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kimutatsu / kimutatsu23748

kimutatsu

ほんま、マジで感謝しています

Posted on: 2011年2月23日(水) 21:26

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、凄くないですか。京都の大垣書店烏丸三条店さんで展開していただい
ているキムタツ堂書店の様子なんですけどね。担当の方の熱意がわかる。

先般、西山先生が送ってくれた大垣書店イオンモール京都店さんの写真です
けれども、改めて酒井社長が送ってくださいました。それがこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、ホンマにすげぇ!出版業界の方が見られたら、本当にびっくりされると思
うのですが、いかがでしょう?僕はバク転しそうなぐらいびっくりしました。

普通、書店の学参コーナーは「駿台文庫」とか「Z会」とか「河合出版」とか、出
版社別になっているところが多いですよね。

ある著者が書いた英語の勉強法が書かれた本(もちろん『ユメ勉』のことです
が)の最後に書かれた「お勧め参考書」に基づいて作られた書店の棚ってあま
り見たことがないように思うのですが・・・

だって書棚の数とかスペースって限られてますから、伊達や酔狂で「キムタツ
フェアやります」なんて言ってられないはずなのです。

しかもこの棚、出版関係者以外はあんまり意識したことないと思うけど、なんと
キムタツ堂書店の棚が2本ありますよね。1本の半分でも凄いのに、2本??

棚2つ分、まるまる使ってくださってる。えーーー!考えられない!(涙)

毎日ものすごい数の本が書店さんには届けられるわけで、それらも置かないと
いけない。つまり本を書店さんに置いて頂けるだけでも凄いことなのです。

ありがたいですねぇ、ホンマにマジで感謝しています。本当にありがたい。

大垣書店さん、ありがとうございます。心から感謝するとともに、これからも頑張
っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最初にリスニング本を出したとき、売れるなんて全く思ってなかったから、アルク
の嵯峨さんと「リュックに入れて1冊ずつ北海道から売りながら歩きましょうよ」と
言っていたのですよ。

今ではコーナーまで作って頂けて、本当に感無量です。だけど「リュックに入れ
て1冊ずつ売って歩きましょう」という初心だけは忘れずに、誰よりも腰を低くして
頑張っていこうと思っています。

よし、頑張るで。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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君子必慎其独也

Posted on: 2011年2月23日(水) 18:00

 

 

 

 

 

 

私なんかは生徒たちが可愛いので、甘やかすのではなく鍛えてやろうとして
都会の坊ちゃんたちには少々厳しいかなと思うことも言うのですね。

奈良の田舎で育った私は、授業中にシンナーを吸っている級友(この場合の
級友は、けして友達という意味ではなく、話しはしないがまぁまぁクラスメート
という程度の付き合い)の姿に慣れていたので、神戸に来てから「おぉ!なん
と上品な生徒たちなんだろ」とびっくりしたものです。

これは決して灘の生徒たちに限ったことではなく、総じて都会の進学校の生徒
たちというのは、概ね上品なお子たちが多いような気がします。

この場合の上品というのは、生真面目という意味ではない。言いたいことは
きっぱりと言うが、相手を見て「こりゃ言えんな」と思ったら引く。その引く際の
判断がスマート兼クレバーなのである。

逆に「こいつは言える」と思ったら、攻める、いじる、変にいらう。攻め、良ぉし!
いじるのもいらうのも良ぉし!楽しんで学生生活を送りたまえ。

言うまでもなく双方ともに楽しんでいる場合はまったく問題ない。問題はやな、
片方が強くて片方が劇的に弱い場合であろう。

その場合は「嫌がってるのに続けた」ことがあれば、場合によってはイジメ認
定となり、指導することになる。弱い奴をいじめる奴は許さん。
 

 

 

 

 

 

 

