、海外で報じられました。

結局のところ、僕は思うのです。

本気で動こうとする個人と、その個人どおしのネットワークこそ、
復興にとって重要なのではないかと。

前から言っているとおり、自分で動かないとエラそうに語る資格は
ないと思ってるので、今年も東北、特に福島には足を運びます。

東京に移り住んだ教え子たちもきっと手を貸してくれるはずです。

それと2310人もいるチームキムタツの先生方も、忙しい中、一緒に
動くよと言ってくれている先生方が多数おられます。

こういうネットワークを広げ、コーポラティズムとは無関係の教育、
本当に地元の子どもたちのニーズに合った教育を盛り上げていきたい。

そう思っています。

上先生の『復興は現場から動き出す』、よかったらお読みください。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
この数か月の疲れが出たのか、13時間も寝ました。
昼前に起床→少しだけ起きて→昼過ぎにまた寝て・・・
起きたら暗くなっていてびっくりしました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介