ところがあまり度が過ぎると最近ではすぐにイジメ認定されてしまうことまで
彼らは知っているものだから、ネットを利用することになったりする。

ネットは匿名で書けるので、陰に隠れている気持ちになるのであろうな。

ところが書き込んだ相手が大幅に傷ついた場合、例えば私が名指しの批判を
見て大いに傷つき、仕事に出ていけないような事態になった場合、当然のこと
ながら、それを書いた人は「陰に隠れて」いられなくなる。

私の場合、自分の弁護士に連絡を取り、サイトの名前とURLを伝えたうえで
然るべき措置を断固としてとってもらうことになるだろう。

ところが子どもの場合、大人がちゃんとネットの使い方や、実は陰に隠れてい
るわけでもなんでもないんやでということを教えてやらないと、てっきり完全な
匿名だと思い込んで友達を傷つけ続けることになりかねん。

ネットってのは怖い。警察の方々と話す機会も多いのだが、新聞に登場して
いる以上に、軽い気持ちで書き込みをした結果、匿名が匿名ではなかったこ
とを知ることになった人たちがたくさんいらっしゃるとのこと。

子どもたちよ、否、大人も含め、ツマランことはやめよう。面と向かって言おう。
でないと何の解決にもならぬ。何も前進しない。

本来ネットは非常に便利なツールで、例えば英語でも無料でかなりのレベル
まで勉強することができるのです。

ところが上に書いた理由で、学校によってはネットを禁止しているところもある
と聞きます。非常に残念なことです。

人間ってのは悲しい。ひとりひとりはみな優しいのに、集団になったり陰に隠
れたりすると、急に獣になったりする。

戦うなら卑怯なことはしないで、顔と名前を出して戦おうよ。それならまったく
問題ない。それなら問題も解決に向かう可能性が高い。

わかり合えないことも多いけど、それでも結構わかり合えるもんよ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

ちょっとご連絡を

Posted on: 2011年2月22日(火) 21:48

 

 

 

 

 

 

先般行った、そして3月2日に行いますひとり勉強会ですが、ほとんど思い
付きで立ち上げたのに、けっこう反響があってびっくりしています。

で、大変申し訳ないのですが・・・

忙しくて時間がないのでセミナーには行けないから、資料だけ貰えないか?
というメールが極めてたくさん届いておりまして。

ところがブログでもチームキムタツメーリングリストにも書かせて頂きました
とおり、使った問題集や参考書(以後、学参)の評価をしてありますのや。

大阪のはアルク、ベネッセ、啓林館、ピアソン桐原さんがいらっしゃったので
例えばピアソン桐原さんの前でNextStageの良くない点を述べさせて頂きま
した。それに対してピアソンさんからも「参考になった」と意見を頂いた。

ところが資料だけが独り歩きしてしまうと、誤解されかねない。

書評だけをご覧になって、悪口だらけのネット掲示板みたいに受けとめられた
らやはり悲しいし、僕の本にしても安河内さんのにしても他の著者さんにして
も、どんな本にも著者の魂が込められております。

目の前で「ここをこうしたほうがいいのではないか」と述べるのは文字通り「批
評」と呼べますし、名前を出して述べるのは問題ないのですが、資料だけだと
僕の名前も顔も出ていないので、やはり本に対しても著者さんに対しても、極
めて失礼にあたります。それではamazonの無責任な書評と同じになる。

無論、本を糞味噌にけなすような、変な書き方はしていないのですが。

なので本当に申し訳ないのですが、資料だけというのはお断りしておりますの
でご了承いただければ幸いに存じます。

今後はセミナーで必ずその資料を配布したいと思っていますので、お忙しいと
は思いますが、拙セミナーにご参加下さい。よろしくお願いいたします。

ご期待、ご希望に沿えず、申し訳ありません。意をお汲み取りください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

本を置いて下さってありがとうございます

Posted on: 2011年2月22日(火) 14:28

 

 

 

 

 

 

 

 

京都駅前の大垣書店イオンモール店さんの様子です。西山先生からメー
ルを頂戴しました。「凄く目立ってます」とのこと。

大垣書店の学参担当の方、感謝しています。

 

 

 

 

 

 

こちらは西宮ガーデンズ内のブックファーストさん。数日前に行ってきて、
担当の方にご挨拶してきました。買ったのは国語の問題集やけど。

書店さんに行くたびに、頭を下げています。なんだか申し訳ない気持ちと
ありがたい気持ちが交錯して、なんともいえない気持ちになります。

アルクの佐藤さんから報告があり、セブンネットショッピングさんで開催さ
れていた、「キムタツのお勧め参考書フェア」も無事終了。

2ヶ月間で275冊の本が売れたそうです。ありがとうございます。

ちなみに2カ月で1番売れたのが『Forest』で、2番が『NextStage』だった
とのこと。ピアソン桐原さん、おめでとうございます。よかったですね。

僕も推薦した甲斐があったというものです。羽田さん、よかったねぇ。

というわけで、書店の皆さん、取次ぎの皆さん、いつも感謝しています。
本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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ひとり勉強会、大成功の巻

Posted on: 2011年2月21日(月) 22:09

  

 

 

 

 

 

先日、ひとり勉強会という名前の、だけど全くひとりではない勉強会を立ち
あげて、たくさんの方々が出席されました。感謝しております。

中1~中3で生徒たちに与えた問題集や参考書、あるいはテストをすべて
ご紹介して、それぞれの評価をし、どういうことをしたから成功したとか、逆
にこういう部分では失敗したとか、そういう話をしました。

例えば中学の文法は『実力練成テキスト』と『アイワーク』と『シリウス』とを
3冊併用しましたが、その理由と効果について説明したりしました。

またどうして『NextStage』を中2秋で使い始めたのか、『DualScope』など
の文法参考書はどう使ったのか、どういう基準で問題集を採用したのか等、
説明して、先生方からの質問が相次ぎました。

それからこの3年間、中だるみもなく、まずまず成功したなと思っているので
すけれども、それは『ユメタン』とGTECをうまく使えたからだと思っています。

この2つがあったからこそ、中高一貫校特有の中だるみがなかったのでは
ないかと。今までの教え子にあったそれが、今の中3生にはほとんどない。

ではどうすれば単語力を身につけられるのか、GTECをどう使ったのか等、
先生方に説明させていただきました。

関西だけでなく、広島や九州、千葉、埼玉、福島などからもおいでいただき
まして、大賑わいでした。いや、本当にいい会になってよかった。

 

 

 

 

 

 

 
さらにそういう話を今週末は鹿児島でしてこようと思っています。中高一貫
の学校の先生方が集まられるそうで、楽しみにしています。

他府県からの参加もあるようですし、公立の先生も一部参加するとか何と
か・・・それってイマキチ先生じゃないの?

ちなみにTK関東支部幹事である駒場東邦高の佐藤先生から連絡があり、
関西でやった「ひとり勉強会」を東京でもやってほしいと。

ということで、3月2日に東京に行きます。3日はゴロゴ板野先生と対談が
あるので、前日に東京入りして関東の先生方にお会いしてきます。

参加される先生方、よろしくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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土日は練習試合でした

Posted on: 2011年2月21日(月) 19:42

 

 

 

 

 

 

週末は六甲中学および帝塚山中学との練習試合でした。4試合で3勝1敗。
ただし勝ち負けはともかくとして、帝塚山中との1戦ではバント処理にもたつ
いてしまって、逆転されてしまったのが反省点です。

フライでアウトになるのとゴロでアウトになるのとは全く異なります。

フライってのはキャッチして終わりです。ゴロはしゃがんでキャッチし、それを
どこかの塁に正確に投げ、さらにそれをキャッチしなければアウトを貰えない。

つまりフライは1つの動作でアウトを貰えるのに、ゴロは3つの動作がすべて
正確に行われてはじめて1つのアウトが貰えるのです。

だから特に軟式野球では(硬球に比べてゴムは弾む)ゴロを打てと指導して
守っているほうはゴロの捕球練習を繰り返します。

 

 

 

 

 

 

今回は幸い、練習試合でバント処理の不手際が目立ちましたので、大会まで
にそこのところを強化する練習をすることですね。

ちなみに六甲中学とは、同じ神戸市の私学同士ということもあり、しょっちゅう
練習試合を行うのですが、帝塚山中学とは初めてでした。

顧問の山口先生とは授業力向上セミナーでお会いし、帝塚山では『ユメタン』も
使ってくださっているのです。

大阪のセミナーでお会いしたときに、いちど練習試合をやりましょうということに
なりました。おそらく今後は定期戦になるでしょう。

僕は英語の教員ではあるけど、やはりその前に学校の先生でありたい。だから
勉強だけでなく、部活動をも通じていろんなことを生徒たちに教え続けていきた
いと思っているのです。

来週土曜日からいよいよ大会が始まります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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三重中学校の生徒たち、ありがとう!

Posted on: 2011年2月18日(金) 13:11

 

 

 

 

 

 
14日に三重中・高等学校で授業見学と講演をさせていただいたのは書いた
とおりですが、田中先生から写真と生徒たちの手紙が届きました。

田中先生、本当にありがとう!

中1生徒たちからのメッセージはハートに響きました。一部抜粋するとこんな
メッセージが直筆で書かれていました。

*********************

● 今日は貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。
  努力することの意味を深く理解することができました。
  これからも『ユメタン』をしっかり覚えていきます。

● 木村先生のお話は本当に面白くて「やるぞ!」という気に凄く
  なりました。英語に対する考えが変わりました。私たちはまだ
  今からでも基礎を徹底して、あきらめずにやっていきます。
  そして目標を持ち、それに向かって頑張ります。
  またお会いしたいなぁと心から思いました。ありがとうございました。

● 僕は『ユメタン』をやるまで英語が苦手で、この先やっていけるかなぁ
  と不安に思っていたけど、『ユメタン』をやってから単語が早く正確に
  覚えられるようになり、そして英語が好きになりました。
  今日の話は心に響きました。ありがとうございました。

● お忙しい中、講演をしに来てくださりありがとうございました。
  本番で強くなるためには中1~中3の基礎を完璧にすれば
  いいとわかり、英語だけでなく全教科の基礎を大事にして
  頑張っていこうと決意しました。ありがとうございました。

● 先生のお話を聞いて、英語をもっと頑張ろうと思いました。
  『ユメタン』③までマスターできるようになりたいです。
  またお話を聞かせてください。講演は面白くて楽しくて
  あっという間でした。英語の勉強がさらに好きになりそうです。

● 私は先生の話を聞いている間、ずっと驚きの連続でした。
  こんなに夢中になって講演を聞いたのは初めてでした。
  先生の今までの人生の話を聞いて、ほぼあきらめかけていた
  将来の夢をもう一度目指してみようと思いました。
  この講演を聞かせてもらって、本当によかったと思っています。

************************

 

 

 

 

 

 

生徒たちからのメッセージカードをこのように小冊子に綴じてくださって送って
くださいました。すごく嬉しかった。1枚ずつ読ませていただきました。

講演の後の事後指導がしっかりされていることにも感動しました。田中先生
のご配慮、教育熱心さ、生徒を思うお気持ちには頭が下がります。

田中先生、本当にありがとう。こうやって人と人はつながっていくんですね。

三重の中学1年生たち、君たちの人生はまだまだ始まったばかりなのです。
今からなら何にでもなれます。でもそのためには努力が必要です。

周囲の方々はきっと応援してくださるはず。自分の能力、可能性を信じて努
力を楽しみましょう。絶対に花開くと信じて、日々生きることです。

「世の中そんなに甘くないよ」なんてのは、疲れた大人の戯言なのです。

決して疲れず、他人の悪口や陰口を叩くことなく、愚痴をこぼさないで、前を
まっすぐに見据えて努力することで道は開けます。

また遊びに行きますね。メッセージ、ありがとうございました。感謝しています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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和歌山&三重中・高に行ってきた

Posted on: 2011年2月15日(火) 20:49

 

 

 

 

 

 

高校入試が終わり、合格発表の日に近大和歌山の三原先生が、和歌山で
懇親会をしようというので、行ってきました。車ですっ飛ばしてきました。

単に飲んでるだけではツマラナイので、最終的にはどうやって英語教育を行
うのかという議題でディスカッションを行ったりもしまして。

飲みすぎて倒れた人も若干名いたみたいやけど、楽しく過ごしました。

翌日は三重へとロングドライブ。約270キロかけて、第2京阪→京滋バイパ
ス→名神→新名神→伊勢自動車道をとおって牛肉で有名な松阪へ。

着いた日はしゃぶしゃぶをいただいて、のんびりしました。

14日は灘校が入試の代休でお休みだったので、三重中学校・高等学校へ
行って、東京のセミナーに参加されたり灘に授業見学にいらっしゃったりして、
すっかりチームキムタツのコアメンバーになっておられる田中先生の授業を
拝見させていただきました。

以前、彼女とメールをしていたときにお願いすると、それなら中1生徒たちに
講演をしてもらえませんかということだったので、もちろんOKしたのです。

 
 
 

 

 

 

 

 

授業は本当良かったなぁ。特に動詞の不規則変化を覚えさせるのに、普通
は教科書の後ろにある一覧表なんかを使うと思うんですね。

彼女は『ユメタンゼロ』のCDを極めて上手く使っておられて、あぁこれは次に
僕が中1を持ったら絶対に盗ませてもらおうと思いながら見ていました。

CDはこのように流れます。
「~をとる (短いポーズ) take   took   taken」「~を書く(短いポーズ)write
wrote   written」っていう感じです。

この短いポーズの間に生徒たちは大きい声でCDより早くtake-took-taken
と叫ぶ。つまり「~をとる」を聞いたらtakeだなと判断し、その瞬間に活用まで
発声させていらっしゃったというわけです。

こうすれば意味も単語も活用も全部覚えられますよね。頭いいなぁ。クイック
レスポンスこそ単語学習の命です。中1から鍛えられてる田中先生の生徒た
ちはきっと単語の達人になることだろう。

 
 

 

 

 

 

 

 
授業の後、三重中・高のホールに移って50分間の講演を行いましたけれど
も、例によってというか何というか、爆笑につぐ爆笑で、気分良く話をすること
ができました。生徒諸君、ありがとう。

非常に聞く姿勢が良くて、とっても話しやすかったです。

講演って話者と聴衆が一体にならないと成功しないよね。聴衆が笑うべきと
ころで適切に笑ってくれるから、リラックスしたいい講演になるのだ。

中1が相手ということで、堅い話は抜きにして、どうやって勉強すれば成績が
最終的に伸びるかということと、メンタル面でどういう心持ちでいなければなら
ないのかという話をさせていただきました。

田中先生をはじめ、たくさんの先生方、本当にお世話になりました。ありがと
うございました。楽しかった。また遊びに行ってもいいですか。行きますね。

終わってから控え室として使わせていただいていた校長室に多くの生徒たち
が『ユメタン』片手に集まってきて、サインをひとりずつさせていただきました。

帰りは豪雪の中でのドライブになって怖かったですが、いい気分で帰ることが
できました。ありがとうございました。

授業見学をさせていただいた上に講演までさせていただいて、感無量です。
和歌山でも三重でもいい出逢いがありました。皆さんに感謝しております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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Looking back on these three years

Posted on: 2011年2月12日(土) 0:48

 

 

 

 

 

 

 
以前こちらにも書いたのですが、17日に「ひとり勉強会」をやろうと思いまし
てね。結果的に「ひとり」ではなくなってしもたけど。

その日なのですが・・・

佐賀県立鹿島高から2名、大分県立佐伯鶴城高から2名、ラ・サール中・高
から2名、流通経済大付高から1名、福島県立川俣高から1名、埼玉の栄東
高から1名と、たくさんの先生方が灘まで授業を見学にいらっしゃる。

終わってから飲みに行くなら、中学3年がもうすぐ終わることでもあるし、この
3年間を振り返って反省する意味も込めて、勉強会をしようかなと。

内容は、木村がこの中学3年間に使った全ての教材を一覧にし、どの教材を
どの時期にどのように使用したかを紹介します。

こう使ったから成功したという話だけでなく、こう使えば成功したのにという話
も含め、さらにこの先にどのような教材を採用するのかも言及しようかなと。

 

 

 

 

 

 

 
チームキムタツのMLを使って募集をかけて、昨日締め切ったのですけれども、
先生方が41名。上記の千葉や福島の先生方もかなり遠いが、神奈川、広島
や博多、徳島からもいらっしゃいます。

業者の方々はベネッセ・アルク、啓林館、ピアソン桐原の方々が参加される
のですが、僕の勉強会は教員も業者も横並びだし、飲み会は手持ちです。

業者は教員にぺこぺこしてはならぬ。教員は業者にえらそうにしてはならぬ。
教育を支えるという意味では、どちらも重要だ。どちらがエライわけでもない。

誰も集まらなかったらひとりで飲みながら3年間を振り返ろうと思ってたので
「ひとり勉強会」っていう名前をつけたら、ひとりどころか50人も集まった。

お顔を知らない先生もいらっしゃるけど、無礼講で質問随時受付形式で行お
うと思っているのです。2月17日、場所は金蘭会高校をお借りしています。

金蘭会さん、いつもありがとうございます。校長先生、教頭先生、また一緒
に飲みにいきましょうね。

それから集まられる先生と業者の皆さん、持参物は質問事項とヤル気です。
決して受け身の受講ではなく、必ず質問を持ってきてください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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1月に読んだ本をご紹介

Posted on: 2011年2月11日(金) 17:39

 

 

 

 

 

 

そういえば1月末に今年初の練習試合を行ったのですが、1-0で勝ちまし
た。相手は桜ヶ丘中学校。結構強い中学なので、自信にはなります。

1-0の試合は観てるほうには面白くないでしょうが、やっているほうからす
ればドキドキしながら、したがって試合後は達成感でいっぱいになる。

 

 

 

 

 

 

ピッチャーがちゃんと投げて、攻撃にまわったときはランナーをできるだけサ
ードに置くことを意識することです。

軟式のボールは飛ばないので、守備も大事です。

19日は六甲中学と、20日は帝塚山中学と練習試合。そして26日からいよ
いよ大会が始まります。1回戦は御影中学とです。1試合ずつ頑張ります。

 

 

 

 

 

 

ところで1月に読んだ本のリストアップがまだではないかというメールを頂戴
しました。そうなのですが、なにせ毎日書くことがたくさんあって。

では2011年1月に僕が読んだ本を書いていきます。

 1.『人間失格』 太宰治 新潮文庫
  なんで今年の1冊目がこの本だったのかというと、久々に読みたくなった
  こともあるけど、他の理由がある。年末の最後の本が白石一文の本だっ
  たが、それが「現代の『人間失格』!」と帯に書いてあったのよ。

 2.『大人のための残酷童話』 倉橋由美子 新潮文庫
  面白かったけど、読後感はあまり良くなかったなぁ。

 3.『静かな木』 藤沢周平 新潮文庫
  時代小説を読もうと思っていたら、ある人に「それなら藤沢周平ですよ」
  と言われたので読みました。次は長編を読みたい。

 4.『英語の質問箱』 里中哲彦 中公新書
  こういう英語の基本的な質問がつまった本はたくさんあって、たまに読み
  返したりすると面白いし、思わぬ気付きがある。お勧め。

 5.『レインツリーの国』 有川浩 新潮文庫
  有川さんの本は初めてで、書店さんのレジの横のワゴンに積んであった
  のを、中身を読まずに買ったけど、すっごく良かった。耳が不自由な人に
  も3パターンあるということも勉強になった。お勧め。

 6.『生き上手 死に上手』 遠藤周作 文春文庫
 7.『死について考える』 遠藤周作 光文社文庫
  内容的にはほとんど同じなので、どちらかを読めば遠藤先生の死生観
  が手に取るようにわかるだろう。

 8.『何処へ』 正宗白鳥 講談社文芸文庫
  遠藤周作先生が正宗白鳥を『死について考える』の中で絶賛されていた
  ので、再読してみた。難しい。舞台が日露戦争前後やから、時代背景を
  よく知らないと理解できない箇所もある。

 9.『ルポ貧困大国アメリカ』 堤未果 岩波新書
10.『ルポ貧困大国アメリカⅡ』 堤未果 岩波新書
  生徒たちに今月推薦したのはこの本。アメリカがいかに生き難い社会か
  がよくわかる。医療に関しては世界ランキング下位のアメリカ社会では
  いかに健康に気をつけねばならないかがわかる。それと学資ローンと軍
  との関係。普通の大学生がどんどんイランやアフガンに送られている現
  状は怖ろしい。僕は今は手放しで「アメリカの大学に行きたい」と言う生徒
  にアメリカを勧めることはできない。盲腸の手術に250万/1日もかかっ
  てしまい、国民健康保険がないアメリカでは、日本の生活ができない。

11.『わたしが・棄てた・女』 遠藤周作 講談社文庫
  恋をした女は哀しい。お勧め。

12.『輝く夜』 百田尚樹 講談社文庫
  百田さんと言えばデビュー作の『永遠のゼロ』が大ベストセラーになって
  12月にここでも紹介したんやけど、この本もいいよ。5編の泣ける恋話。
  この人、本当に上手い。場面設定が半端なく上手い。お勧め。

13.『思い出トランプ』 向田邦子 新潮文庫
  直木賞受賞作「花の名前」を含む短編集。向田さんの文章もいいよなぁ。
  でも「かわうそ」がいいんよなぁ。普通は短編集でも結構完結するんやけ
  どね、向田さんのは「ここで終わるの?」な感じがいい。お勧め。

14.『鉄道員(ぽっぽや)』 浅田次郎 集英社文庫
  何冊目の『鉄道員』やろうか。誰かにやったり、どこかに忘れてきたりした
  せいで、手元になかったのでまた1冊買って読み返してみた。僕はこの短
  篇集の中では「角筈にて」が一番好きです。お勧め。

15.『見知らぬ妻へ』 浅田次郎 光文社文庫
  これも短篇集なのですが、「見知らぬ妻へ」は上に挙げた『鉄道員』の中
  に収録されている「ラブ・レター」と設定がほとんど同じ。あれ~浅田先生、
  それはないでと思ったら、それ以外の短篇がまた心にぐっと迫ってくる。
  「スターダスト・レビュー」、「かくれんぼ」、「踊子」など、笑いとペーソスと
  が同居した人間模様をここまでビビッドに書ける浅田先生は天才やなぁと
  思う。お勧めです。

というわけで、1月は15冊でした。2日に1冊か、んー読むのが遅いなぁ。

と言いつつ、実は2月はなかなか忙しくてまだ数冊しか読んでへんのやけど、
またこんなふうにリストアップします。読んだら感想を聞かせてほしい。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介